佐々木麟太郎が語ったマイナーからメジャー挑戦の意義「自分自身の生き方」「少しでも希望を」「道しるべを作れるよう」
マーリンズからドラフト8巡目(全体235位)指名を受けて入団を決断したスタンフォード大・佐々木麟太郎内野手(21)が23日(日本時間24日)、フロリダ州マイアミの本拠地・ローンデポパーク内で行われた入団会見に出席した。マーリンズのユニホーム、帽子を着用し、現地メディアの質問には英語で対応した。 【写真】妹・秋羽との幼少期2ショット!「どこにいても私は兄の1番の味方」エール送った 花巻東高で140本塁打。当然プロ、大学から注目される存在だったが、スタンフォード大進学を決断した。さらに今回もソフトバンク、マーリンズ、大学残留という異例の選択肢がある中で、マーリンズとの契約を選んだ。 ソフトバンクに入団してメジャーを目指す道もあった。スタンフォード大にもう1年在籍して、ドラフトの順位を上げてメジャー球団と契約をする選択肢もあった。それでも麟太郎はマイナーからメジャーを目指す決断をした理由を改めて明かした。 「自分自身の生き方だと思っている。よければよい方に転がると思っていますし、ダメであればダメな方に転がると思っている。それも自分の責任ですし、自分に、実力があったのか、なかったのかのどちらかになると思うので、それも(マイナー生活で)以前よりハッキリしてくるでしょうし、それも理解した上であえてこの道を選んでいる。人と違う道を行くというか、やっぱりチャレンジしたいという気持ち、とにかく挑戦して成功できればいいですけど、ダメだったらダメでしょうがないと思っている。これはプロの世界ですし、自分自身もやっと始まったところですけど。そこが自分自身の生き方のモットーだと思っている。よくてもダメでもまずやってみて、結果を受け止めてまた次は必ず何か起こってくると思うので、それにひとつひとつ向き合うような人生にしていきたいと思っている。それは自分自身の名前(勝海舟に由来する)にも意味が込められていると思っているので、なんとかその期待に応えられるように、応援してくださっている方の期待に少しでも応えられるように頑張りたいと思っています」 高校で活躍して甲子園の舞台も経験し、米国の大学を経て、マイナーからプロ生活をスタートさせるというのはこれまでに前例がなかった異例の道。どんな未来が広がるかは分からない。麟太郎は自身の未来だけでなく、日本球界の未来も背負っての決断だったことも明かした。 「もちろん自分自身まだまだスタートラインにようやく立てたところですし、なにか子どもたちに何か言えることはないですけど、できるだけ頑張ってはい上がりたいと思っていますし、どういう結果になろうともここでこうやって挑戦してきた姿は、必ず今後の自分よりはるかにうまい選手が現れると思うので、そういう選手たちができる挑戦しやすいような道しるべを作れるような選手になれるように頑張りたいなと思っています。もちろん結果が伴えばいいですけど。ただ、この生き方を示すことが大事。自分の人生として、生き方として大事だと思うので、その生き方を示しながら結果が伴えば自分自身すごいうれしい。それがどんどん出てくる、自分よりはるかにうまいスーパースターの選手たちに何か少しでも希望を与えられればいいなと思っているので、頑張りたいと思います」 マーリンズのユニホームに袖を通して笑顔も見せた麟太郎。誰も通ってこなかった道を歩む覚悟がにじんでいた。
報知新聞社