「脚が長くて…」 大型捕手ならではの悩みを克服 身長187センチのソフトバンク渡邉陸が見つけた理想型
◆日本ハム2―6ソフトバンク(16日、エスコンフィールド北海道) ソフトバンクの渡邉陸捕手(25)が好リードで移籍後初先発の上茶谷大河投手を勝利に導いた。 ■【動画】〝神返球〟牧原大成、無駄のないカットプレー!! 5回には相手の二盗を阻止する強肩も披露した。捕球してから素早く体を反転させて二塁に送球。やや右にそれたが、カバーに入った遊撃の川瀬晃のカバリングで進塁を許さなかった。「(川瀬)晃さんがうまいことタッチしてくれたので、助けられたなって感じです」。渡邉は謙虚に笑った。 大型捕手ならではの悩みだった。多くの捕手は走者が出るとひざを立てて構える。走者がスタートを切るのを確認すると、スムーズに送球動作に移るために左脚を少し前に出しながら捕球する。 ただ、身長187センチの渡邉は左脚全体を地面につけたままにしている。「ひざを(地面に)つけていなくても脚が長くて(前に)出せないので。(ひざが)立っている状態から地面につけようとすると時間もかかる」。左脚を出しながらの捕球動作がしにくく、投球が低めに来た場合の対処もしにくい。 昨季までは走者が出たらひざを立てて構えていたが、今年からはやめた。「去年も結局、投げる前にはひざをつけてしまっていたので。それだったらずっとつけておこうと」。昨季は「スロー(イング)が求めているレベルに達していない」(小久保裕紀監督)との理由で6月に2軍降格。理想の形を模索する中で余分な動作を削って今の形にたどり着いた。 左手を手術した山本祐大が2軍戦に出始めており、1軍復帰も近い。渡邉は「チャンスは多くないと思うので、出た時に『しっかりやれるぞ』というところをもっと見せていきたい」と力を込めた。今の渡邉にとって長身は利点でしかない。(大橋昂平) 【#OTTOホークス情報】 ▼「かなり大きいです」ソフトバンク小久保監督、苦しい先発事情で「救世主」登場に笑顔▼
西日本新聞社