【論詩】 都合の良い概念
それは全て人間に都合が
良いか悪いかで決まる
①神
本来は美徳追求の
礎と成るべき概念で或る
【恐怖→信仰】
全ての罪を神が背負う
神という全能の存在に
責任を押し付けてゆく
人間は罪悪感から解放され
神が全てを説明してくれる
まるで万能のAIみたいに
人間を気持ち良くしてくれる
②仏
本来は最高の
道徳的価値観で或る
【恐怖→信仰】
徳を積めば死後に高位の
存在に生まれ変われる
念仏で座禅で御布施で
徳の定義次第で幾らでも
人は磨き上げられてゆくと
錯覚させた坊主だけが
丸儲けしてゆく
③SDGs
本来なら全ての宗教より
遥かに価値のある概念で或る
【恐怖→目標】
本当に人間にとって価値のある
ものが屡々疎かにされ
人間に都合の良いものに駆逐される
〈目標に依る団結か〉
〈信仰に寄る団結か〉
ほとんどの人間は後者を選ぶ
目標は己の達成努力に縛られるが
信仰は基本的に他力本願で楽だからだ
SDGsがなかなか普及しないのは
あまり都合の良い思想に
基づいていないからだ
信仰は人間が陥る怠惰の大罪ではないか
動機付けと有り様が矛盾している
④推し
今流行の偶像崇拝の方が
人間に都合が良い概念で或る
【信仰→目標】
推しとは面白い概念で
信仰と目標の両義性を
担保できる可能性がある
推しを崇拝する気持ち
推しと共に頑張る気持ち
美徳と道徳と向上心を
兼ね備える可能性が在る
⑤SDGsを推す
マクロ視点で本当に価値のあるものを
選びたいなら現時点ではSDGsを推したい
活動のリソースは限られている
それは全て人間に都合が
良いか悪いかで決まる



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