1安打で敗戦の慶応・森林監督「高校生が打つ球じゃない」
全国高校野球選手権の神奈川大会は24日、横浜スタジアムで準決勝があり、慶応は0-4で横浜に敗れ、107年ぶり2回目の日本一となった23年以来、3年ぶりの夏の甲子園出場はならなかった。 慶応は二回に3点を先取されるなど、序盤に4点のリードを許した。打線は横浜のエース右腕・織田翔希、左腕・小林鉄三郎ら3投手の継投を前に九回2死まで無安打に抑えられ、反撃はならなかった。 慶応の森林貴彦監督の試合後の主なコメントは以下の通り。【長宗拓弥】 ◇「メジャーも見に来るよなと」 <試合を振り返って> 前半ビハインドは想定内でしたが、4点は多かったです。2、3点で後半にいきたかったですね。 後半でうちが1点を取らないと、相手に重圧がかからないので、うちの攻撃力のなさというか、封じ込める相手の投手力、守備力の高さ、そこの勝負で横浜さんが上だったなと思います。 <横浜の織田投手は最速157キロを計測。力強い直球を軸に抑えられた> 154、5キロとか、高校生が打つ球じゃないんで、彼らも良い経験をしたんじゃないですかね。1球、2球じゃないですからね。アベレージで150キロ以上出ている。これは、NPB(日本野球機構)だけでなく、メジャーのスカウトも見に来るよなと納得しながら見ていました。慶応の大学生なら、どうやって打つのかなとか、そういうことを考えちゃうくらいでした。高校生にこれを打てというのは酷かなと。フォークもあって、スライダーもあって、チェンジアップもある。素晴らしい投手だと再認識いたしました。みんな頑張ったと思います。 <織田投手に対し、どんな対策をしたのでしょうか> 何があると思いますか?(笑い) 硬式のマシンでなく、近い距離で柔らかいボールを打つ練習をしてきました。短い時間で反応する練習は夏に向けてやってきたんですけど……。それなりにはじき返した打球もあったし、彼らは頑張ったと思いますが、もう一段、二段、織田くんが上だったと認めるしかないですね。 <横浜の強さをどのように感じましたか> 全国優勝クラスは間違いないと思います。こういう舞台で勝負できたのはありがたいことだと思います。 <3年前には決勝で対戦し、横浜に勝って甲子園を制しました> 県内で横浜さんとやる時は、基本的に横浜さんの方が力が上で、うちがどうやってチャレンジしていくかという構図です。いつも負け続けているので、その中で、勝ちの試合を持ってこられるかというところ。少ない可能性をどうやって引き出すというか、チャレンジはこれからも続くと思います。今までもそうですし、これからも、変わらないんじゃないかと。県内に素晴らしいチームがいて目標があるのはいいことだと、前向きに捉えて頑張っていきます。 うちは2年生が多いのでこの経験を次に生かしていきたいと思います。