日本ハムが今秋ドラフト上位候補として、苫小牧駒大の伊藤大海投手(3年)をリストアップしていることが3日、分かった。侍ジャパン大学代表にも選出された最速154キロ右腕で、球団幹部は「(能力は)すばらしい。それ以外に言いようがない」と高評価を隠さなかった。
伊藤は紆余(うよ)曲折を経てドラフト候補へと上り詰めた。駒大苫小牧高では1年秋からベンチ入りし、2年春のセンバツに出場。16年に駒大に進学したが同年秋に退学し、17年4月に苫小牧駒大に入学した。規定により1年間は公式戦に出られない期間を過ごしたが、昨年8月には秋季リーグの旭川教育大戦で7回参考ノーヒットノーランを記録するなど結果を残し、評価を上げていた。
同幹部は「現状の能力からすれば、十分に1位指名が考えられる」と説明しており、北海道出身者の1位指名での入団となれば球団では初めて。今秋ドラフトについては「(各球団)候補が割れると思う。非常に難しい選択」と分析しており、慎重に指名方針を見極めていくが、果たして―。
◆伊藤 大海(いとう・ひろみ)1997年8月31日、北海道鹿部町生まれ。22歳。小学2年から野球を始め、鹿部中では函館東シニアに所属。駒大苫小牧高を経て16年に東都1部の駒大に入学したが同年秋に退学し、翌17年に苫小牧駒大に入学。18年春のリーグ戦では6勝を挙げ、リーグMVPとベストナインに輝いた。176センチ、80キロ。右投左打。