【ワシントン=杉本康士】トランプ米大統領が野党・民主党に対する「共産主義」批判を強めている。民主党では家賃の値上げ統制などを掲げる民主社会主義者が勢力を伸ばしており、これを捉えて「米国は共産主義国家になってはならない」と訴える。対イラン軍事作戦に伴うガソリン価格の高騰などもあり、11月の中間選挙は与党・共和党の苦戦が予想される。冷戦時代の「共産主義への恐怖」を呼び覚まして形勢逆転に結び付けたい考えだが、成算を疑問視する声もある。
「赤狩り」議員の首席顧問から薫陶
トランプ氏が演説で、ヤジを飛ばされるのは日常茶飯事だ。27日に中西部ミシガン州で演説を行った際も聴衆が騒ぎ立てると、トランプ氏はこう断じた。