西武、うだる夏が正念場 中10日の隅田は五回もたず「申し訳ない」
(7月23日、プロ野球 埼玉西武ライオンズ2―11北海道日本ハムファイターズ) 浮いた直球を完璧に打たれ、西武の隅田知一郎はがっくりとひざに手をついた。四回1死一塁、日本ハムのレイエスに左越え2ラン。今季初めて五回をもたず、4回7失点(自責点4)で降板した。「チームが大事な時期にこのような投球をしてしまい、本当に申し訳ない。本塁打が多いチームに対して、ランナーをためて打たれるという絶対にやってはいけないピッチングをしてしまった」 【写真】西武・渡部聖弥はホームランバッターか 「紙一重」を模索する2年目 顔は汗でぬれ、光っていた。近年の酷暑もあいまって、西武にとっては夏が正念場だ。本拠ベルーナドームは屋根こそあるものの、ドーム外周に壁がなく、エアコンで冷やせない。 昨年は6月半ばまでAクラスで健闘したが、夏場に失速し5位に転落。当時のエース今井達也(アストロズ)が熱中症のような症状で緊急降板したこともあった。 チームは選手の体調管理に腐心する。先発投手には疲れが出る前に休養を与え、隅田は中10日でのマウンドだった。前日に延長十回を戦っただけに、チームトップのイニング数を投げる隅田への期待は「もちろんあった」と西口文也監督は言う。 3位日本ハム、首位ソフトバンクを迎える本拠での計5連戦。暑くとも降り注ぐ声援に応えたい。(大宮慎次朗)
朝日新聞社