高校生自転車サミット28日開催 ルール啓発議論 三重
三重県教委の長﨑禎和教育長は23日の定例記者会見で、高校生が交通ルールを効果的に啓発する手法などを検討する「県高校生バイシクルサミット」を、28日に県庁講堂で開くと発表した。 県教委によると、道交法改正で自転車乗用中のヘルメット着用が努力義務化されたことを受けて令和6年度から開催。自転車の交通違反に「青切符制度」が導入されて以降では初の開催となる。 事前に申し込んだ県立と私立の計14校から、生徒会役員ら31人の生徒が参加する予定。ヘルメットの着用など、自転車の交通ルールを効果的に呼びかける手法などについて意見交換する。 VR(仮想現実)を活用した自転車事故の疑似体験や、自転車事故に関する専門家の講義などもある。県教委は、生徒らが当日のサミットで作成した交通安全の標語やクイズを啓発に活用する。 昨年度中に発生した県立高の生徒による自転車事故は392件で、近年はほぼ横ばい。5年度は4.6%だったヘルメットの着用率は上昇しつつ、本年度時点も13.7%にとどまっている。 ヘルメットを着用しない理由について、これまでのサミットに参加した生徒らは「着用した外見が気になる」と答えたという。各学校でも、生徒から「髪型が崩れる」との声が寄せられている。 長﨑教育長は「生徒の命を守るため、ヘルメットの着用率を高めたい。青切符制度が導入されたことも踏まえ、サミットを通じて主体的に交通ルールを順守してもらえるようにする」と述べた。