ソフトバンク栗原陵矢が両リーグ最速30号、高めの速球を逆方向へ3ラン…本人もびっくり「意外と飛んだ」
ソフトバンク7―3西武(24日)――ソフトバンクが3連勝。同点の六回、柳田の適時打で勝ち越し、七回には近藤の2ランなどで加点した。上茶谷は先発2連勝で6勝目。西武は投手陣が振るわず。 【イニングスコア】ソフトバンク―西武(24日)
ソフトバンクの栗原は打席でどんな球でもスタンドへ運びそうな迫力を漂わせている。「ここに来たら逃さないというツボ」を確立し、「(左打席と)逆方向に飛距離が出ている」ことが本塁打の量産につながっていると、小久保監督はみる。この日放った節目の30号は、逆方向への一発だった。
1点を追う四回無死一、三塁の絶好機。「最悪でも犠飛」と、やや外寄りの高めの速球をたたくと、打球はぐんぐん伸びて左中間フェンスを越える3ランになった。力強いアーチにチームメートは目を丸くし、本人も「スタンドまでいくとは思わなかった。意外と飛んだ」と驚いた。
本塁打数トップを独走する栗原について、指揮官は「内角の打ち損じが少なく、難しい球を打てる技術がある」と説明していたが、最近は左方向への強打も伴ってきているという。前半戦での大台到達に「こんなにあっさりいくとは思わなかった。欲を出して(40本を)狙ってほしい」と発破をかけた。
両リーグ最速の30号に「(シーズンが)始まる前は全然考えていなかったのでうれしい」と喜んだ栗原。さらなる上積みについては「1本ずつ、しっかり頑張る」と、冷静さも忘れなかった。いまや手がつけられない存在になった不動の4番は、まだまだ進化を続けそうだ。(上本虎之介)
ソフトバンク・小久保監督「(上茶谷は)ずっと中継ぎをやっていて、急きょ先発でよく投げてくれている」