「3万円でレイプしませんか?」頼んだのは元カレ…裁判で明かされた"性加害代行"闇バイトの凄惨中身
「叫んだら殺すぞ」
Aさんは別の部屋からリモートで証人尋問を受けた。検察からの質問で、犯行当日の詳細が明らかにされたが、その声は緊張で震え、時折沈黙するなど弱々しかった。以下、Aさんが証言した内容である。 ’25年6月2日の午前0時過ぎ、Aさん宅のインターフォンが鳴った。Aさんはすでに就寝していたが起きて応答すると、「水道の点検をするので水回りを見せてほしい」と言われ、オートロックを開錠した。 スマホで通話しながら部屋に入ってきた山本被告は台所や風呂場などの水回りを確認。山本被告が「上の人と話してくる」と言って、いったん部屋を出た間にAさんは元交際相手のBさんに電話。Bさんから「時間も遅いし、怪しいんじゃないか」と言われ、そのときに午前0時を過ぎていたことを初めて知ったという。 部屋に戻ってきた山本被告は「怖いですか?」とAさんに尋ね、「最後に確認したら終わるので」と言って再び部屋に上がると突然抱きついてきた。必死に抵抗するがAさんは身長152センチ、体重42キロ。一方、身長180センチ、体重100キロはあろうかという山本被告との体格差では、なす術はなかった。 口と鼻を塞がれ「叫んだら殺すぞ」と脅され、結束バンドで両手首を体の後ろで拘束された上で、わいせつな行為が始まった。結束バンドが緩み、逃げようとしたがサニタリールームでうつ伏せの状態で山本被告に上から乗られ「本当に殺しちゃうよ」と再び脅され、抵抗するのを諦めたという。行為中、山本被告はAさんをスマートフォンで撮影。 Aさんは当時の様子を「ビデオ通話で誰かと話しているようでした」と振り返った。わいせつ行為を終えた後、山本被告は「充電器を貸してほしい」「いくら持ってる?」とおカネを要求。 「『5万円持っている』と伝えると『1万円で足りるから』と言われ、1万円を要求されました」 Aさんからおカネを奪うと、山本被告は、 「(Aさんへのわいせつ行為を)やり過ぎて、怒られちゃった。金銭の要求も内緒にしてね」 と悪びれる様子もなく言ったという。 Aさんが「誰に言われて(部屋に)来たの?」と尋ねると「君の思ってるとおりだよ。本当は内緒にしないといけないんだけど」と指示役の松田被告の存在を匂わせた。部屋を出る際には「通報したら殺すから。自分が捕まっても、(別の人物が)君を殺しにくるから」と執拗に脅し、その場から立ち去ったという。