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<正論>待ったなしのホルムズ海峡問題  

安全保障研究者 元自衛艦隊司令官・香田洋二

香田洋二氏(桐原正道撮影)

先月から激烈化していたイスラエルとイランの交戦は6月21日の米軍によるイラン地下核関連施設攻撃に至り、世界の緊張はピークに達した。この攻撃に対するイランのホルムズ海峡封鎖の主張も中東情勢をさらに緊張させたが、その後の米・イランの交渉により事態は小康状態となり、ホルムズ海峡封鎖危機は脱した。

日本の国民生活にも影響

ホルムズ海峡やペルシャ湾を巡る世界規模の石油供給危機は過去にも発生している。主要なものは1973年の第4次中東戦争と78~79年のイラン革命、80~88年のイラン・イラク戦争、90~91年のイラクのクウェート侵攻、米中枢同時テロに起因する2001年からのアフガニスタン戦争と、イラクの核開発疑惑に伴う03年に開始されたイラク戦争等がある。

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