- プレミアム付商品券はお得な制度に思えるが、実際には発行や運営に伴う多額の事務コストが生じている。
- 自治体がプレミアム付商品券を活用する際には、プレミアム率の大きさだけでなく、「プレミアム分を届けるのにいくら費用がかかっているのか」という費用対効果の視点が欠かせない。2019年の全国事業では、5,000円分のプレミアムを届けるために約6,700円の事務費がかかっていた。足もとの事例では、これが1,000円程度まで下がったものの、自治体間のばらつきは大きく、一定の事務費が生じる構造そのものは変わっていない。
- 自治体には、「最小限の事務コストで、予算のうちできるだけ多くを生活者支援に回せる手法は何か」という視点から支援策を選択することが求められよう。
■目次
1――はじめに
2――2019年の事業では、5,000円分のプレミアムを届けるために約6,700円の事務費
3――デジタル化が解決策にならない可能性
4――おわりに