高市早苗首相(自民党総裁)の政権運営のベースにあるのが、昨年10月に日本維新の会と結んだ連立政権合意書を忠実に実行しようとする姿勢だ。公明党の連立離脱という窮地を救ってくれた維新への義理と、維新との合意政策が衆院選で信任されたという自信。158日間の特別国会には強気の姿勢で臨み、皇室典範改正など成果を挙げたが、維新への傾斜に自民内の不満が募った。
「信頼は揺るぎない」
首相は特別国会の閉幕を受けた27日の記者会見で、維新との関係について「公明との連立解消に至り、苦しい状況にあった自民と連立を組むという重大な決断をしていただいた。信頼関係は揺るぎない」と力説し、両党の公約実現へ「歩みを加速しなければならない」と語った。