栃木 上三川町強盗殺人事件 “リクルーター役”高校生を起訴
上三川町の住宅で親子3人が死傷した強盗殺人事件で、実行役を集める「リクルーター役」で関わったとして、宇都宮地方検察庁は、18歳の男子高校生を職業安定法違反の罪で起訴しました。
ことし5月14日、上三川町の住宅で親子3人が強盗に襲われ死傷した事件では、▽強盗殺人などの疑いで逮捕された実行役とみられる16歳の男子高校生ら4人と、▽実行役を集める「リクルーター役」だった相模原市の18歳の男子高校生が先月、家庭裁判所へ送られました。
宇都宮地方検察庁は、家庭裁判所から送り返された18歳の高校生について、事件の前日に、実行役だった4人のうちの川崎市の元高校生を、犯罪の実行役の業務をさせると知りながら、別の相模原市の高校生に紹介した職業安定法違反の罪で起訴しました。
検察は認否を明らかにしていませんが、これまでの警察の調べに対し「頼まれて誘ったが、具体的に何をするのかまでは知らなかった」などと供述していたということです。
一方、捜査関係者への取材で、この高校生が「紹介を依頼してきた相模原市の高校生から、数十万円の報酬を約束されていた」と供述していたことが新たに分かりました。
18歳の高校生は、今後、刑事裁判を受けることになります。
この事件では、現場の指示役とみられる20代の夫婦が強盗殺人などの罪で起訴されたほか、夫婦に計画を持ちかけ、事件を主導して海外に逃亡しているとみられる益田和彦容疑者(48)が国際手配されていて、警察当局が行方を捜査しています。