【巨人】まさに値千金!ルーキー小浜のプロ初アーチで阪神との死闘に幕「まさかスタンドまで行くとは…」ダルベック逆転2ラン→マルティネス失点で突入した延長戦を制す
◆JERAセ・リーグ 阪神2―4巨人=延長10回=(24日・甲子園) 巨人が「あと1球」から驚異的な粘りを発揮し、首位攻防3連戦の第1ラウンドをものにした。阪神・才木にほぼ完璧に抑えられていたが、0―1で迎えた9回2死三塁から、4番のボビー・ダルベック内野手(31)が一時逆転の16号2ラン。その裏に一度は追いつかれたが、延長10回、途中出場のドラフト5位ルーキー・小浜佑斗内野手(24)がプロ1号の決勝2ランを放った。土俵際からうっちゃって、同率首位に再浮上。25日の第2戦はルーキー・竹丸に託す。 【動画】試合を決めたルーキーの一発 小浜が10回に放ったプロ初本塁打が決勝2ラン * * * 決勝の本塁打を放った小浜は「何とか決めたいなと思って打席に入りました。手応えよかったですし、外野は越えてくれるかなと思ったんですが、まさかスタンドまで行くとは思わなかった」とコメントした。 チャンスの糸口すら遠かった展開の中で、若武者の奮闘が光明になった。0―1の8回2死。石塚がフルカウントから9球目の内角152キロ直球を詰まりながらも押し返した打球が、右翼線で弾んだ。「8番・三塁」でプロ2年目で甲子園デビューを果たし、第3打席で初安打。代走の小浜と交代でベンチに戻る20歳を、先輩ナインが温かく迎えた。しかし続く代打の丸は空振り三振に倒れ、電光掲示板に8イニング目も「0」がともった。 前半戦を締めくくる首位攻防3連戦の第1ラウンド。24年7月30日の阪神戦(甲子園)から10連敗中の天敵右腕とのマッチアップとなった。橋上監督代行は20~22日の広島戦(東京D)を休養させた松本を2番、22日に昇格したばかりの石塚を8番に起用。コンディション面でフレッシュな“新戦力”に期待をかけ、打倒を図った。 1点を先制された直後の3回1死から甲子園で公式戦デビューとなった石塚が四球でチーム初出塁。ウィットリーが犠打で2死二塁と初めて得点圏に走者を進めたが、好調の浦田が空振り三振に倒れて好機を生かせなかった。 0―1の4回1死で3番の泉口が遊撃内野安打でチーム初ヒット。ともに今季の阪神戦で打率3割超のダルベック、大城の中軸に期待がかかったが、空振り三振と中飛に倒れた。 才木との前回対戦だった8日の阪神戦(東京D)は7回無得点。橋上監督代行は「もともとの才木投手の印象とは違って変化球も多めに投げられたような気はします。うまくかわされた感じ」と振り返っていた。2週間ぶりの再戦では一転し、150キロ超の直球が主体となった右腕を打ち崩せず。引き出しの多い難敵に手を焼いた。 しかし、0―1のまま迎えた9回にドラマが待っていた。先頭の浦田が右前打で出塁。松本の犠打、泉口の二ゴロで2死三塁となり、4番のダルベックがカウント2―2から6球目の高めフォークを完璧に捉え、左中間席へ16号2ラン。敗戦まであと1球から、4番が起死回生の逆転弾を放った。 だがその裏、マルティネスが1点を守り切れず。 突入した延長10回、ルーキー小浜が1死二塁からプロ第1号となる勝ち越し2ランを左翼席に放った。その裏を田中瑛斗が抑えて巨人が死闘を制した。
報知新聞社