自作自演!! 時事通信・木村光子記者が「改正皇室典範」成立を国連で告げ口質問。定例会見のテーマとはまったく無関係。そんなに政府批判、皇室批判を引き出したいのか?(令和8年7月19日)
(画像は国連事務総長報道官室の会見@YouTube国連チャンネル)
「改正皇室典範」の成立が国連の場で波紋を呼んでいる。正確にいえば、一知半解の日本人記者が無用の波風を世界に立ち騒がせているかに見える。
時事通信は、きのう18日、「皇室典範改正で国連総長『女性権利向上の政策を』」と題する記事を配信した。時事ドットコムの記事には、グテレス事務総長の写真も載っている。記事本文を読まなければ、事務総長が皇室典範改正に直接、注文をつけたかのように、誤読されかねない。
〈https://www.jiji.com/jc/article?k=2026071800174&g=int〉
しかし事実はまったく異なる。記事本文によれば、ハク事務総長副報道官に、記者が質問し、副報道官が答えたのである。典範改正を批判してもいない。
そのことは、国連のプレスリリースで裏付けられる。
〈https://press.un.org/en/2026/260717.doc.htm〉
質問した「記者」とは誰なのか、といえば、ほかならぬ時事通信の記者であった。なんと自作自演の記事なのである。
国連のプレスリリースによると、17日の正午、事務局長報道官室による定例記者会見が行われた。ファルハン・ハク事務総長副報道官は、事務総長が上海で開かれた世界人工知能会議に参加したことなどを説明した。話題はこのほか、西アフリカ、パキスタン、レバノンなどに及んだ。
副報道官は、日本の皇室典範改正については、何も語っていない。会見のテーマではない、脈絡のない典範改正をあえて取り上げ、質問をつきつけたのは、時事通信の木村光子記者である。
〈https://press.un.org/en/2026/260717.doc.htm〉
プレスリリースによれば、木村記者は、国連の女子差別撤廃委員会が皇室典範改正を促したのに対して、今回の改正は逆に男系継承を強化する内容になっている。事務総長はこの改正についてどんな意見を持っているのか、と質問した。
これに対して、副報道官の答えは、事務総長は、あらゆる分野で、女性の地位向上につながる包括的政策の採用を、単に奨励しているだけだというもので、日本の皇位継承問題についてコミットしたわけではない。
時事通信の記事は誤報に近い。
記者会見の模様はYouTubeの国連のチャンネルにも載っている。
〈https://www.youtube.com/watch?v=8C2hvOKg3pI〉
それにしても、なぜ国連で告げ口しなければならないのか? 何度も書いてきたように、古来、126代にわたって続いてきた皇位の男系継承主義は、女子差別とは次元の異なる問題である。差別どころか、女性の価値を認め、尊重するからである。
木村記者は外信部の所属らしい。専門とは思えない分野の記事を書くのは自由だが、せめて、皇位継承には千年をはるかに超える、固有のルールがあるのであり、わが皇室が、そしてわが祖先たちが、なぜ男系継承主義を守ってきたのか、謙虚に追究してほしいものである。その理由が理解できるなら、自分の行為がいかに愚かなことか、身に染みることだろう。
蛇足ながら、木村記者が質問で言及した女子差別撤廃委員会CEDAWは厳密には国連機関ではない。国連機関なら国連女性機関UN Women(アジア唯一の連絡事務所は東京にある)があるが、皇位継承問題について何らコメントしていない。木村記者は取材対象を誤っていないか?
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