「3万円でレイプしませんか?」頼んだのは元カレ…裁判で明かされた"性加害代行"闇バイトの凄惨中身
シャワーを浴びるのも怖い
恐怖でしばらく動くことができなかったAさんは、 「盗聴されているかもしれないと思って自分で通報するのが怖くて(Bさんに)LINEで通報してほしいとお願いしました」 と語っている。被害によって生じたトラウマも深刻だという。 「とても不安な毎日を過ごしています。これまで、できていたことができなくなった。1人でいるのが怖くなったり、かなり支障が出て、大変な毎日を過ごしている。お風呂も入れなくなった。シャワーを浴びるのも怖い。男性に対する恐怖心があって、仕事で怖い思いをすることが増えた。被告人が(一般社会に)出てくることを考えると不安で仕方がない」(Aさん) 続く弁護人からの質問で、「(山本被告が)指示を受けている様子はありましたか」と問われるとAさんは、 「たまにありました。『俺は本当はやりたくないけど頼まれたから仕方ないんだよ』と言ってました」 と答え、その指示役の存在については、 「松田しかいないと思いました」 と述べている。松田被告とAさんは交際関係にあったが、 「アブノーマルな性行為を求められたり、オーバードーズさせられそうになった」 ことを理由に着信拒否したという。また、弁護人からは次のような質問も飛んでいる。 「(松田被告とは)マッチングアプリで知り合いましたよね。月々20万円もらったり、性交するたびに3万〜5万円をもらっていませんでしたか」 それに対し、Aさんは「そういう時期もありました」と答えている。供述調書によれば松田被告はAさんに800万〜1000万円を使ったと供述しており、カネの恨みが引き金になった可能性も考えられた。Aさんは、 「事件前は恨まれているとは思わなかった」 と証言している。 7月14日の公判で山本被告の被告人質問が行われる予定だったが、山本被告は黙秘権を行使し被告人質問は行われなかった。続く7月16日公判では検察はAさんの病院での検査の結果、性交があったと判断し、 「悪質で計画性が見られる。松田の指示を受けていない時も行動。被告人と松田被告は対等的な関係であり、従属的ではなかった」 と断罪。拘禁刑13年を求刑した。裁判長から「最後に言っておきたいことはありますか」と問われた山本被告は、 「この度は私の身勝手な行動で体には深い傷を与え、心を殺してしまいました。いかなる処罰でも受ける所存であります。申し訳ございませんでした」 と謝罪した。前例のない闇バイトによる性加害代行。その卑劣な犯行に対する判決は7月23日に下される。
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