バトルハウススーパートリプル1000連勝 メガバクーダ軸重力トリパ
お久しぶりです バトルツリー500連勝の構築記事以来、実に5年振りに執筆しました
昨年デビューしたトリプルバトルでバトルハウスに挑戦した結果、自身初の4桁連勝を達成できたので、使った構築と立ち回りを紹介します
トリプルバトル限定の仕様
まず、他のルールにない独特の仕様を簡単に解説します
①攻撃範囲
下図のように、対角のポケモン(右→左、左→右)は互いに攻撃できません なみのりなどの全体攻撃も、当たるのは隣接するポケモンだけです
ただし飛行タイプの技と「波動」技は例外で、使用者の場所によらず全て届きます
この仕様のため、ダブル以上にポケモンの配置順が重要
バトルハウスの相手は右詰めでポケモンを繰り出すため、こちらは左にサポート役、中央と右にアタッカーを配置するのがおすすめです
②MOVE(位置入れ替え)
左右のポケモンのみ、技選択画面に「MOVE」コマンドが現れます
これは技を出す代わりに中央と場所を入れ替える手段で、優先度は0
上図で行動順が②→①の場合、②が攻撃→①が「MOVE」で中央と入れ替え→①が攻撃を受けるといった流れになり、うまく使えばヒット&アウェイが決まります
MOVEを使うと技が出せないため、手の空いたサポート役に使わせることが多いです
なお、バトルハウスの相手はMOVEを使いませんが、お互い1体ずつ対角に残った場合のみ、それぞれ中央に強制移動する「リセットムーブ」が起こります
因みにサイドチェンジは左右を入れ替える効果で、中央にいると失敗します(バトルハウスで何度か失敗シーンを見ました)
メンバー紹介
先発①(左) ヨノワール@メンタルハーブ
特性:おみとおし 性格:のんき 努力値:H244B252D12
実数値:151-x-205-85-157-45(最遅)
技:ふぶき/にほんばれ/じゅうりょく/トリックルーム
戦局を司る総司令官
味方に有利な場を作り出すパーティの要です
ねこだまし無効で弱点は技威力が低いゴーストと悪のみ、簡単に倒れない耐久からトリックルームを安定して決められます
持ち物は不意の挑発やメロメロから回復するメンタルハーブ 状態異常はエルフーンの神秘で防ぎます
じゅうりょくは全員の命中率を5/3倍にする変化技 技を外す恐れがなくなり、安定感が格段に上がります さらに飛行や浮遊の地面無効がなくなるため、メガバクーダの一貫性も向上します
にほんばれはメガバクーダを通したいときや相手に水タイプが多い場合に
唯一の攻撃技ふぶきは複数に当たるため、援護射撃やタスキ潰しに有効 たまに凍らせることもあります
特性おみとおしも強く、持ち物を見抜くことで相手の「型」を特定できます 特に型がランダムな御三家使いや準伝説使いに有効で、止めるべき相手の判断に役立ちます
例:ランドロス ズアの実を持つ型のみじわれを使うため、ねこだましを撃って止める
またゾロアークの見破りにも役立ちました
他のポケモンに扮してあくのはどうでヨノワールの弱点を突き、怯ませることもある恐ろしい存在ですが、持ち物の「きあいのハチマキ」はバトルハウスで他に持つポケモンがいないため、おみとおしなら一発でバレます
ゾロアークと分かればヤミラミのねこだましで行動を封じ、安全にトリックルームを決められます
先発②(中央) ヤミラミ@だっしゅつボタン
特性:いたずらごころ 性格:なまいき 努力値:HD252B4
実数値:157-x-96-75-128-49(最遅)
技:バークアウト/ねこだまし/さきおくり/ちょうはつ
生意気でイタズラ好きな小悪魔ちゃん
相手の妨害や弱体化が得意です
まずはねこだましやさきおくりで相手1体を止めて、ヨノワールのトリックルーム展開を補助
自身はゴーストタイプのためねこだましで止まりません(肝っ玉ガルーラは例外)
その後攻撃を受けると脱出ボタンが起動し、控えのアタッカーと速やかにバトンタッチ
そしてトリックルームが切れた終盤にも真価を発揮 ねこだまし→さきおくりで相手を2ターン押さえつけて、何度も窮地を救いました
挑発はトリル返し、壁貼り、守る封じや耐久型崩しに
バークアウトは相手全体の特攻を下げつつ、襷潰しにも使える便利な攻撃技 まけんきやせいぎのこころには注意
先発②(右) エルフーン@きあいのタスキ
特性:いたずらごころ 性格:おくびょう 努力値:H252D36S220
実数値:167-x-105-x-100-180
技:しんぴのまもり/ひかりのかべ/ちょうはつ/てだすけ
サポートに長けるいたずらごころの申し子
ヤミラミと対照的に、こちらは味方の強化が得意
特に神秘の守りは味方全体を一切の状態異常から守れる(特性すりぬけ、かえんだまなどは例外)ため、最初に使うと安定感がグッと高まります
その後も手助けでアタッカーの火力補助、光の壁で特殊耐久強化など攻守で味方をサポート
挑発はヤミラミ同様厄介な相手に 相手の並びによってはダブルで撃つことも
逆に自分が挑発されると動けないため、素早さはいたずらごころ×挑発持ちの最速トルネロス抜き
色々サポートしたいので、持ち物は行動保障のタスキ HP1で耐えてから相手の攻撃を誘うこともできます
控え① メガバクーダ
特性:マグマのよろい→ちからずく 性格:れいせい 努力値:HC252B4
実数値:177-x-121-216-125-22(最遅)
技:ねっぷう/だいちのちから/ソーラービーム/まもる
トリル下最強メガシンカ
C145×ちからずくの特大火力が武器のエースアタッカー
炎+地面の一致技で8タイプの弱点を突けるうえ、重力下なら全ポケモンに一貫します
そしてトリル下で99%の相手※に先手を取れる極端な鈍足(22)も強み
※ランク変化を除き唯一の例外が鉄球クレベース(21) ツボツボ・鉄球ハガネールとは同速対決
ヨノワールのにほんばれで、天敵の水タイプもソーラービームで返り討ちにできます
3つの技で範囲は十分なので、残りはまもるを搭載 水タイプの釣り出しやトリックルーム再展開時に役立ちます
控え② ローブシン@いのちのたま
特性:ちからずく 性格:ゆうかん 努力値:H148A252D108
実数値:199-211-115-x-99-46(準遅)
技:アームハンマー/いわなだれ/かみなりパンチ/れいとうパンチ
拳で語り尽くす脳筋爺さん
ちからずく×珠で威力1.69倍のサブウェポン3つが強力
炎・水・草・飛行・地面など幅広い相手に刺さるうえ、「ちからずく対象の技のみ珠ダメが消える」仕様のためノーリスクで撃てます
一致技のアームハンマーはちからずく対象ではないものの、撃つたびに素早さが下がるためトリックルームと相性抜群
当初は根性型で使いましたが、毎ターン1/8ずつ削れる火傷が痛く長持ちしないためちからずくに変更 アームハンマーで珠ダメが入っても火傷より少ない1/10で、場持ちが大幅に改善しました
珠ダメを抑えるためHP10n-1調整+特殊耐久補強
素早さはたまたま最遅+1の46になりましたが、トリル下ではヨノワール(45)の重力の直後に動けるため、技を外す心配がなく戦術に活きています
控え③ マリルリ@とつげきチョッキ
特性:ちからもち 性格:ゆうかん 努力値:HA252B4
実数値:207-112(224)-101-x-100(150)-49(最遅) ※ちからもち・チョッキ込み
技:アクアテール/アクアジェット/じゃれつく/はたきおとす
元祖・力持ちアイドル
火力耐久ともに高水準で安定したアタッカー
チョッキのおかげで特殊型に強く、メガバクーダやローブシンが苦手な水やエスパーは特殊メインのため相性補完に優れます
トリックルームが切れても先制できるアクアジェットも心強い存在です
立ち回り
先発3体で場を整え、控えのアタッカー3体で攻めるのが基本的な戦術です
1ターン目
ヤミラミ:ねこだまし(ちょうはつ/さきおくり) ※脱出ボタン起動で控えに交代
エルフーン:しんぴのまもり(ちょうはつ)
確実にトリックルームを決めるため、いたすらごころ2匹で全力サポートします
まずヤミラミのねこだましで相手1体を止めて、ヨノワールへの集中攻撃を阻止
一撃必殺、怯み技、トリックルーム使い辺りを特に止めたい
ねこだまし無効のシャンデラやカイリューにはさきおくり※が有効です
※対象の行動を、優先度に関係なくターンの最後に遅らせる変化技
続くエルフーンのしんぴのまもりで状態異常をシャットアウト 状態異常の心配がなく、耐久型やトリックルーム使いが複数いる場合はヤミラミとエルフーンでダブル挑発します
最後にヨノワールがトリックルームを展開 メンタルハーブ持ちなので、挑発やメロメロ等で止まりません
なお、このターンにヤミラミが攻撃を受けると脱出ボタンが発動し、控えのアタッカーと交代できます
残る相手の行動に注意が要りますが、1ターン目から場づくりとアタッカーの繰り出しができるため、ターン制限が厳しいトリパに合っています
2ターン目
(ヤミラミ:バークアウトor交代)
エルフーン:てだすけ/ひかりのかべ(しんぴのまもり)or交代
トリックルーム1ターン目
ヨノワールは命中率を上げるじゅうりょくもぜひ決めたい 主力技の大半(ねっぷう、アームハンマー、じゃれつくなど)が命中率90ですが、ターン制限が厳しいトリパは技外しが致命的なため、非常に重要な技です
ヤミラミが残っている場合、後出しできそうならアタッカーに入れ替え、一撃必殺持ちがいるなど厳しい場合はバークアウトで全体を削っておきます
エルフーンは状況に応じて壁で守りを固めるか、手助けで攻めに特化するか選択 また1ターン目に挑発した場合、ここで忘れず神秘の守りを使います
3ターン目以降
ヨノワール:にほんばれ/ふぶき/MOVE/交代
ヨノワールは相手に応じて行動を選択します
にほんばれ→バクーダを通したい場合 熱風の威力1.5倍・ソラビ即撃ち・水技半減と相性抜群ですが、マリルリ弱体化・相手の炎技強化などリスクもあるため慎重に
ふぶき→相手複数に当たり、凍りも狙える攻撃 火力は控えめながら弱点を突けば意外と削れます
交代→控えを通したい場合
アタッカー陣は相手を倒すことを優先しつつ、倒しきれない場合はMOVEも駆使して反撃に備えます
トリックルームが切れる5ターン目までに残り1~2体までは倒したいので、なるべく1ターンで倒せるように最適な配置や技を選択していきます
相手が残り1体でこちらにヤミラミがいれば、トリックルームが切れてもさきおくりで行動を後回しにできるのでほぼ勝てます
そのため、5ターン目で倒しきれそうにないときはヤミラミを出しておきます
1000戦目の記録
相手先発:ブリガロン@しろいハーブ/ゴウカザル@タスキ/ドダイトス@たべのこし
・1ターン目
まずはヨノワールによる持ち物チェック
ドダイトスはたくわえるで居座る厄介な型なので、エルフーンでちょうはつします
最後にブリガロンのウッドハンマーを耐えたヨノワールがトリックルーム展開
・2ターン目
エルフーンのしんぴのまもりで状態異常対策
そしてヨノワールのじゅうりょくで命中率を上げ、アタッカーが安定して動ける場を作ります
ヤミラミはバークアウトで相手全体を最低限削ります
挑発されたドダイトスはじしんを撃つ他なく、ゴウカザルが倒れます
最後、空いた中央にフォレトスが登場しました
・3ターン目
エルフーンのてだすけを受け、炎弱点の相手3体をねっぷうで一掃します
フォレトスのみ頑丈で耐えますが、ヨノワールのふぶきですぐに撃破 放置するとイバンの実が発動して先制で爆発するので危険です
最後、中央にガルーラ・右にニンフィアが登場しました
・4ターン目以降
メガバクーダのねっぷうでガルーラを6割・ニンフィア4割削り、ヨノワールは次ターンに備えてにほんばれ
そして5ターン目、メガバクーダの手助け熱風でガルーラとニンフィアを倒し、1匹も倒されない完全試合で1000連勝を達成できました
最後に
1000連勝を目指すにあたり、ダブルバトルに限界を感じてトリプルに着手しましたが、1ターンにできることの多さが魅力に感じました 相手1体を止めて状態異常対策もする間にトリックルームを始動できるルールは他にありません
またポケモンが6体のためサポート役の複数採用が可能で、トリックルームの成功率がぐっと上がったのも良かったです
バトル施設の連勝記録でトリパはあまり見ませんが、あらゆる相手に先手を取れること、素早さの代わりに耐久を伸ばせることから連勝を伸ばせる構築だと思います
6体とも6世代で入手できる(夢ヤミラミはAS限定&サーチ連鎖)ため、ぜひ作ってみてください!
攻略に使ったサイト
・ポケモンWiki「バトルハウスのポケモン一覧/トレーナー一覧」
バトルハウスに登場する全ポケモンの型が載ったページ
ヨノワールが見通した持ち物から能力・技構成を調べて戦略を組み立てられます
またトレーナーの肩書・名前ごとに手持ち候補が載ったページもあります
・ダメージ計算機
相手を倒しきれるか、味方が耐えるかなどの確認に使用
XY版ではポケモンによらず技候補が全ての技になってしまうため、覚える技のみ出るSM版を使っています(スキン特性の倍率が違う点には注意)