常葉大菊川、8年ぶりに夏の決勝進出 先発・佐藤大介がエースの意地、見左足つりながら2失点完投【高校野球静岡大会】
◇25日 全国高校野球選手権静岡大会準決勝 常葉大菊川4―2加藤学園(しずてつスタジアム草薙) 2007年にセンバツを制した常葉大菊川が競り勝ち、決勝に進んだ。背番号1をつけるエース・佐藤大介投手(3年)が先発、終盤に左脚がつるアクシデントに見舞われながら9イニングを10安打2失点で完投。チームを2018年以来、8年ぶりとなる夏の決勝へ導いた。
佐藤は1回に連打と味方の失策で2死二、三塁とされたが、5番・福岡を遊ゴロに抑えてピンチを脱した。打線が2回に1点を先制すると、3回にも2点を追加。左腕は4回無死一塁から二塁打を許したが、バックが好返球を見せるなどして一走と打者走者をアウトにしてバックアップした。 しかし、終盤の7回ごろから暑さの影響で脚に異変を感じるようになった。石岡監督は交代を何度も考えたが、佐藤は「最後まで投げきる」という決意で続投を志願。9回は2死を取った後に脚がつってベンチで治療を受けたものの、最後の打者を一ゴロに打ち取ると、しっかりベースカバーに入ってウイニングボールをつかんだ。 今大会最長の9イニングを投げた佐藤は「最後は気持ちを入れて投げました」とコメント。主戦の意地を見せた形となり「チームを勝たせることができてよかったです。エースナンバーを背負っているる限りは最後まで投げ切りたいという思いがありました」。聖隷クリストファーの左腕・高部と対決する決勝に向けて「高部を倒さないと甲子園に行けないという思いで練習をやってきた。今までやってきたことを出して、聖隷に勝って甲子園に行きたい」と意気込んだ。
中日スポーツ