生きたままの猿の脳を喰う

テーマ:

イメージ 1

中国人は「空を飛ぶものは飛行機以外なんでも食べる、四本足のものは机以外なんでも食べる、二本足のものは親以外なんでも食べる」という。中国人に食のタブーはない。そこで、猿の脳を食べるという話を思い出した。

「世界残酷物語」という映画に、生きた猿の脳を食べるシーンが出てくるし、映画「インディ・ジョーンズ」にも猿脳喰いのパロディシーンが出てくるほど有名な話ではあるが、中国人は生の動物はあまり食べない。

生きたままの猿の頭蓋骨を外しスプーンですくい取って、あるいは猿の頭に穴を開けて金属製のストローを刺して食べるとも言われる。しかし、あまりにショキングなイメージであるため信憑性に疑問があり、都市伝説であるとする人もいる。さて、猿脳喰いは噂通り事実なのか、都市伝説なのか。

明代の「本草綱目」には「南方では新鮮な猿の頭をもってよしとす。ことにとろみのある部位は喜ばれん」という記述がある。また、清代の「曼陀羅軒閒話」は、中国中の様々な地域の漢方薬や食品知識をまとめたものであるが、生きた猿脳が供される描写がある。

王朝時代の宮廷では、満州族の料理と漢族の料理のうち、山東料理の中から選りすぐったメニューを取りそろえる満漢全席に猿脳が供されていたことからも、猿脳喰いは一般的であったかどうかは別にして事実であろう。

実は、猿脳は中国に限らず、薬餌としてベトナムや台湾などの東アジア地域で食される。古くは日本でも不老長寿の妙薬として生猿の脳を供する習慣のある地域もあった。では、どのように食べるのか。

諸説あるが、私の知っている限りでは、猿脳喰い用のテーブルには真ん中に猿の首の大きさに穴が開いている。猿は動けないように縛り上げられ、テーブルの穴から首を出した状態で、料理人によって頭頂部の頭蓋骨が外される。

猿は生きたままの状態で、その脳が露出した頭部から脳をすくい取って食べるのである。猿に強いストレスを与えるとより旨味が出る(らしい)ので、薬味や酒を脳と混ぜるという説もある。いずれにしても、脳を食べられる過程で猿は意識を失い、まもなく死に至ることとなる。

「超脳工房」サイトというでは下記のように紹介されている。錐のようにとがったハンマーでその猿の後頭部に穴を穿ちます。たぶんとっても痛いと思うのですが、あまりの痛みかその瞬間的なことなのでやはり猿は暴れることなくただきょとんとしているだけなんだそうです。

そしてそのあいた穴に金属製のストローのようなものを差し込んでちゅうちゅうと脳みそを同行者は吸い込んだのです。すると猿は目を見開いたままじっとしているのですが徐々に目玉があがって白目をむいていくのだそうです。とうとうすべての脳みそを吸い出されたときには猿の目玉は真っ白になっているということなんです。

では、その味はというと、写真の記事では「牛のレバーに、生うにをかけたような、酸味のある―というのが試食した人たちの言葉」とある。※希望があれば、猿脳喰いしている動画のURLお知らせします。
AD