現在システムメンテナンス中です

会員記事の閲覧など一部サービスがご利用できません。
ご迷惑をおかけしますがご理解のほどよろしくお願いいたします。

2月27日(日)午前5時頃まで

サービス再開時間が前後する場合があります。

→詳細へ

<正論>核を議論せず国民を守れるのか

金沢工大大学院教授、元海将・伊藤俊幸

金沢工大大学院教授、元海将の伊藤俊幸氏

官邸幹部による「核保有」発言がオフレコ取材を契機に表面化し国内外で大きな波紋を広げた。本件はしばしば「過激な核武装論」として語られるが、そう断じて思考を止めれば、日本は安全保障を冷静に考える能力そのものを失う。問うべきは発言の是非以前に、日本は「核を含む抑止」について順序立てて理性的に議論できない国なのか、という点にある。

核抑止は万能ではない

「抑止」には階層がある。核抑止は主として「核使用を思いとどまらせる仕組み」であり、「通常戦争やグレーゾーン事態を自動的に止める万能薬」ではない。これは冷戦期に確立した戦略理論の基本である。「核抑止」が強固であるほど、相手は「核に至らない範囲」での「武力行使」を選択する。いわゆる「安定性・不安定性のパラドックス」だ。

Google検索で「産経ニュース」を優先表示。ワンクリックで簡単登録

新着