「セルフレジ」万引きにスーパー対応苦慮…「故意」「精算ミス」見分けにくく、被害額500万円でも認知は数十万円
対策研修会
6月中旬、静岡県内小売業者らの防犯責任者を対象とした万引き対策の研修会が静岡県庁で開かれた。静岡県警生活安全企画課の坂田幸隆課長は「セルフレジを狙って商品を重ねてスキャンしたり、バーコードを指で隠したりする手口がある」と指摘。「工業会 日本万引防止システム協会」の稲本義範会長は「AIを活用した最新の対策もあるが、来店客への積極的な声かけも効果的だ」と呼びかけた。
静岡県警によると、1~5月の静岡県内の万引き認知件数(暫定値)は1107件(前年同期比144件減)。25年の年間認知件数は2875件(前年比206件増)だった。1600人以上が摘発され、うち約4割が高齢者だった。