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3月に会見をひらいた時のひかりさん
3月に会見をひらいた時のひかりさん

2025年、大阪高裁の性虐待事件逆転無罪判決

閉鎖性は、司法全体の構造的な問題でもある。その一端を示す例が昨年もあった。

2025年1月、大阪高裁で性虐待事件の逆転無罪判決があった。しかしこの無罪判決は一切報道されていない。理由は、裁判所が判決文を司法記者にさえ非開示にしたからだ。判決を傍聴していた記者はいたが、性虐待であること以外はほとんど内容がわからなかったという。※刑事事件では判決文が一般に公開されない代わりに、法廷で判決文の読み上げが行われる。基本的には全文が読み上げられるが、性犯罪などの場合に内容の一部が伏せられることがある。また、司法記者は判決文や判決要旨を取り寄せることができる。

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この判決を出したのは飯島健太郎裁判長で、その前月である2024年12月に滋賀医科大学の男子学生2人に逆転の無罪判決を出していた。この判決は報道の後で一部から批判の声が上がり、大阪地裁前で抗議のスタンディングが行われる事態となっていた。

司法記者が非開示の理由を問い合わせたが、性虐待事案であるからという以外の説明はなかったようだ。複数の記者に意見を聞いたが、判決文を司法記者でも確認できないケースは滅多にないのではないか、という。私も、性虐待事件だから判決文が司法記者でも見られない、というケースはこれまで聞いたことがない。

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