「高専初の甲子園へ」近大高専、1963年の創部から初の決勝進出 伊藤監督「成長感じる」 中日・石伊雄太の母校【高校野球三重大会】
◇25日 全国高校野球選手権三重大会準決勝 近大高専7―4明野(四日市霞ケ浦第1) 近大高専が明野を振り切り、1963年の創部から初の決勝進出を決めた。「高専として初の甲子園出場」を掲げ、27日の決勝に臨む。 近大高専は2―2の3回に2死一、二塁から渋谷勘太外野手(2年)が右越えの2点適時三塁打を放ち、勝ち越し。4―2の4回には1年で3番に座る近藤楓内野手が高校初アーチとなる左越え3ランを放ってリードを広げた。近藤は「こういう場面で打ててよかった。実感がなくフワフワしていたけど、ベンチで先輩が迎えてくれてうれしかった」とはにかんだ。 三重県名張市にある近大高専は1962年に創立し、硬式野球部は63年に創部。OBからは元巨人の鬼屋敷正人さんと中日・石伊雄太捕手の2人をNPBに輩出した。伊藤康弘監督は石伊が在籍した2018年まで監督を務め、24年10月に再就任した。 初優勝を前に、まずは初の決勝進出を決めた。伊藤監督は「今までの最高がベスト4。子どもたちにも歴史を変えたいという思いはあったと思う。成長を感じる」と目を細めた。決勝では初優勝というさらに大きな目標に挑戦する。
中日スポーツ