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<正論>「国旗損壊罪」参考人席から見て

金沢工大大学院教授 元海将・伊藤俊幸

金沢工大大学院教授、元海将の伊藤俊幸氏

本年4月、筆者は本欄で、国旗損壊罪は表現の自由の問題ではなく制度設計の問題である、と書いた。その論考が縁となり、7月14日、参議院内閣委員会に参考人として招かれた。同席の参考人は憲法学者のお二人で、違憲の疑いを説かれた。本稿は4月の続編として、国会の議論を経て制度設計論に加えた2つの補強と、参考人席から見えたものを報告する。

ちなみに筆者は国旗への敬意を刑罰で強制せよという立場を採らない。制服を着てきた約40年で学んだことが一つある。忠誠心も敬意も、命令や刑罰では決して生まれない、ということだ。筆者が本法を支持した理由は別にある。

境界を引くのは国会だ

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