- 1二次元好きの匿名さん26/07/14(火) 20:16:17
タイトル全文「親友の人生は親友のものだから命以外は介入しないと決めた結果、毎回命だけは全力で救うことになりました~目を離すたびに親友が死にかけます~」
悟「ふんふん、転生ね~。まあそういうこともあるか。5歳まで記憶なかったとはいえ順調に神童してるね。さすが僕!慶〇幼稚舎に名前だけ置いてあって、普段は自分の部屋で株売ったり、世界中の論文読んだり、あらゆる英才教育の即時マスター、株式投資・暗号資産のトレードで巨額の利益もあり……う~ん生きるのつまんなさそう!」
悟「さーて、傑いるかな~、じいや~!夏油傑って名前の人間を探して。外見は多分こんな感じ(※超絶うまい似顔絵)に育ちそうなの。いや、でも人間じゃない可能性もあるな……とりあえず人間で夏油傑がいたら僕に教えて。スグルとか名前だけでも引っかかったらかたっぱし情報あつめて」
~一年後・悟小学校入学~
じいや「集めました。少々、ご報告しづらい内容でございます」
悟「何?言って」
じいや「養育環境に問題がある可能性がございます」
悟「具体的に何」
じいや「ネグレクトが疑われます」
悟「……は?」
※転生
※夏油は記憶なし
※ギャグのつもりです - 2二次元好きの匿名さん26/07/14(火) 20:19:09
そりゃあは?になるわな
- 3二次元好きの匿名さん26/07/14(火) 20:33:30
前世の因果で今世がヤバいってか?
- 4二次元好きの匿名さん26/07/14(火) 20:36:58
悟「……東北。……は?母親は水商売なの?しかもこの記録だけで何店舗移動してんの。で?父親は失踪……子育てどうなって……金だけ置いて男の家に行って帰ってこない……?」
じいや「左様にございます。お母上は周囲に『コブつきじゃ客が取れない』『迷惑かけないでよ』と言い含めておられるようで……食事もろくに与えられておらず、電気が止まることもしばしば。学校では、母親が同級生の父親と不倫関係にあることから、既にいじめの標的になっていると」
悟「……じいや」
じいや「はい」
悟「傑の人生は傑のものだ」
じいや「はい、そうですね」
悟「僕の前世の後悔で、アイツの人生を書き換える権利はないんだ」
じいや「……はい」
悟「だから、命にかかわること以外は絶対に干渉しない。会うこともしない、って……決めてたんだ」
じいや「……、はい」
悟「この写真……服、ボロボロだ。怪我もしてる。細い。細すぎる」
じいや「……普通の児童より、発育は遅れています」
悟「……これ、今年のぶんだけ?」
じいや「はい」
悟「……アイツ、何でそんな目にあってんの。前世で大量殺人したから?なら僕もやってるわバーカ!!!」
じいや「坊ちゃま、お沙汰を」
悟「……やらないわけねぇだろバカ!!!!これ完全にもう命にかかわってんだろ!!熱あっても放置って何!?数日間メシなしって何!?放置したら死ぬわ!!」
じいや「ええ、差し出がましいことながら、既に見張りを置き、支援はしております」
悟「ナイス!じいや。今すぐ動くよ。僕が直接行くと目立つから、裏から完璧に固めて」 - 5二次元好きの匿名さん26/07/14(火) 20:40:09
有能だろじいや ありがとう!
- 6二次元好きの匿名さん26/07/14(火) 20:41:01
前世の話普通にしてるけどじいやも前からの付き合いなのだろうか
- 7二次元好きの匿名さん26/07/14(火) 20:59:20
絵がうめえ!!
wktk - 8二次元好きの匿名さん26/07/14(火) 20:59:53
ガキA「やーい、ドロボー!」
ガキB「かーちゃんがドロボーだから、オマエもドロボーなんだろ」
傑「ちがうよ、私はなにもぬすまないよ」
ガキA「キューショクヒはらってないのにキューショクいっぱい食べる!ドロボーだ!」
傑「それは……おなかがすいて、たおれたら、めいわくがかかるからだ」
ガキB「いいわけだ!いいわけする子はわるい子だ!」ドカッ
傑「……」
先生「こら、やめろ。暴力すんな」
ガキB「はーい。いこうぜ!」
ガキA「つまんねーの!」
先生「……はあ。オマエもさ、お母さんに言ってよ。給食費払ってくれないと困るって。あとさ、臭いから風呂入んな?」
傑「……はい」
傑「ただいま……あれ、メモ?」
母からのメモ『迷惑かけないでよ。勝手に何か食べて』
傑「……千円。……これおわったら、かたづけ、して……そしたら、おふろ……みんなにメーワクがかかるから」
傑「……お湯……でない、おみずで、いいか……」ゴシゴシ
傑「お母さんに、メーワクをかけたら……また、おこられる」
傑「がまんすれば、だいじょうぶ……」
ガチャガチャ バタン
傑「!な、なに……?お母さん?」
悟の手配した警察「——傑くん!傑くん、いますか?!」
傑「え……?だ、だれ?ドロボー?」
悟の手配した警察「熱がすごい……すぐに救急車を!」
悟の手配した弁護士「ネグレクトの証拠、写真に収めました。速やかに保護命令を申請します」 - 9二次元好きの匿名さん26/07/14(火) 21:04:03
このスピード感よ
先生呑気すぎぃ! - 10二次元好きの匿名さん26/07/14(火) 21:05:47
中継で見ていた悟「……あの担任、何??給食費払えてないガキに『臭いから風呂入れ』??正気かよバカかよ!!?教育者以前に人間として終わってんだろ!!同じ教師だと思いたくね~~わ!!僕もう教師じゃなかった!ワハハ!!」
じいや「悟様、お鎮まりください。担任にも事情がございました。保護者からの圧力が強く……」
悟「鎮まれるか!!つーか知るか教師だろ!じいや、今すぐあの学校全員調べ上げて。担任は匿名で教育委員会に過去の暴言と怠慢を全部告発して即刻クビ。ガキ一人守れないなら教師なんか辞めちまえ!あと!あのイジメっ子ガキどもとその親もだ!不倫は確かに悪いよ。でもいじめはもっと悪い!しかも傑原因じゃないじゃん!いじめの事実の証拠全部そろえて合法的に終わらせろ!!」
じいや「はっ。すでに手配を進めております。加害者の親の勤務先へは、本日付で監査が入るよう裏から手を回してございます」
悟「ナイス!じいや!!容赦すんなよ、二度とアイツの視界に立ち入れないレベルで破滅させろ!!」
じいや「心得ましてにございます」
悟「……あ〜あ。……本当に、目ぇ離すとこれだもんなぁ……」
じいや「じいやも調査に一年かかりました。夏油という名字ではなかったこと、東北の田舎であり調査が遅れたこと、そして悟様のお耳に上げるか悩んでいたこと、すべてじいやの不徳です」
悟「いーよ、僕一人じゃ東北のドのつく田舎を調べるのは無理だ。オマエの判断は信用してる。前世からね。児相の手続きも、移送先の施設も、僕の息がかかった一番環境の良いところにして。……アイツが『自分は大切にされていいんだ』って思える場所に置くんだ」
じいや「畏まりました。悟様の『あしながおじさんファンド』より、最高の環境を準備させます」
悟「……さーてと。これで終わり」
じいや「……」
悟「もう二度とあんな目に遭うこともない。いい施設……あるいはいい家庭かな?そこでさ、優しい大人に囲まれて、普通の幸せ掴んでくれよな。……僕の仕事は、マジでこれで終わりだから」 - 11二次元好きの匿名さん26/07/14(火) 21:07:48
ですが……なんと……まさかの……!?
- 12二次元好きの匿名さん26/07/14(火) 21:07:52
スゲェ…徹底的に叩き潰すやんw
- 13二次元好きの匿名さん26/07/14(火) 21:38:05
実際足が長いあしながおじさん!
- 14二次元好きの匿名さん26/07/14(火) 21:39:07
紫のバラの人も似合う
- 15二次元好きの匿名さん26/07/14(火) 21:47:05
足長おじさん(現在小学生)
- 16二次元好きの匿名さん26/07/14(火) 23:20:24
じいやの黙り具合が不穏…
- 17二次元好きの匿名さん26/07/15(水) 08:11:26
保守
- 18二次元好きの匿名さん26/07/15(水) 12:40:51
夏油は前世のこと覚えてないのか
良いのか悪いのか… - 19二次元好きの匿名さん26/07/15(水) 20:26:05
※傑が「夏油」になったので表記が悟→五条、傑→夏油になります
五条「えー!!傑、夏油になったの!?じいやの手配?偶然?ねえどっち!?」
じいや「偶然にございます、悟様。施設から引き取りを希望された東京の一般家庭のご夫婦が、奇しくも『夏油』という姓でございました」
五条「マジで!?写真見せて!」
じいや「こちらに」
五条「うわーーー!!傑の前世の両親に似てる!ねえ見て見てじいや、前世の傑の両親にそっくりじゃない?!」
じいや「ええ、もしかしたらこちらも生まれ変わりというものやもしれませんな」
五条「……ねぇ、前世でさぁ、傑がね、休みの時、硝子と七海と灰原と僕をさ、実家に招いてくれてさあ、お母さんにごはんたべさせてもらって、そんで写真撮ってもらったんだよ」
じいや「坊ちゃまはいつもそのことを語ってらっしゃいましたな。ご母堂からよくお米やお野菜が届いていたのだとも仰っておりましたね」
五条「うん!お父さんはあんまり喋らなかったけど優しそうでさぁ……。だから、あの人たちを手にかけることになった前世が、こうして取り戻されて……ううっ、よかった、本当によかった~~!!」
じいや「そうですな、幸せな人生になってほしいですなあ」
五条「安全な東京で、前世みたいな優しい両親で、呪霊もいない!勝ち確じゃん!僕の裏工作もこれで完全にお役御免だね!」 - 20二次元好きの匿名さん26/07/15(水) 20:28:52
~数か月後~
五条「……じいや」
じいや「はい、坊ちゃま」
五条「これ、何」
じいや「夏油ご夫妻は共働きですので、傑様が進んで家事を手伝っておられるようです。学校での成績は常に学年トップ。児童会長も務め、反抗期など微塵もなく、ご両親が欲しい物を尋ねても『ありません』と答えるそうです。周囲の大人たちは口を揃えて『本当にできたお子さんだ』と絶賛しております、が……」
五条「できた子ぉ?は?違うだろ」
じいや「……」
五条「……コイツ前世の記憶ないんだもんね。確かめたもんね。あのさ、記憶なしのガキってもっとガキだよね?」
じいや「平均的に言えば、そうでしょうな」
五条「欲しいものを一度もねだったことがない。家事全部。成績トップ……あー、わかった、わかったよじいや」
じいや「はい、何でしょう」
五条「『拾ってもらったんだから』って意識が強すぎるんだよ!だから嫌われないように、捨てられないように、完璧な『理想の息子』を演じてる!家事全部やって!成績トップで!欲しいもの一切言わない!10歳ちょっとのガキがやっていい我慢の量じゃないだろ!!」
じいや「この年頃の子供であればもっといろいろとねだるものはありますからな。スマホも与えられてはおりますが、父母を心配させまいと最低限の連絡にしか使わない模様で」
五条「呪霊がいなくても、アイツの根っこはこれかよ……っ」
じいや「……坊ちゃま、いかがなさいますか」
五条「……バカ傑!もっと我が儘言えよ!ゲーム買ってって泣き叫べよ!……くそッ、でも、でも~~!!!」
じいや「……」
五条「命にかかわること以外は介入しない。これは本人の選択だから、介入できない!!あーーーーーー、うーーーーん!!」
じいや「一応、見張りは常にしております」
五条「もう安全だからな……!飯も食えてる、電気も点いてる、誰も殴ってこない……!だから、これでいいんだ……いいはずなんだよ……!」
じいや「では、介入はなさらない、と」
五条「しない。……ごめんね、傑。でも、両親と一緒なら、きっと大丈夫だから。僕がいなくても、オマエは幸せになれるんだ……」 - 21二次元好きの匿名さん26/07/15(水) 20:54:58
ううん…
心配ではあるが確かに命の危機ではないんだよな - 22二次元好きの匿名さん26/07/15(水) 21:08:02
確かに命の危機ではないがいつか無理しすぎで潰れそうだな…
- 23二次元好きの匿名さん26/07/15(水) 21:33:16
前親の迷惑かけるなって言葉もまだ残ってるのかもな…
- 24二次元好きの匿名さん26/07/15(水) 22:22:34
お前が!!自分で!!幸せにするんだーー!!
- 25二次元好きの匿名さん26/07/16(木) 06:46:22
この傑は心の底から笑えているか?
今傑に必要なのは『親友』だろ!!! - 26二次元好きの匿名さん26/07/16(木) 13:50:34
ほしゅ
- 27二次元好きの匿名さん26/07/16(木) 22:07:16
五条「じいや。会社作るよ」
じいや「会社……にございますか?」
五条「五条家とは切り離した、僕だけの会社。もう親の名前借りるの嫌なんだ。小学生の時も、傑を助けるために使ったのは親のコネだった。僕のお金だったけどね。でも、次に傑を助ける時は、全部僕の責任で動かしたい」
じいや「……承知いたしました」
五条「経営判断は全部僕がやる。でも契約書とか登記とか税金とか、そのへんはまだ未成年じゃ無理。だからそこは手伝って」
じいや「もちろんですとも」
五条「表向きの代表は、僕より経営が上手い人を雇お。僕は経営シロウトだからさ。僕はまだオーナーでいい。まだ、ね」
じいや「今はまだ、にございますか」
五条「うん。まだ、ね」
じいや「経営のお勉強をなさいますか。学問としては、すでに修めておられましょうに」
五条「実務はやったことないでしょ」 - 28二次元好きの匿名さん26/07/16(木) 22:08:36
~社交パーティ~
モブA「さすが五条家の神童……」
モブB「既に会社を持たれているとか」
家入「……うげ」
五条「あ」
家入「こっち来るなこっち来るな」
五条「硝子~、……覚えてる?」
家入「生まれ変わってまでオマエの顔見るとか前世の呪い?」
五条「そんなこと言うなって。僕はまあ、噂は聞いてるだろうけど、そっちは?」
家入「家がけっこうでかい病院なんだよね~……まあ現代医療に興味もあるからいいはいいんだけど、家の病院継ぐために今から英才教育とかさ、マジ勘弁してほしいんだけど」
五条「そっちも大変そうだねー」
家入「笑えないよ。もう『将来の結婚相手候補』とか言って、変な金持ちのガキ紹介されまくってヘドが出る。五条は?」
五条「僕?僕なんて五条家の直系だからさぁ、親戚のババアどもが写真の束持って毎日部屋に突撃してくるよ。ウザすぎて資産凍結してやろうかと思ってる。ワハハ」
家入「相変わらず性格悪いね。……はい、これ」LINE画面スッ
五条「お、いいの?」
家入「連絡先だけ交換しよ。なんかあったら五条の会社に転がりこもうかな」
五条「オッケー。僕の会社に医療部門作っとくね、いつでも硝子のために空けとくから」
家入「冗談だっつーの。じゃ、私はクソみたいな挨拶回りに戻るわ」
五条「おー、頑張れよー」 - 29二次元好きの匿名さん26/07/16(木) 22:37:36
これ五条家の坊ちゃんが私達の娘に好意を…!?って硝子さんの親が変な期待しない?大丈夫?
- 30二次元好きの匿名さん26/07/16(木) 22:41:02
硝子と繋がれたか
ナナミンや灰原もどっかにいるのかな - 31二次元好きの匿名さん26/07/17(金) 03:26:10
前世組揃うといいな
- 32二次元好きの匿名さん26/07/17(金) 06:26:07
このレスは削除されています
- 33二次元好きの匿名さん26/07/17(金) 06:37:38
七海は相変わらずな夏油への執着を見て「うげぇ…」ってなりそうw灰原は夏油のこれまでを知って「夏油さん、今は大丈夫なんですか!?お米たくさん食べれてます??!!」って心配してくれそう
- 34二次元好きの匿名さん26/07/17(金) 10:15:58
五条「……じいや」
じいや「はい、坊ちゃま」
五条「『命にかかわること以外は介入しない』……うん、言ったよ。僕が言った。……でもさ、アイツ今、ものっそい暴力受けてるよな?!」
じいや「発端はいじめられているクラスメイトをかばったことのようですな」
五条「その報告は受けたよ!でもなんでそれがこんなことになってんの!?陰湿なイジメなら……命には関わらないって、自分に言い聞かせて見守ってた僕が悪い?!」
じいや「坊ちゃまの仰る通り、傑様は教科書を隠されたり、仲間外れにされたりではびくともしませんでした。それどころか、女子生徒から心配されて秋波を……」
五条「それも報告受けたよ!ガチ大丈夫そうだから僕もまあいいかなってなったんじゃん!」
じいや「それが男子の劣等感に火をつけたのでございます。言葉で無理ならば直接的な方へ、と。物理的な暴力を前に、流石に女子も声をかけられず」
五条「担任は!?教師は何してんだよ!!怠慢だろ!!」
じいや「傑様が『ただの喧嘩です、私が悪いので』と言ってしまい、イジメ側もそれにのっかってしまうため何もできておらず……」
五条「んじゃ親は!?傑ばっか見てたけど親普通だったよね?いや傑をいい子だと思いすぎてたけど!!」
じいや「……離婚調停をしております」
五条「は!?」
じいや「家の中は罵倒ばかり、家に帰ると罵り合うばかりの親に気を遣い、親も傑様の暴力に一度は『何があったの』と聞きましたが、傑様が言い訳をしてからは『やんちゃをするようになった』と……」
五条「小学生であんだけいい子だったのに中学でこのレベルのケガするやんちゃって人生に何があったんだよ!!!小学生で欲しい物一個ねだったことないガキが!?家事全部やってたガキが!?中学入って急に暴力沙汰起こすわけねぇだろ!!!」 - 35二次元好きの匿名さん26/07/17(金) 10:19:21
どうしてこうも悪い方へと流れていってしまうのか…
前世か?やはり前世の行いか!? - 36二次元好きの匿名さん26/07/17(金) 15:34:19
里親も激ヤバ案件だった?
それとも年月が経って変わってしまった? - 37二次元好きの匿名さん26/07/17(金) 16:09:37
五条が口出さずにはいられない程のものっそい暴力って…
前世の報いだとしても記憶ないのにひたすら苦難続きの人生で泣ける - 38二次元好きの匿名さん26/07/17(金) 20:00:48
男子A「おい、夏油ォ!!」ドカッ!!
夏油「ぐ、ッ……!!」
男子B「なんでそんな澄ました顔してんだよ!ナメてんのか!?」
夏油「はぁ……っ、別に……君たちを、ナメてなんか……いないさ……」
男子C「その顔がムカつくんだよ!!」ドゴッ!!
夏油「ぐっ……!」
男子A「まだ立つのかよ!」
男子B「いいから寝てろ!!」ドカッ!!
夏油「……っ」
男子C「喋れよ!」
夏油「……」フラフラ
男子D「お、おい、頭から血出てんぞ!」
男子A「知るか! やれ!!」
モニター越しの五条「……これが大丈夫なわけねぇだろバーカ!!!加減の知らないガキの暴力はな、普通に人が死ぬんだよ!!じいや!!コイツ前世呪詛師の親玉してたくせに!!今世でただのガキのリンチで死ぬぞ!?命にかかわってんだろ今完全に!!はいセーフ!!僕のルール上も完全に介入セーフ!!!」
じいや「坊ちゃま、お沙汰を」
五条「今すぐ動く!!五条家のコネじゃない!!会社の力を使う!!提携先の救急医療チームを現場へ!あと警察!!弁護士!!僕のコネあるでしょ!?現場に踏み込んで現行犯で全員確保!!学校の隠蔽なんて絶対に許すな!!証拠の映像と音声は全部警察と教育委員会!!ついでにメディアにも匿名で流せ!!」
じいや「は、ご随意に」
五条「コイツらの未来を合法的に完全破壊する。高校受験?笑わせんな。イジメなんかじゃない、これはなあ、立派な傷害事件!!親にもきっちり責任を取らせろ、でも一家心中はさせるな、傑が気にする。それはそれとして社会的制裁は与えろ。……ガキだからって許されると思うなよ」
じいや「はっ。すでに医療チームおよび警察が動いております。加害者一同、二度と社会の表舞台に立てぬよう、徹底的に処理いたしましょう」
五条「ナイスじいや!!容赦すんなよ!!二度と傑の視界に立ち入れないレベルで破滅させろ!!」 - 39二次元好きの匿名さん26/07/17(金) 21:47:59
五条がしっかり重いな〜それについていってるどころか先読みしてるじいやはなんなんだよ
- 40二次元好きの匿名さん26/07/17(金) 21:56:10
- 41二次元好きの匿名さん26/07/17(金) 22:11:58
男子D「……なんかサイレン聞こえね?」
男子C「は?」
男子B「え、救急車?」
男子A「ヤベ、誰か呼びやがった!」
男子C「逃げるぞ!!」ダダダダッ
警察「警察だ!!止まりなさい!!」
男子A「チッ!!離せよ!!」
警察「確保!!」
救急隊員A「救急です!!」
救急隊員B「頭部外傷を確認!!」
救急隊員A「担架!!」
警察「全員確保しました!!」
男子A「離せ!!」
警察「暴れるな!!」
救急隊員A「夏油君!!夏油君ですよね?聞こえますか!?」
夏油「……」
救急隊員B「意識レベル低下しています!病院へ搬送します!」
夏油「……警察なんて……」
救急隊員A「え?」
夏油「……呼ばなくて……よかったのに……大ごとに……しなくて……」
モニター越しの五条「…………よくねぇ!!!!ったく!!何が『大ごとにしなくてよかった』だバカ傑!!死にそうになってまで何カッコつけてんだよ!!中学の残りくらい平穏に暮らせよクソが!!それくらい許されるだろ!!バカ!!!もう!!!まともな大人一人くらい出てこいよ!!!」 - 42二次元好きの匿名さん26/07/17(金) 22:21:55
里親はまともな大人だと思ってたのになぁ
- 43二次元好きの匿名さん26/07/17(金) 22:27:55
息子さんがこんな事言ってましたと里親に伝えてもいいんじゃないか?これ
気を使わせていた事に気づいて頭冷えるかもしれないしな - 44二次元好きの匿名さん26/07/17(金) 22:35:07
前世は夏油の実の両親だったんだし、クズ親だとは思いたくないな
それぞれにボタンの掛け違いで起きたすれ違いなんじゃないかな - 45二次元好きの匿名さん26/07/17(金) 22:51:52
かっけえ
- 46二次元好きの匿名さん26/07/18(土) 01:29:04
前世から今みたいな無茶振りされてただろうに、記憶があるって五条に正直に話したじいや、漢すぎる
- 47二次元好きの匿名さん26/07/18(土) 02:31:45
- 48二次元好きの匿名さん26/07/18(土) 02:46:34
母親「……これは、傑の学校や家での調査報告書、ですか?」
弁護士「はい。それから、お二人が離婚協議を始めた原因について、当方で調査させていただきました。……お二人とも、傑様を深く愛していらっしゃる。しかし同時に、傑様と一緒にいると、理由のない恐怖を覚える。精神科でも、そのように相談なさっていましたね」
母親「……ッ、どうして、それを……」
弁護士「守秘義務に反する診療内容を申し上げるつもりはございません。ただ、お二人の同意のもと、現在の家庭環境を調査した結果、その事実だけは確認いたしました。」
父親「……」
弁護士「そして、もう一つ分かったことがあります。お二人は、傑様を恐れているのではありません」
母親「え?」
弁護士「傑様を恐れてしまう、ご自身を恐れているのです。」
母親「……あ、あの子は本当に優しくて、私を気遣ってくれる、自慢の息子なんです!母親として、愛してるんです……!なのに、あの子が学校から帰ってくる足音が聞こえると、心臓がバクバク跳ねて、冷や汗が出て……ッ!あの子が微笑みながら『お母さん、お手伝いするよ』って近づいてくるだけで、喉が詰まって、逃げ出したくなるの……!!」
父親「私だってそうだ……!!あんなに良い子が、自分の息子でいてくれるのに……あの子が私を見るたびに、背筋が凍るような、まるで首筋に刃物を突きつけられているような錯覚に襲われるんだ!!あんな優しい子のどこに怯えているんだと、自分を責めて、妻を責めて、それで家の中がめちゃくちゃになって……!!」
弁護士「お二人は異常ではありません。理性では愛している。ですが、理性では制御できない恐怖が存在してしまう。そして傑様は、その恐怖を誰より敏感に感じ取っておられます。」
母親「……ッ!!」
弁護士「『自分が役に立たないから両親を苦しめるのだ』『もっと良い子になれば、もっと完璧になれば愛される』——そう思い込み、ご自身を削り続けてこられた」
父親「そんな……そんなこと、しなくていいのに……!!」
母親「私たちは、ただ、普通の家族になりたかっただけなのに……!!」 - 49二次元好きの匿名さん26/07/18(土) 04:43:35
- 50二次元好きの匿名さん26/07/18(土) 05:17:25
夏油自身の業のせいか…
- 51二次元好きの匿名さん26/07/18(土) 05:47:01
前世の最期を魂で覚えてしまっているのか
どうすればいいのだ… - 52二次元好きの匿名さん26/07/18(土) 09:04:34
このレスは削除されています
- 53二次元好きの匿名さん26/07/18(土) 09:55:08
記憶のない子供夏油が報いを受けてるのが切ない
- 54二次元好きの匿名さん26/07/18(土) 11:46:09
五条「……前世の呪いが、今世のアイツの家族まで壊したっていうのかよ……」
じいや「……悲しいかな、人間の理性を超えた領域にございます。傑様の過剰な『いい子』の殻は、ご両親をこれ以上怯えさせないための、あの方なりの最大の配慮だったのでしょう。しかし、それがかえってお二人を追い詰めた。誰も悪くない、地獄でございます」
五条「……まあ、前世に殺された相手が目の前に来たら『そう』なるってサンプルにはなったよね。やっぱ、僕は会わないほうがいい」
じいや「坊ちゃま……」
五条「最低限のてこ入れはしたから、見守ろう。どうしても離婚してって話になると、どっちについてくとか……それは、傑が選ぶことだし」 - 55二次元好きの匿名さん26/07/18(土) 12:13:54
そういう結論になってしまうのか
でも空港では笑顔で話してたじゃないか五条
会いに行ったっていいじゃないか - 56二次元好きの匿名さん26/07/18(土) 12:17:48
空港でのあの心の底からの笑顔を忘れたとは言わせないぞ五条
- 57二次元好きの匿名さん26/07/18(土) 12:35:11
あれに関しては夏油も納得したうえで殺されてたからそこんところの補正は入ってるんじゃないかなぁ?
あと空港補正も!
けど仮に五条が会ったとしても変な気を使ってきそうってのは分かる - 58二次元好きの匿名さん26/07/18(土) 13:18:45
一周回って親友の事あんまし信頼してなさそうな五条だな…
- 59二次元好きの匿名さん26/07/18(土) 13:24:10
高専五条「傑~!おかえり!」
高専夏油「……今何時だと思っているんだい、人の部屋で……」
高専五条「だってオマエ全然会えないじゃん!つかさ、マジで痩せた?」
高専夏油「ああ、最近任務が立て込んでいて。……そうだね、痩せたかもしれないね」
高専五条「なあ傑、もう任務なんて行くのやめろよ。上層部のクソジジイどもの相手も、呪霊を呪霊玉にして呑み込むのもさぁ」
高専夏油「……何?」
高専五条「全部俺がアイツらを力でねじ伏せるし。金だって、必要なら、俺の口座から傑の口座に無限に振り込んでやるよ。傑はただ、俺の隣で笑ってのんびり暮らしてればいいじゃん♡」
高専夏油「……悟。君にとって福沢諭吉はただの紙切れだろう。だが私にとっては、平等院鳳凰堂一つを拾うかどうかで昼食が変わる日だってあった」
高専五条「え?10円玉の話?だから、そんなはした金の話なんかしてなくて——」
高専夏油「いいかい、これはね、私の尊厳を支えるものだよ」
高専五条「尊厳……?」
高専夏油「私は呪術師だ。自分で呪霊を祓い、その対価として高専から給与を受け取り、自分の力で生活している。それが、非術者を守る『強者』としての私の在り方であり、存在理由だ。君に養われるペットになるために、私はここで生きているわけじゃない」
高専五条「なっ……!俺はただ、傑が辛そうだから……!守ってあげたいって思っただけで……!」
高専夏油「守る?……いくつか突っ込みたいところがあるが、そうだね。君のそれは保護じゃない。ただの傲慢な支配だ。……だけどね、悟」
高専五条「……なに」
高専夏油「私は君に跪いて奉仕しろと言われればそうする。だが、それは君に媚びているからではない。君を愛しているからだ」
高専五条「……ッ」
高専夏油「君のためなら、私は泥を這うことも、自分の命を差し出すことも厭わない。……だが、私の誇りまで君に買い叩かれる筋合いはない。これ以上、私を侮辱しないでくれ」 - 60二次元好きの匿名さん26/07/18(土) 13:25:48
五条「……っは!……はぁ、……ッは、……夢……?」
『これはね、私の尊厳を支えるものだよ』
五条「……クソ、分かってるよ。分かってるって、傑……」
五条「だから、僕は会わない……オマエが、オマエに会ったら、また……」 - 61二次元好きの匿名さん26/07/18(土) 13:28:34
親友であり恋人同士だったんか…
- 62二次元好きの匿名さん26/07/18(土) 13:29:39
五条もまた前世の因果に囚われているんだな
- 63二次元好きの匿名さん26/07/18(土) 13:32:38
成る程、一度でも会ってしまったはまた執着してしまうと…
- 64二次元好きの匿名さん26/07/18(土) 20:50:41
五条悟…死別し弄ばれた親友を今世では守ろうと必死だねフフ私も今世は前世の相方と一緒に漫才やってるからその気持ちは分かるね
これは私からの餞別の保守だよ - 65二次元好きの匿名さん26/07/18(土) 20:58:55
なんか縫い目通ってったな
- 66二次元好きの匿名さん26/07/18(土) 21:19:54
- 67二次元好きの匿名さん26/07/18(土) 22:39:15
五条「はぁー……結局、傑のご両親、離婚しちゃったかぁ……」
じいや「左様にございますね。裁判自体は悟様の弁護士軍団が迅速に進めましたが、魂の恐怖までは拭えぬもの。仕方のない結末かと」
五条「ま、誰も悪くないからね。……で、傑はクソ真面目に『私が父親を支えなければ』とか思って父親側についてったんだろ?溜息しか出ないわ。まあ確かに母のほうがしっかりして見えるっつったらそう。父親、離婚のストレスで酒に逃げて今やただのアル中一歩手前だから」
じいや「坊ちゃまは今世でもお酒はダメでしょうから、酒に逃げることは分からないでしょうなあ」
五条「わかりたくもないからいいの。傑は、そんな父親のために『良い息子』やろうとして健気に家事全般やってさぁ……」
じいや「はい。高校には無事進学されましたが、生活環境は劣悪と言わざるを得ません」
五条「あーもう不穏!不穏の塊!じいや、引き続き監視はしといてね。命に関わったら即介入だから」
じいや「心得ております」
五条「……ん?じいや、ちょっと待って。今、傑の通学路の画面の端っこに映った、あの茶髪の高校生」
じいや「おや、何か気にかかることでも?」
五条「画面、そっちに切り替えて。……拡大して」
じいや「……はい」
五条「……灰原だ」
じいや「おや、前世の高専の後輩にあたる、あの灰原様ですか」
五条「うん。間違いない、アイツだ。……じいや、悪いけど傑のついでに、灰原の現状もザックリ調べて」
じいや「はっ。少々お待ちを……」 - 68二次元好きの匿名さん26/07/18(土) 22:45:14
じいや「調べがつきました。灰原様は現在、都内のごく普通の一般家庭で、優しいご両親と妹さんに囲まれ、非常に健康的に育っておられます。学校での成績は平均的ですが、人望が厚く、毎日友人たちと楽しく過ごされているようです」
五条「そっか……普通に楽しい高校生活送ってんだ。まあ、多分この世界に呪霊はいないっぽいし、不穏なことには多分巻き込まれないよね?」
じいや「一般人として生きているのであれば、そうでしょうな」
五条「……七海と会えるといいね」
じいや「おや、よろしいので?坊ちゃまが引き合わせることも可能ですが」
五条「ん?いいよそんなの。だってアイツ、今世じゃ普通の人間の男の子なんだよ?僕みたいな怪しい金持ちの高校生社長がしゃしゃり出る必要ないじゃん。幸せなら、僕が会う必要なんてないし」
じいや「……左様でございますな」
五条「それに比べてアイツはさぁ!!!」
じいや「おっと」
五条「コイツを見てみろよ!!呪霊もいない世界なのに、なんで今世でも一人だけこんなハードモード突っ走ってんだよ!!あーもう傑はとっとと幸せになってくれ!!!!!そしたら僕だって大手を振ってストーカー引退できんだよ!!」
じいや「ストーカーであることは認められるのですね」
五条「環境保全!!!!!」 - 69二次元好きの匿名さん26/07/18(土) 22:50:54
父親の方について行ったか…
アル中になってるってだけで不安しかない… - 70二次元好きの匿名さん26/07/19(日) 01:39:39
じいや有能すぎる末永く長生きしてくれ
- 71二次元好きの匿名さん26/07/19(日) 08:09:12
灰原はそのまま幸せでいてくれ
- 72二次元好きの匿名さん26/07/19(日) 12:26:57
五条「……傑さあ、生活が荒れて……ない?いやでも生活時間帯、だけ……?だけどこれ……完全に父親の借金のせいで首回らなくなってんじゃん。だけど生活は回ってる?でもお金はないよね、父親働けてないし。……じいや、詳細報告」
じいや「……はい。傑様は、表向きは裕福な家庭の子息の家庭学習のサポートという名目で雇われております。しかし実態は、雇い主であるご子息の母君の孤独を埋めるための話し相手、あるいは所有物としての立ち振る舞いを求められております」
五条「は?」
じいや「雇い主は傑様の困窮を知り尽くしております。学費、生活費、そして父親の借金の返済を肩代わりする代わりに、食事に付き合い、高級な服を着せられ、自分の思い通りに動く理想の人間として振る舞うよう……精神的に囲い込んでおります」
五条「ちょ、ちょ、え?待って映像みせて」
女性「はいこれ、今日のご褒美ね。ありがと、傑ちゃん。次はホテルがいいわ、なんてね」
夏油「ホテルは……さすがにまだ、未成年ですので」
女性「あらあら、つれないこと」
夏油「はは……」
女性「アナタは優秀で顔も良いから。私の愛玩動物になりなさいな。学費も全部出してあげるわ」
夏油「愛玩動物になれるほどの価値が私にあるとは思えなくて……ありがとうございます。これだけあれば、父も……助かりますので」
女性「本当に親孝行ねぇ。ますます気に入っちゃった」 - 73二次元好きの匿名さん26/07/19(日) 12:34:04
じ…事案!
- 74二次元好きの匿名さん26/07/19(日) 12:39:47
命に別状はないが介入していい案件ではないかこれ…
明らかに犯罪… - 75二次元好きの匿名さん26/07/19(日) 12:57:37
あんな高潔だった夏油が…
父親のために自分の尊厳を犠牲にすることがないよう介入してあげて… - 76二次元好きの匿名さん26/07/19(日) 13:45:19
もう会いに行ったれよ
- 77二次元好きの匿名さん26/07/19(日) 13:50:09
ぶっちゃけ血の繋がらない母親に引き取られると変な噂もされそうだし父親の方で良かったんじゃないかなって思ってました
どうして… - 78二次元好きの匿名さん26/07/19(日) 17:07:57
モニター越しの五条「…………」
じいや「坊ちゃま」
五条「……殺したい」
じいや「……」
五条「これ、一番やっちゃいけないやつだろ。殴る蹴るよりタチ悪い。精神から潰して、自我を溶かして、『自分はモノです』って思わせるやつじゃん。アイツを、綺麗な空っぽの器にしようとしてる」
じいや「傑様は、ご自身が搾取されているという認識がございません」
五条「分かってる」
じいや「対価を支払っていただいている以上、正当な労働だと思っておられます」
五条「違う」
じいや「文句を言えば雇い主に見放される、と」
五条「違うんだよバカ傑……オマエは今、金で買われてるんじゃない。弱みに付け込まれてるんだよ……」
じいや「坊ちゃま、警察への通報だけでは難しゅうございます。雇い主の背後には政治的な後ろ盾がございます」
五条「知ってる、今資料で見た。あーよかった」
じいや「?」
五条「だから会社作ったんだ。……じいや」
じいや「はい」
五条「あの女の会社、全部洗え。脱税、横領、インサイダー取引……何でもいい、埃が出ないはずがない」
じいや「承知いたしました」
五条「あと親父……いや、クソ親父。親権、完全に剥奪する。親権停止の裁判記録も、僕の会社の顧問弁護士軍団を総動員して、一週間以内に結論出して。いける?」
じいや「既に着手しております」
五条「ナイス。……ああ、それと。傑をあの家から引き離す準備もしてね。施設じゃない。今度は僕の息がかかった後見人にしよう、弁護士がいいね。もう遠慮して生きなくていい環境を用意して」
じいや「畏まりました。アルコール依存症の疑いがあるお父上につきましても、医療機関への強制入所の段取りを進めます」
五条「……傑さあ、そんなにまでして、『役に立つ自分』が欲しいの?」
じいや「……」
五条「親父もなんとかするよ。あの女も、その背後の会社も、オマエの人生に二度と関われないように、跡形もなく潰す。……今度こそ、幸せになれよ」 - 79二次元好きの匿名さん26/07/19(日) 17:38:31
素直に五条の家で引き取って一緒に暮らせたらいいのにね
今世は今世で拗らせてるなあ - 80二次元好きの匿名さん26/07/19(日) 22:24:17
やっぱ一緒に居たれよ…
- 81二次元好きの匿名さん26/07/19(日) 22:38:22
もうここまで関わってるなら五条が引き取った方が絶対早いって…
- 82二次元好きの匿名さん26/07/20(月) 01:14:52
じいや、粛々と五条の命令に従ってるシゴデキだけど主人に対するもどかしさも抱えてそう
- 83二次元好きの匿名さん26/07/20(月) 01:52:24
弁護士か…いっそもう日車さん探し出して担当して貰ったらいいのに
魂レベルで間違いない善人だろ 成人するまで絶対守ってくれそう
何なら記憶持ちかもしれないから事情も分かってくれそう
……いや、スレの進展的には日車みたいな人が登場したら五条の出る幕なくなっちゃうか…… - 84二次元好きの匿名さん26/07/20(月) 02:22:01
家入[じいやから進捗聞いた。あの女の会社、本当に来週中に社会的に更地にする気?]
五条[当たり前。埃しか出てこないから一瞬だよ。傑を愛玩動物扱いした罪は重い]
家入[まあその女がクズなのは同意だけどさ。……ねえ、五条]
五条[なに]
家入[オマエ、夏油の意思を無視し始めてない?]
五条[……は?無視してないし。傑がこれ以上すり潰されて死なないように環境保全してるだけ]
家入[夏油からすれば、父親を救うために必死で選んだ『正当な労働』なわけじゃん。それをオマエが勝手に『搾取だ』って決めつけて、親父を強制隔離して、仕事も奪って、自分の用意した弁護士を後見人にする。……やってること、あの女と紙一重だよ。ただの強引な囲い込み]
五条[一緒にするな。僕は傑から何も奪うつもりはないし、ただ自由に、幸せになってほしいだけ]
家入[『生きてるなら、ママ活でもなんでも好きにさせとけばいいんじゃないの?』って言ったら、オマエどうする?]
五条[無理。あのままアイツが空っぽの器になっていくのを指くわえて見てろって?死んでも嫌だね]
家入[……そ。まあ、死なれるよりは傲慢に生かされる方がマシか。せいぜい夏油にバレないようにやりなよ、ストーカーCEO]
五条[環境保全って言ってるだろ]
五条「……分かってるよ、硝子に言われなくてもさ……だから僕は、アイツの前にだけは、絶対に現れないって決めてんだろ……」 - 85二次元好きの匿名さん26/07/20(月) 09:43:11
保守
- 86二次元好きの匿名さん26/07/20(月) 12:14:11
五条「……じいや」
じいや「はい、坊ちゃま」
五条「『さすがにここまでやりゃ危険な目には遭わない』……うん、言ったよ。父親はアル中治療施設に隔離したし、あのクソ女の会社は不渡り出させて破産させたし、傑には僕の息がかかった最強の弁護士を後見人に立てた。住む場所もセキュリティ抜群のマンションを用意した」
じいや「はい、坊ちゃまの対応は完璧でございました」
五条「だよね~!……なのに、さ。なんで夜のニュースに傑が報じられてんの?」
じいや「……傑様は、バイトの帰り道に暴漢に襲われていた女性を助けようとし、犯人グループともみ合いになられた末……刃物で脇腹を刺され、緊急搬送されました」
ニュースキャスター『本日午後7時ごろ、現場近くの防犯カメラには、通行人の高校生が女性をかばい、犯人グループに立ち向かう様子が映っていました——』
五条「映像出して」
じいや「こちらに」
五条「……」
じいや「女性を逃がすため、ご自身が盾となった結果、脇腹を刺されたようでございます」
五条「…………」
弁護士「夏油君!なんで逃げなかったの!?相手は複数人で刃物まで持っていたんだ!」
警察「あと数センチずれていたら命はなかったんだぞ!」
夏油「……何故、そんなに怒るのですか?」
弁護士「え?」
夏油「女性が無事だったのでしょう。私は、少し怪我をしただけですから」
警察「少しじゃない!死んでいてもおかしくなかった!」
夏油「ですが、死んでいません。私一人に刃物が向けられて、あの女性が助かった。それなら、それが一番正しい解決方法です。私が死んで悲しむ人間は、もういなくなってしまったので」 - 87二次元好きの匿名さん26/07/20(月) 12:23:47
あー……そうだったね……夏油そういう男だったね……
離反した時も呪詛師の時も、『家族』を作ってた男だった……
自分を必要としてくれる自分と同じ存在が、必要な男だった…… - 88二次元好きの匿名さん26/07/20(月) 12:32:54
夏油ってある意味一人では生きていけないタイプなんだね
- 89二次元好きの匿名さん26/07/20(月) 12:59:30
生きる意味を考えてしまうタイプだよな
- 90二次元好きの匿名さん26/07/20(月) 21:22:12
保守
- 91二次元好きの匿名さん26/07/20(月) 22:08:52
モニター越しの五条「…………アイツ、本気で言ってやがる」
じいや「坊ちゃま」
五条「自分を勘定に入れてない。最初から、自分の命に価値なんてないと思ってるんだ。だから、他人を救うためなら自分の肉体が何分割にされようが『正しい』と本気で信じ込んでる」
じいや「坊ちゃま……」
五条「……バカ。大バカ。オマエが死んだら!!!俺が!!!悲しいんだっつ~~~の!!!!」
じいや「ご命令を」
五条「じいや。防犯カメラの映像、周辺のドライブレコーダー、全部うちの会社で押さえて」
じいや「はい」
五条「犯人グループの親、親族、所属してるコミュニティ、全部洗って。一人残らず社会的に消す。二度と日の光を浴びられないように、徹底的に潰す」
じいや「畏まりました。すでに弁護士軍団を動かし、示談は一切受け付けず、民事でも億単位の損害賠償を請求する準備を進めております」
五条「ワッハッハ!ナ~~~~イス!!いいねえ!!徹底的にやろう!!アイツらの人生、合法の範囲で終わらせようか!!あ、あと後見人に伝えて」
じいや「は、なんなりと」
五条「今日から傑は二十四時間モニタリングする。外出ルート、スマホのGPS、全部。あと学校までの防犯カメラも押さえて、不審者が十メートル以内に近付いたら警備を動かすから」
じいや「畏まりました」
五条「……ここまでやれば、これだけやれば……」
じいや「はい」
五条「後見人も、住む場所も、全部僕の息がかかってる。……さすがに、さすがにここまでやりゃあ、さ。もう危険な目には遭わないだろ」 - 92二次元好きの匿名さん26/07/20(月) 22:14:30
監視しすぎてそろそろ夏油の方もなんかおかしいと気づくんじゃないか?これ
- 93二次元好きの匿名さん26/07/20(月) 23:30:42
五条オマエが夏油の生きる理由になるんだよ
セルフネグレクトが根っこにある奴に自分を大事にさせるにはそれしかねーよ
さっさと会ってやれ…… - 94二次元好きの匿名さん26/07/21(火) 06:21:35
ほし
- 95二次元好きの匿名さん26/07/21(火) 09:28:57
五条「……じいや?傑のGPS、大学の講義室から全然動いてない?よしよし。……あ、カツカレー大盛りね」
じいや『坊ちゃま、傑様の監視ログは問題ありませんが、ご自身の午後の役員会議の資料に目を通してください』
五条「はーい、切るね〜」
家入「……相変わらずうっさいね、オマエ。ここは医大の食堂。一般人は立ち入り禁止だよ、五条社長」
五条「いーじゃん、寄付金ガッポガポ入れてあげてるんだからさぁ。それより硝子、顔ヤバいよ?ちゃんと寝てる?」
家入「寝れるわけないでしょ。医学部の勉強量と実習のヤバさを舐めないでほしいね。前世で反転術式使えて国家試験も一発だったからって、今世のカリキュラムが免除されるわけじゃないの。毎日解剖とレポートで死にそう」
五条「ふーん、大変だね~」
家入「ぶっとばすぞ。……で?世界を股に掛ける若き天才CEOが、わざわざこんなむさ苦しい場所に何の用?夏油のストーカー行為の手伝いならお断りだよ。私はアイツの生存確認ならオマエからの鬼LINEだけで充分だから」 - 96二次元好きの匿名さん26/07/21(火) 09:29:59
五条「ストーカーじゃない、環境保全。……いやね、用事っていうのはさ」
家入「無駄に溜めるな」
五条「そういや僕の会社、医療部門が独立して病院まで持つようになったんだけどさ。……トップやらない?」
家入「は?」
五条「オマエ、前世でも高専の専属医師だったじゃん?今世もどっかの大学病院の白い巨塔に就職して、教授の顔色伺いながら過労死ラインで働くつもり?そんで最後は親の病院?ナンセンスでしょ」
家入「……」
五条「うちの医療部門、硝子のために作ったようなもんだからさ。研究費は国家予算レベルで出す。論文も書き放題。もちろん医師免許取ってからでいいから、今から青田買いさせてよ。前世で一番忙しかったの、オマエだったじゃん」
家入「……」
五条「あ、とりあえず研究費として十億確保しといたから」
家入「いや個人に渡すな」
五条「じゃあ研究室名義」
家入「そういう問題じゃない。……ちなみに、その部門の最重要任務って何?」
五条「ん?決まってるじゃん。これから傑が過労とかストレスで胃に穴開けた時のための、24時間即応体制の構築。オマエ以外に任せる気ないから」
家入「……ははっ。アイツ、またどっかで胃に穴開ける予定でもあるの?」
五条「いや、今はボランティアサークルとか入って、すっごいキラキラした目で健全に大学生やってるんだけどさ……なんか、嫌な予感がするんだよね。アイツ、放っておくと勝手に泥沼に突っ込んでいく癖があるから。今のうちに、鉄壁の医療班を僕の近くに置いておきたいんだよ。頼める?」
家入「いいよ。大学病院の派閥争いなんて反吐が出るしね。オマエの金で最高級の設備整えて、あの大バカが倒れたらいつでも胃洗浄してやるさ」
五条「ナイス硝子!さすが話がわかる〜!」
家入「その代わり、私の福利厚生に最高級の酒とタバコも入れといてよ」
五条「経費で落としとく!」 - 97二次元好きの匿名さん26/07/21(火) 09:58:36
ボランティア…弱者を助ける…弱者故の醜さ…うっ頭が
- 98二次元好きの匿名さん26/07/21(火) 18:32:00
五条「……じいや」
じいや「はい、坊ちゃま」
五条「『さすがにここまでやりゃあもう危険な目には遭わないだろ』。うん、言ったよ。僕が言った。……国立大学に優秀な成績で合格してさ、まともなバイトは後見人(弁護士)を通してしかやらせないようにガチガチに縛った」
じいや「左様でございますね」
五条「なのに、なんでコイツは!暴力も変態富裕層もいないクリーンなサークルに入って、そこが怪しいカルト宗教のフロント組織なわけ!?ねえ、なんで!?呪霊がいなくなっても、コイツの思想だけは前世から遺伝してんの!?それとも魂が新興宗教やりたがっちゃってんの!?」
じいや「……今回のボランティア団体は非常に狡猾にございます。傑様の頭のキレ、抜群のビジュアル、圧倒的なカリスマ性に目をつけ、広告塔兼、実務の責任者として徹底的に利用しております。代表は傑様に『君のおかげで救われた人がこんなにいる』『君は特別な存在だ』と吹き込んでいるようで……」
五条「サークルのビラ配ってる傑の目ぇキラッキラじゃん、キマってんじゃん。これさ、『自分が必要とされている!』『自分が動けば誰かが救える!』ってガチで信じてるやつじゃん」
じいや「はい。そう信じ込み、深夜まで無休で集金や勧誘のシステム構築などの実務を担っております」
五条「確かに不審者判定は難しい!大学の人間だから!!友達と夜まで遊ぶのは大学生としてまあモラトリアム的に健全だねって言ったのはだ~れだ、僕でーす!!!」
じいや「代表は、傑様の断れない性格と自己評価の低さを完全に理解してコントロールしております。『君がやめてしまったら、あの困っている子供たちはどうなる?』と人質を取るようなやり方で、限界まで搾取している模様です」
五条「……あ〜あ、またこれ。また『正当な承認』を餌にして、アイツの自己犠牲癖をしゃぶり尽くそうとしてる。今度は殴られてない、刺されてもいない、アイツが笑顔で、自分から望んで搾取されに行ってる。だから僕の防犯システムも警告を鳴らさなかったんだなあ。……傑、オマエさぁ、本当に、バカじゃないの?」 - 99二次元好きの匿名さん26/07/21(火) 19:27:31
五条が今生でも、肥えまくった舌で学食のカツカレーなんぞを大盛で食える男で安心したよ
あるいは寄付金のお陰で三ツ星レストラン並みの味にしてんのかもしれないけどさ
「だ~れだ、僕でーす!!!」で吹いたけど何か泣けてきちゃったな
さりげない描写や台詞回しがぐっと来るよ ありがとうスレ主 - 100二次元好きの匿名さん26/07/21(火) 19:38:10
何回言わせんだよ!一緒に居てやれよ!
- 101二次元好きの匿名さん26/07/21(火) 20:06:27
夏油のことバカバカって言うけど、ここまでやって会いに行かないなんて五条こそバカだよ〜!
- 102二次元好きの匿名さん26/07/21(火) 20:19:38
五条が一言「オマエが必要なんだよ!」って言ってやればいいんじゃないですか!?
- 103二次元好きの匿名さん26/07/21(火) 22:00:30
五条「じいや」
じいや「はい」
五条「五条家の名前で動いたら宗教法人の壁に阻まれる。だから会社を使おっか。ハー……じいや、会社の医療・法務・情報部門、全部回して」
じいや「既に待機しております」
五条「ナイス。あの団体の脱税の証拠、洗脳の手口の記録、代表の個人資産隠しと余罪、すべてのデータを揃えて。……それから、国税局と警察、うちの投資先のトップに連絡して。一晩で終わらせる」
じいや「かしこまりました」
五条「宗教の壁?関係ない。国税と警察が、同時に現行犯でガサ入れに入れば一発だよ。一晩であの団体を社会的に更地にしてやる」
警察「警察だ!代表、任意同行願います!」
国税局「脱税の疑いで家宅捜索を行います!」
団体職員たち「何で!?」「ちょっと待って!」
夏油「……また、私は間違えたのか。誰も、救えていなかったのか」
モニター越しの五条「そうだよバーカ!!そこだけは間違えてるわ!オマエの!力を!そんなことに使うな!今度こそ自分で安全なとこ選べっつーの!!!国立大学受かっといて!!頭いいんだからバカしてんな!!!」
じいや「……坊ちゃまは飛び級同然の進路を歩まれておりますが」
五条「僕は外れ値のチート。普通の大学生は世界中の大学飛び回って共同研究なんかしないの。だから一般論で話して。……はあー……でさあ、次は社会人、か。就活そろそろだよね?アイツ、どんな仕事選ぶと思う、じいや」
じいや「……恐らくは、最も身を粉にして他人を救う仕事、でしょうな」
五条「だよね。……ああ、嫌な予感しかしない。頼むからまともに生きてくれよ、傑……」 - 104二次元好きの匿名さん26/07/22(水) 05:58:56
保守
- 105二次元好きの匿名さん26/07/22(水) 06:53:06
ゲーム感覚になってそうに見える
- 106二次元好きの匿名さん26/07/22(水) 09:58:55
五条「じいや、会社の傑監視・環境保全特命課の人手が足りない。僕、世界中飛び回って共同研究とか新規事業とかで忙しいし、じいやもそろそろ引退が近づいてきてるし。……もっと、こう……胃が強くて、事務能力がチートレベルで高くて、僕の我が儘に文句言わずについてこれて、口が堅くて、前世で僕の補助監督やってた奴とか、どっかに落ちてない?」
じいや「最後はなかなかあてはまりませんよ、坊ちゃま。しかし、ちょうど我が社の『早期新卒採用インターン』の最終選考に、条件に合致する大学生が残っております」
五条「ハ?!マジ!?……って伊地知じゃん!」
じいや「はい、五条ホールディングスは記念受験だと思ってきていたのに、ここまで選考が進み死にそうな顔をなさっておりますな」
五条「じいや。コイツ、採用。内定出して。配属は『社長特命秘書』ね。実質、僕の個人執行人だけど」
じいや「まだ最終面接の前でございますが……」
五条「いいの!コイツの事務処理能力と、僕の無茶振りに耐えるメンタルの強さは前世で実証済みだから!記憶なしでもざっと見た限りできそうだし。さっそく内定通知送って、明日から出社させて!」
じいや「かしこまりました。伊地知様には、傑様の24時間GPSモニタリングの監視責任者および、周辺セキュリティの緊急配備の実務を担当していただきましょう」
五条「余裕出てきたら他の仕事もふるよ。キャリアとスキル身に着けてもらうからね」 - 107二次元好きの匿名さん26/07/22(水) 10:37:34
伊地知終了のお知らせ
- 108二次元好きの匿名さん26/07/22(水) 11:29:40
これからは伊地知がじいやの代わりになるのか…
- 109二次元好きの匿名さん26/07/22(水) 19:17:08
伊地知ならじいやと同等レベルの仕事は出来るだろうが胃が過労死しそう
お給料たっぷり出してやってくれよ - 110二次元好きの匿名さん26/07/22(水) 22:40:06
ファンパレで末期のワーカーホリックだと判明した伊地知さん…
今世では適度に休みを楽しめるようになってくれ… - 111二次元好きの匿名さん26/07/22(水) 22:56:32
伊地知「〇〇大学三年の伊地知潔高です!本日より社長特命秘書インターンとして勤務いたします。どうぞよろしくお願いいたします!」
五条「よっ、伊地知」
伊地知「ええええええええええええええ!?!?五条、さん……!?なんで、なんでアナタが、この超大企業のオーナーなん……あっ、五条って、五条!? ていうか、その、アナタも、覚えているんですか……!?」
五条「ワハハ!忘れるわけないじゃん。忘れてたらこんなことしてないよ。はい、これ契約書ね。オマエの初仕事。この『夏油傑』っていう僕の前世からの親友の、24時間の行動ログの管理と、半径10メートル以内の不審者排除システムの設定」
伊地知「えっ……夏油さん……!?また夏油さんなんですか……?」
五条「またってなんだよ」
伊地知「いや、その……なんでもないです。そしてあの、これ、マニュアルですよね?限りなくストーカーの計画書に見えるんですが……」
五条「ストーカーじゃない、環境保全。ほら、四の五の言わずにやる!硝子にはもう連絡して、胃薬の処方箋出してもらうように手配してあるから!」
伊地知「そんな前世から続く連携プレイいりません!!!!まだ荒れてない胃なのにぃ!!」
五条「よろしくね、伊地知。頼りにしてるよ。ガチで」
じいや「いずれは私と交代してもらいますので」
伊地知「……は、はい……」 - 112二次元好きの匿名さん26/07/22(水) 23:20:37
今世でも五条に巡り合ってしまった伊地知に合掌…
- 113二次元好きの匿名さん26/07/23(木) 00:37:16
記憶あったんか…
そこは五条って企業名で気付こうな… - 114二次元好きの匿名さん26/07/23(木) 02:28:16
かわいそ…
- 115二次元好きの匿名さん26/07/23(木) 07:10:44
また夏油さんなんですか草
- 116二次元好きの匿名さん26/07/23(木) 09:53:36
伊地知「社長、本日は夏油さんの職場近辺のモニタリングです」
五条「うんうん。傑、楽しそうだねぇ。すっごいニッコニコじゃん」
モニター越しの夏油「はい、こちら温かいスープです!遠慮せずにおかわりしてくださいね」
モニター越しの子供「お兄ちゃんありがとう!」
モニター越しの夏油「困ったことがあったらいつでも来てください。いつでも話を聞きますからね」
五条「は~……いい笑顔してんなぁ。僕はさ、こういう笑顔が見たかったんだよ、こういうの」
伊地知「はい。残業時間も先輩たちよりはなく、非常にホワイトな環境で平和そのものです」
五条「このままいってほしいねぇ。僕の過保護セキュリティも、そろそろ見守りの出力を下げても……あれ?」
伊地知「…………」
五条「…………ねえ、伊地知。今、モニターの奥のコンビニから出てきた、あの金髪で吊るしのヨレヨレスーツを着て、死んだような目で栄養ドリンクの一気飲みをしてる、一目でわかる限界若手リーマンさ」
伊地知「どう見ても七海さんですね」
五条「七海ぃぃぃぃぃ!!??」 - 117二次元好きの匿名さん26/07/23(木) 16:29:18
な な み ん!
- 118二次元好きの匿名さん26/07/23(木) 17:15:12
このレスは削除されています
- 119二次元好きの匿名さん26/07/23(木) 17:58:17
ニコニコで働く夏油いいね
みんなが見たかった笑顔だよきっと - 120二次元好きの匿名さん26/07/23(木) 18:38:18
今世でも七海が七海しててよかったよくない
- 121二次元好きの匿名さん26/07/23(木) 19:14:46
灰原とは会えたのかな…
- 122二次元好きの匿名さん26/07/23(木) 22:16:52
五条「七海」
七海「……五条さん。……ハァ。クソですね」
五条「前世覚えてんの?」
七海「アナタの顔を見た瞬間思い出しました。思い出したくもなかった最悪の記憶が、濁流のように脳内に流れ込んできましたよ」
五条「そりゃよかったじゃん!って言いたいけどまあね、いいことばっかじゃないよねー。っておいおいおい、オマエの家そっち方向じゃないでしょ、どこ行くの?」
七海「辞表を出そうと思いました。今からコンビニで履歴書を買います」
五条「ダハハハハ!!」
七海「笑い事ではありません。朝礼で謎の社歌を歌わされ、サービス残業が月に百時間を超え、上司の機嫌取りのために深夜まで飲む。前世の労働環境もクソでしたが、今世の日本の労働市場もクソですね。私は早くマレーシアへ行きたい」
五条「会社クソだった?」
七海「クソですね」
五条「じゃあおいでよ」
七海「……はい?」
五条「僕の会社!あ、もう伊地知もいるよ~」
七海「…………」
五条「見たほうが早いね、えーと」ピポパ
伊地知『七海さん!』
七海「伊地知君……」
伊地知『お久しぶりです!七海さんのそんな姿、前世では、前世では……ううっ!』
七海「伊地知君、この人の隣にいて、胃……、大丈夫ですか」
伊地知『もうダメです!』
七海「でしょうね」 - 123二次元好きの匿名さん26/07/23(木) 22:18:20
五条「まあまあ!うち福利厚生いいよ。超ウルトラスーパーホワイト企業だから」
七海「あなたの言葉に信用性がありません」
五条「年収一千五百万スタート」
七海「……はい?」
五条「残業代一分単位。サービス残業させた管理職は人事評価マイナス」
七海「はい?」
五条「有給取得率100%。使わなかったら上司が怒られる。部下じゃなくて上司がね」
七海「……はい?」
五条「社員寮、社宅、家賃補助、企業年金、退職金、育休復帰率100%。あと心療内科も産業医も会社持ち。メンタルが怪しかったら強制的に休ませる」
七海「…………はい?」
五条「定時過ぎても仕事してたらシステムが警告出すし、一定時間を超えたらPCも社用スマホも強制ログアウト。社長の僕でも例外なし」
七海「……はい?」
五条「あと、日本が嫌になったらマレーシア支社もある。南国でのんびり働こ!」
七海「…………」
五条「どう?ブラック企業で人生溶かすよりマシでしょ?」
七海「…………」
五条「ちなみに、うちは社員を潰した管理職の方が評価を落とす会社だから。僕、人が壊れる会社、大嫌いなんだよね」
七海「……五条さん。いえ。五条社長」
五条「はいはい?」
七海「ぜひ入社させてください。定時退社ができる人生を、一度くらい経験してみたい」
五条「まっかせなさい!あ、ちなみにね、うちの会社には『傑監視・環境保全特命課』もあるよ!」
七海「ない方がいい部署ですね」
五条「だよね~、でもあるの」
七海「あるんですか……」
五条「ちなみに課長は伊地知」
伊地知『辞令ですので……』
七海「胃薬も福利厚生に含まれていますか」
五条「硝子が処方してくれる!」
七海「あの人までいるんですか……」 - 124二次元好きの匿名さん26/07/23(木) 22:35:08
会社に堂々とストーカー部署あるの改めて聞くと笑ってしまうわ
- 125二次元好きの匿名さん26/07/24(金) 00:30:36
五条が夏油の幸せを願うあまりにフルスロットルで持ち得る力を揮うと色んな人に頼りながらその人の『悪くない』人生を先導していくことになる道行き
いいね
五条の幸せは? - 126二次元好きの匿名さん26/07/24(金) 01:06:06
傑が幸せになること
- 127二次元好きの匿名さん26/07/24(金) 08:06:31
保守
- 128二次元好きの匿名さん26/07/24(金) 12:40:37
七海が五条に会って思い出したなら夏油もその可能性が…?
- 129二次元好きの匿名さん26/07/24(金) 21:08:42
あったらいいなぁ
- 130二次元好きの匿名さん26/07/24(金) 22:50:10
五条「しばらく毎日順調に幸せそうだったし、僕もけっこう出張してたし……あー仕事たまってるかな?じいやも引退したから結構人材不足……また育てればいっか」
プルルルル
五条「何?うるさいな……滅多な事じゃ鳴らさないのに、皆」ガチャ
伊地知『ご、五条社長!!!』
五条「ん?伊地知?どしたのそんな声出して」
伊地知『夏油さんが……!夏油さんが、職場で吐血して、先ほど救急搬送されました……!!』
五条「………………吐血?倒れた?なんで?ホワイト企業って言ったじゃん……!伊地知、詳細!!」
伊地知『勤務時間中の監視記録には異常ありませんでした。定時退勤、暴力やハラスメントもなし。GPSも帰宅を確認しており、AIも生命の危険は一度も検知していません』
五条「…………」
伊地知『ですが、勤務時間外はご本人の私生活ですので、GPSによる安全確認以外は監視対象外です。社長ご自身の方針で、AIが生命の危険を検知した場合のみ映像を確認する運用になっています』
五条「……ああ。そうだ。僕が決めた」
伊地知『そのため把握できませんでした。夏油さんは帰宅後、自宅で相談対応や書類作成を続け、休日も自主的に利用者宅を回っていたようです』
五条「…………」
伊地知『さらに給与が振り込まれた当日に、ご自身の意思で利用者の家賃や医療費、生活費を肩代わりしておられました。団体への寄付ではなく個人への送金だったため、監査でも把握できず……』
五条「…………は?おい、なんでそんなことになった。言え」
伊地知『ご本人は、善意だと信じ切っておられます……』
七海「……経緯が判明しました。NPO側は『この家庭までは予算が回らない』『この子はもう支援を打ち切るしかない』と、夏油さんへ個別に相談を持ち掛けていたようです」
五条「…………」 - 131二次元好きの匿名さん26/07/24(金) 22:51:11
七海「夏油さんは『なら私の給与を充てましょう』と、自ら申し出た。団体側は止める素振りだけ見せて、最終的には受け入れた。……一応、後で返す予定ではあったらしいですが」
五条「……またやった。また自分をすり潰して、他人のために死にかけやがった」
七海「……クソですね。労働環境としても、人間性としても、救いようのないクソです」
五条「……僕が決めたんだ。私生活だけは見ないって。そこまでやったら、もう保護じゃなくて支配だから」
七海「その善意を利用されたのでしょう」
五条「七海、会社の車、一番速いやつ回して。病院に行く。……ああ、それと」
七海「はい」
五条「あのNPOの役員、代表、関係者、全員の戸籍から個人資産まで全部洗え。一晩で社会的、経済的に跡形もなく粉砕する。二度と『善意』なんて言葉を口にできない体にしてやれ」
七海「承知しました。寄付金の流れ、労務管理、利用者への心理的誘導、損害賠償請求まで、合法の範囲で徹底的に毟り取ります」
五条「ナイス!……伊地知」
伊地知『は、はい!!』
五条「病院のVIP個室を今すぐおさえて。救急医センターは硝子んとこで、硝子自身も今夜だけは傑に張り付かせて」
伊地知『既に連絡済みです!!』
五条「ナイス!」 - 132二次元好きの匿名さん26/07/25(土) 04:27:36
夏油搾取されすぎ
- 133二次元好きの匿名さん26/07/25(土) 08:43:01
ホワイトを装ってさり気なく自腹支援するよう誘導してたという事か!
もう自分の会社に匿っちまえよ五条! - 134二次元好きの匿名さん26/07/25(土) 09:55:05
――病院。
家入「……ほんと、生まれ変わってもこれだもんねぇ、この大バカは」
ガラッ!!
五条「硝子!!傑は!?」
家入「大丈夫だよ。ただの過労と極度の栄養失調による急性胃潰瘍。処置は終わったし、数日点滴して大人しくしてれば治る。……身体はね」
五条「…………」
家入「問題は頭ん中だよ。目覚めたらまた『私がやらなきゃ』って、あのすっからかんのNPOに戻ろうとするんじゃない?」
五条「…………」
家入「五条」
五条「……戻らせない」
家入「え?」
五条「絶対に戻らせない。もう限界。もう無理。ははっ、命だけ助ける?そんな生ぬるい不介入、今日で終わり」
家入「……オマエ」
五条「怖かったんだよ」
家入「……」
五条「直接会って、傑が全部思い出したらどうしようって。せっかく今世を生きてるのに、また前世まで背負わせたらどうしようって」
家入「…………」
五条「逆に、何も思い出さなかったら?」
家入「……」
五条「知らない男に急に近寄られて、囲われようとしてるだけだ。怯えられるかもしれない。気味悪がられるかもしれない。だからずっと会わなかった」
家入「……らしい理由だね」 - 135二次元好きの匿名さん26/07/25(土) 09:56:29
五条「でも」
家入「でも?」
五条「会わなくても、アイツは死にかけた。僕が距離を置いても、傑は自分をすり潰す」
五条「だったらもういい。嫌われてもいい。怯えられてもいい。思い出して苦しんでも、その全部を僕が引き受ける。……生きてさえいてくれれば、それでいい」
家入「…………」
五条「これからは僕が、直接、アイツを保護する。今までみたいに『合法だから』『本人の人生だから』って見送るのは終わりだ。僕の目の届く場所へ囲い込む」
家入「ついに直接行くんだ?」
五条「当たり前だろ。僕はもう一生分我慢した。アイツの死に目なんて、もう二度と見たくない。……起きたら全部終わらせる」 - 136二次元好きの匿名さん26/07/25(土) 09:58:37
やっと決心したか…!
- 137二次元好きの匿名さん26/07/25(土) 18:16:55
ついにご対面するのか
- 138二次元好きの匿名さん26/07/25(土) 23:11:14
保守
- 139二次元好きの匿名さん26/07/26(日) 07:08:29
ほしゅ
- 140二次元好きの匿名さん26/07/26(日) 09:56:12
夏油「うっ、ここは、……病院?私は……倒れた、のか。仕事を、しないと……」
五条「動かない方がいいよ。まだ点滴、半分残ってるからさ」
夏油「え、あ……だ、誰……」
五条「覚えてないもんね~♡こんにちは~♡オマエが退院したら同居人で、かつ雇い主になる、五条悟君で~す♡」
夏油「は、はあ?!」
五条「オマエのいたNPO、今日の朝九時をもって五条ホールディングスが全株式を取得、っていうか実質的に買収して潰したから」
夏油「は?買収?」
五条「それから、オマエが肩代わりしてた借金も、クソ親父の医療費も、全部僕が個人資産で一括返済しといた。あとこれ、僕の会社の正社員としての雇用契約書。初任給は年収一千五百万、有給全消化、勤務場所は僕の社長室の隣のデスクね」
夏油「ま、待ってください。わ、私はあのNPOで、自分の力で、誰かを救うために……」
五条「その環境が劣悪だっつってんの」
夏油「そもそも、頼んでません!」
五条「頼んでないからやったんだよ、バカ」
夏油「は……?」
五条「オマエさあ、ずっと『誰かを救わなきゃ自分に価値がない』って思い込んでるだろ。自分をすり潰して、何分割にもして、誰も悲しんでないって顔して死にかける。……何回言わせりゃ気が済むんだよ」
夏油「アナタとは初めて会いましたけど……」
五条「オマエが死にかけたら、俺が悲しいんだよ。前世でも、今世でも、それは絶対に変わらない。オマエが誰かを救わなくても、ただ生きて、俺の隣で笑ってるだけで、俺にとっては世界一価値があるんだよ」
夏油「…………」
五条「だからさ、傑。これからは僕のために働いてよ。僕の隣で、定時で帰って、一緒にゲームして、美味いもん食うのがオマエの仕事。異論は認めない」
夏油「……変、ですね」
五条「何が?」
夏油「普通なら、怒るところなんだろうなと思って」
五条「は?」 - 141二次元好きの匿名さん26/07/26(日) 09:58:04
夏油「知らない男に急に人生を決められて、仕事も住む場所も全部用意されて。少し前の私だったら、多分『そんなこと頼んでない』って、もっと必死に突っぱねてた。さっき言ってたことを一点張りにして」
五条「……」
夏油「なのに、不思議なんです。アナタが言ってることを聞いていると、それが『支配される』って感じがしなくて」
五条「支配だよ、僕の自己満足の支配。あと、ついでに言っとくと僕はオマエのストーカーだから。だからオマエの異変に気付いて、こういう措置をとった」
夏油「自分で言うんですか。……アナタは、一度も『役に立て』とは言わないんですね」
五条「……当たり前だろ」
夏油「『笑ってろ』って言った。『生きてればいい』って言った。そんなこと、初めて言われ、た……」
五条「傑?」
『私は君に跪いて奉仕しろと言われればそうする』
夏油「……?」
『誇りを買い叩くな』
夏油「……ッ!」
五条「傑!大丈夫?まだ寝てた方がいいんじゃ」
夏油「そうか……そうだったね」
五条「……え」
夏油「前は、君に怒ったんだ」
五条「す、すぐる……?」
夏油「私、自分でもずっと勘違いしていたんだよ。君が私を囲おうとしていると思っていた。でも違った。……私の方が、自分には誰かを救う価値しかないと思い込んでいただけだった」
五条「誰かを救わないと価値のない人間なんていねえよ!」
夏油「悟、本当に変わらないね」
五条「……思い、出したの?」
夏油「切れ切れだけどね……はあ、君って本当に破天荒だ」
五条「オマエが小学生のころから見守ってて、気が付いたら五条ホールディングス作ってるくらいには愛が重い親友がいてくれてうれしいだろ?うれしいって言え」
家入「こらこら、病み上がりにやめてやれ。夏油、オマエはまたしばらく寝てろ。五条、伊地知が泣いてるよ」
五条「はーい。じゃ、万事整えておくから。……『また』ね、傑」
夏油「圧が怖いな。……ああ、それと、悟」 - 142二次元好きの匿名さん26/07/26(日) 09:59:46
五条「何?言われなくても今から帰るし雇用については曲げないし同居も曲げないからね」
夏油「『私は君に跪いて奉仕しろと言われればそうする』」
五条「え」
夏油「『だが、それは君に媚びているからではない。君を愛しているからだ』」
五条「あ、……あ、あ……」
夏油「だから、雇われるわけじゃないよ。私が君の隣に居たいから、居させてね」
五条「……、……………………………………………………硝子!!」
家入「はい、五条退場。鎮静剤打つよ~。はい、夏油は寝て」
夏油「えっ、えっ、なんで、なんで?!」
家入「アイツ『僕傑に会ったら嬉し過ぎて泣くか悲し過ぎて泣くかどちらにせよ興奮状態になるからそん時は鎮静剤打って』って言ってて」
夏油「ええ……」
家入「ま、そんくらい『前』のオマエみたいに従うことと支配されることをわけられるようになれよ。マジで」
夏油「……善処するよ」 - 143二次元好きの匿名さん26/07/26(日) 15:05:32
ほら見ろ会ったらスピード解決じゃーーーーーん(泣きながら)
「伊地知が泣いてるよ」で涙腺崩壊したわ
良かったねぇ良かったねぇ
このまま幸せになれ - 144二次元好きの匿名さん26/07/26(日) 23:07:58
ここでメロンパンがきて何かしら大変なことになるとかないよな?
取り敢えず今は勝ってるから風呂行ってくる
(´ . .̫ . `)
|∪ホシュ∪| - 145二次元好きの匿名さん26/07/27(月) 00:10:58
- 146二次元好きの匿名さん26/07/27(月) 03:05:54
- 14714426/07/27(月) 10:29:44
- 14814626/07/27(月) 18:39:40
- 149二次元好きの匿名さん26/07/27(月) 20:03:04
- 150二次元好きの匿名さん26/07/27(月) 20:45:27
五条「傑ー?なに見つめてんの。もうすぐ定時だよ」
夏油「……ああ、悟。少し明日の資料を整理していてね」
五条「へーへー、相変わらず仕事早いねぇ。まあいいけどさ、今日の夕飯どうする?傑、なんか作ってくれる? それとも僕がなんか作ろうか?」
夏油「そうだね……今日は私が作ろうか。悟の好きなハンバーグでいいかい?」
五条「マジで?!やったー!傑の手料理一番好き!やっぱ外食より家で二人で食うのが最高だよね~♡」
夏油「ふふ、喜んでもらえて何よりだよ。……あ、そういえば悟。今日は硝子との夕食会の日じゃなかったかい? いいのかい、私なんかに付き合っていて」
五条「なんかって言うのやめろ。あの件?あれもう今後の定期夕食会自体ナシにしたから」
夏油「え?どうしてだい。家入家との付き合いもあるんだろう?」
五条「だってアレ、僕らの親世代が勝手に『幼馴染だし、お互い独身だし、このまま婚約させちゃえば両家の結びつきもバッチリ~♡』とか期待して、無理やりセッティングしてただけの仮面婚約みたいなもんだし。てか婚約ですらないし?傑と会う前は傑について語る場だったけど、再会してからは硝子も面倒くさがってたしさ」
夏油「そ、そうなんだ……」
五条「僕もカモフラージュとして利用できるなら放置でいっか~って思ってたけどさ。もう傑を僕の会社の正社員として囲い込めたし、硝子も一定の権力手に入れたし、バレても別に困んないじゃん?それに先週、親父たちにハッキリ言っといた」
夏油「……ハッキリって、なにを」
五条「ん?『硝子とは何もないし、僕は傑しか好きじゃないから余計なことすんな』って」
夏油「はぁ!?そんなことを言ったのかい?!」
五条「言った。事実だし。おかげで実家のクソジジイどもが大発狂して、僕に怒涛のお見合いラッシュ仕掛けてきそうだけど、全部突っぱねるから関係ないね!」
夏油「悟、君というやつは……」
五条「いいの!僕は傑と二人で家で美味い手料理食えればそれで幸せなんだから。さ、帰ろ!買い物付き合うよ」
夏油「……ああ。そうだね」 - 151二次元好きの匿名さん26/07/27(月) 20:47:05
五条「んじゃ傑、おやすみ~」
夏油「ああ、お休み、悟。今日も一日お疲れ様」
夏油「っ、ぐ……ぁ……っ!!」
『君は五条悟だから最強なのか、最強だから五条悟なのか』
夏油「……は、」
『私に従え、猿共』
夏油「……ッ、う」
『君で詰むとはね』
夏油「……さ、と……」
『最期くらい、呪いの言葉を吐けよ』
夏油「……は、……っ、あ……っ」
夏油(悟は……『傑しか好きじゃない』と笑っていた)
夏油(……だが、今の私はなんだ?)
夏油(悟の作ってくれた完璧な箱庭で保護され、悟の手料理や甘やかしに甘え、悟の人生と財産を吸い尽くしている)
夏油(前世で悟に業を背負わせた私が……今世でも悟から未来も、後継ぎも、普通の幸せも奪い続けている……) - 152二次元好きの匿名さん26/07/27(月) 21:04:53
前世思い出したことで罪悪感を背負い出したか…
今世では散々苦労して死にかけたりしたんだし何より五条が夏油無しではいられなくなってんだから離れたらダメだ! - 153二次元好きの匿名さん26/07/27(月) 21:11:09
- 154二次元好きの匿名さん26/07/27(月) 22:12:28
難しく考えるのをやめるんだお笑いやろう(提案)
- 155二次元好きの匿名さん26/07/28(火) 00:47:32
五条にとって夏油はマジで隣にいてくれるだけで良いんだろうけど生き方の意義や意味を見出すタイプの夏油にとってそれだけでは辛いというか
ただいるだけの自分(なんなら厄病神に近い)を許せないのもまた事実なんだろうな - 156二次元好きの匿名さん26/07/28(火) 08:18:57
ほしゅ
- 157二次元好きの匿名さん26/07/28(火) 11:10:01
これは五条家のクソジジイ共が夏油に何か言ってくるんじゃないか…?