関商工、2年連続で準決勝進出 1回無死満塁の大ピンチで2番手の橋本が好火消し【高校野球・岐阜大会】
◇23日 全国高校野球選手権岐阜大会準々決勝 関商工9―2多治見工(ぎふしん長良川)=8回コールドゲーム 2011年以来、15年ぶりの夏の甲子園出場を目指す関商工が多治見工に8回コールドゲームで快勝し、2年連続の準決勝進出を決めた。 先攻だった関商工は1回に鈴木大の遊ゴロで1点を先制したが、直後に先発の板屋が2四死球などで無死満塁というピンチを迎えた。江崎大輔監督は2番手・橋本との交代を決断。「かわすのではなく、力勝負でいけ」とハッパをかけられた橋本は内角を果敢に攻める真っ向勝負を挑み、まずは4番・佐伯を左飛に抑えた。さらに、続く清水玲に二塁へ併殺打を打たせて、指揮官が「5点を覚悟した」という窮地を無失点で切り抜けた。
「練習試合でやってきたことが結果につながったと思います。強い気持ちで投げられた。ゲッツーを取った時は優勝が決まった時ぐらいうれしかった」という橋本はこの好火消しで波に乗って、6回途中までの5イニング1/3を2安打2失点(自責点0)と好投。リズムを取り戻した打線は機動力を生かした攻めをみせて3回と5回に1点ずつ取ると、8回に打者11人の猛攻で一挙6点を奪い、試合を決めた。 チームは昨夏の岐阜大会、新チームとなった後の秋の岐阜県大会ともに準決勝で敗れた。それだけに、この夏に懸ける思いは強く、「今日のヒーローは橋本かなと思います」と右腕を褒めた江崎監督は「もうずっとここまではこられていますので、次のステージに」と意気込み、橋本も「岐阜県を制したい。次の試合も今日みたいな戦いをして、一戦必勝で次を見ずにやっていきたい」と気合を入れ直していた。
中日スポーツ