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<正論>今も日本を護る戦艦大和の足跡

日本経済大学准教授・久野潤

久野潤氏

沖縄へ向け大和出撃80年

本年は沖縄戦、そして戦艦「大和」出撃から80年の節目でもある。今もって史上最大の戦艦である「大和」は、その艦名も相俟(あいま)って我が国戦史上特筆すべき存在であり、またその出撃の当否をめぐる議論も戦後絶えなかった。

昭和20(1945)年4月1日の連合軍沖縄本島上陸の際、連合艦隊は「天一号」「菊水」の特攻作戦を発動した。鹿屋基地(鹿児島県)の第五航空艦隊の司令長官は、かつて山本五十六連合艦隊司令長官を補佐する参謀長として、またマリアナ・レイテの両海戦で第一戦隊司令官として「大和」に座乗した宇垣纏(まとめ)海軍中将。

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