【最新自作詩】花でありたい
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差し伸べられた優しさも花と同じで、水をやらなければ、日差しを浴びなければ、いつかは枯れてしまう。
優しい人は何も言わずに、すっと離れてしまう。
その痛み、苦しみが今ならわかる。
今までの私は本当に自分本位で、自分しか見えていなかった。
自己の苦しみにしか目を向けられず、視野が狭かった。
差し伸べられる手にも限界があると気づけなかった。
だから今後、この先の長い人生で、私はそういう人でありたい。
見返りを求めずに手を差し伸べ、差し伸べられた時に受け止め、感謝できる人間でありたい。
他者を思いやれる、誠実に咲く、一輪の花でありたい。
手を差し伸べてくださった全ての方に、毎日花びらのような幸が降り注ぎますように。
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咲き誇らなくともいい
密やかにささやかに或る
雨ざらしに黙々と咲く一輪
華やかでなくとも名を知られずとも
ただ、貴方の目に美しく咲けばいい
そんな夢物語を、今日も抱き眠りにつく
貴方がそっと手に取る
私は根を離れ短い生の終焉を悟る
斜光が貴方の濡れた頬を映し出す
ただ一度、一度だけ
その痛みを忘れ去られたのなら
同じ温度であれたのなら
ふっと風が吹いた
私の花弁が貴方の頬を撫でた
咲き誇らなくともいい
ありふれた一輪でいい
ただ一頻りの悲しみを拭えるような
そんな花でありたい


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