臓器有償あっせん、別患者からも対価受けた疑いで元NPO法人理事長を再逮捕へ
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カンボジアでの臓器移植を巡る有償あっせん事件で、警視庁は28日にも、一般社団法人「国際医療相談室」(東京)の実質的運営者とされる菊池
捜査関係者によると、菊池容疑者は海外での移植希望者を募集。昨年5月、千葉県内の60歳代男性から移植を行う医療機関への謝礼として4万米ドル(当時のレートで約580万円)を受け取り、さらに法人手数料などとして約270万円を振り込ませた上、カンボジアで生体腎移植手術を受けさせてあっせんの対価として利益供与を受けた疑い。
菊池容疑者は男性に「合法」「アフターケアも万全」などと説明。大阪市内の医院で移植手術に必要な血液検査を受けさせ、紹介状を中国人コーディネーターを通じて中国人医師側に送付していたという。
移植は同5月、プノンペンの病院で行われ、男性は移植費などを現地で医師側に渡したとされる。腎臓はカンボジア人の男性から提供されたとみられる。
男性が医療機関への謝礼として支払った4万米ドルは、大部分が菊池容疑者に渡っており、同庁は、個人的な借金の返済に充てられたとみている。
菊池容疑者は2023年2月、理事長を務めたNPO法人「難病患者支援の会」(解散)を通じ、ベラルーシでの移植を無許可であっせんしたとして同法違反容疑で同庁に逮捕され、実刑判決を受けた。相談室は菊池容疑者が保釈中に設立された。菊池容疑者は相談室の男2人と、都内の70歳代男性に1236万円を振り込ませた上、カンボジアでの生体腎移植手術をあっせんしたなどとして、今月7日に同庁に逮捕されていた。