結局カニ友になる(男の友達考004)
男性は友達がいない。
私が行き着いた答えだ。周りに話を聞いても、男性は大人になると友達がいなくなる。では、女性はどうなのだろう、と思う。そこに差があるのかも、当然知りたいところだ。ということで、何人かの女性に話を聞いた。
女性には友達がいた。
それは以前書いたような特定のカテゴリーにおける友達ではない。趣味が一緒などではなく、私が求める、子供の頃で言えば、今日はスマブラ、明日は虫取り、明後日は川遊びのような、今日何して遊ぶ? から一緒に考える友達だ。
ちなみに、私が子供の頃はスマブラはまだなかったので、子供の頃からスマブラをしたことはないので、いまイメージで書きました。とは言え、ゲームはあったので、ゴエモン3を近所の友達を一緒にやった覚えがある。とても難しくて結末を迎えた時は、大人ならば、その後に飲みに出かけたかもしれない盛り上がりだった。
話は戻る。
何をして友達と遊ぶのかを女性に聞いた。食事に行く、謎解きをする、博物館に行く、ただ集まって話す、家に行く、買い物に行くなど、いろいろなものがあった。飲みに行くはあまりなかった。
男性に話を聞けば「飲みに行く」が、追従を許さない一位になると思うけれど、それが女性の場合は一位ではないのだ。飲みに行くに近いものもあって、それはカラオケに行くだったり、カフェに行くだったりする。
会う予定の日は決めて、何をするかはその後で考えているようだった。まさに私が考える友達像だ。何して遊ぶ? と一緒に考えたいのだ。それが女性の友達付き合いには存在しているようだった。
目的なく集まることもあるのかも聞いた。あるそうだ。会ってから考えると言っていた。事前に決めていても、天候次第になる遊びかもしれないし、気分が乗らない時もあるかもしれない。フレキシブルな友達との遊び方を構築できている。
一方で、男性は飲みに行く、一択だ。少なからず私はそうだ。思い出してみても、大人になってからは、一緒に買い物に行こうよ、と友達に行ったことはないし、誘われたこともない。もちろん特定のカテゴリーにおいてはある。登山仲間と登山道具を買いに行くのような。ノンカテゴリーにおける友達とはないのだ。飲みに行く、だけなのだ。
友達の家に行ったこともない。
でも、女性は友達の家に行っていた。仮に私が友達の家に行った時しても、無の時間ばかりになって、居心地が悪い気もする。もし友達が犬猫を飼っていたら、友達よりも、犬猫に話しかけている時間が長くなる気がする。
あるいは気まずくなるのがわかっているので、カニを買って行くかもしれない。カニを食べている間は話さなくてもいい、というルールがあるので、カニを大量に持って行ってひたすら食べる時間になるかもしれない。
ただその場合は、相手(友達)が甲殻アレルギーが否かを、先に確認する必要がある。またカニは安いものではないので、友達の家に遊びにもはや行きたくないかもしれない。あるいはもうそれは「カニを食べる友達」というカテゴリーになる気もする。カテゴリーのない友達が欲しいのに、カテゴリーが生まれてしまうのだ。
結果、友達とは「飲みに行く」となってしまうのだ。



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