聖隷クリストファー左腕・高部陸、9回13奪三振の熱投 チームはサヨナラ勝ちで3年連続の決勝進出【高校野球・静岡大会】
◇25日 全国高校野球選手権静岡大会準決勝 聖隷クリストファー2―1磐田東(しずてつスタジアム草薙) 夏の甲子園2年連続出場を目指す聖隷クリストファーが9回サヨナラ勝ちで3年連続の決勝進出を決めた。エース左腕の高部陸投手(3年)が先発。9イニング5安打1失点、13奪三振という快投を見せて、勝利に貢献した。 高部は2回2死三塁から自らの暴投による振り逃げで1点を先制されたが、それ以外は切れのある直球に緩いカーブや鋭いカットボールを巧みに交えて、危なげない投球を披露。味方打線が磐田東の先発・斎藤を打ちあぐねる中、2回途中から4者連続、7回途中から3者連続の三振を奪って援護を待った。 打線は6回にバッテリーを組む筧の遊撃への適時内野安打で同点に追いついた。これでさらに集中力を高めた高部は8回に迎えた2死一、二塁のピンチで3番・舘を冷静に三ゴロに打ち取って窮地を脱出。大きくほえながらのガッツポーズでナインを鼓舞すると、9回にも2つの三振を奪って勝利への勢いをつけた。
チームは9回1死満塁で、スクイズを処理しようとした相手守備が乱れて、サヨナラ勝ち。延長タイブレーク突入を覚悟して準備していたという高部は「勝ててホッとしています」と安堵(あんど)の笑みを浮かべ、「気持ちのこもった球を投げられた。三振を思った以上に取れて、いつも以上にいいピッチングができたのかなと思っています」と総括。田中監督はそんな左腕を「本当に粘り強く投げてくれました」とねぎらった。
中日スポーツ