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イヤホンでTOPIKの答え伝達、替え玉受験も 中国人100人余りを摘発

イヤホンでTOPIKの答え伝達、替え玉受験も 中国人100人余りを摘発

Posted July. 22, 2026 08:26,   

Updated July. 22, 2026 08:26


金銭を受け取って韓国語能力試験(TOPIK)を代わりに受験したり、超小型の先端機器を使って不正受験したりした中国人100人余りが警察に摘発された。このうち一部は、不正に取得した成績で韓国の大学に入学または卒業し、奨学金まで受け取っていたことが分かった。

ソウル警察庁広域捜査団の国際犯罪捜査隊は、偽計公務執行妨害の疑いで中国人の男のブローカー(28)を逮捕、送検し、替え玉受験の依頼者101人と替え玉受験者11人を在宅で立件したと21日、明らかにした。偽造身分証を製作または使用した容疑者には、偽造公文書行使の疑いなども適用された。

警察によると、男らは2021年10月から昨年11月にかけて、中国のSNS「小紅書(シャオホンシュー)」などに「替え玉受験でTOPIKの高得点を取れる」との広告を掲載し、依頼者を募った。依頼者は希望する試験の級に応じて、1人当たり1万~3万5000元(約200万~800万ウォン)を支払った。

韓国国内のブローカーは、依頼者の個人情報を中国側の元締に伝え、受験申し込みの全過程を管理していた。男はソウル市内の工科系大学院でコンピューターを専攻した中国人で、自動ログインや個人情報の入力、試験会場の選択、受験料の決済などを行うマクロプログラムを自ら作製したことが分かった。先着順で締め切られる試験で、依頼者が希望する試験会場を確保するためだった。中国側の元締は、依頼者名義の偽造身分証を作製して替え玉受験者を集め、替え玉受験者は1件当たり約80万ウォンを受け取り、試験当日に偽造身分証と受験票を使って試験を受けた。

超小型の通信機器を使った不正受験も行われた。一部の依頼者は、小型イヤホンや送受信機、携帯電話などを隠して試験会場に持ち込んだ。外部の協力者がビデオ会議アプリを通じて読み上げた答えが、携帯電話と首の後ろに取り付けた送受信機を経由し、超小型イヤホンに伝えられていた。

依頼者は、こうして得たTOPIKの成績を、韓国での在留資格取得や大学への入学、卒業、奨学金の受給、企業への就職などに利用していたことが分かった。ソウル市内の主要大学の在学生や卒業生も含まれていた。

今回の事件は、試験監督官が試験中、受験者1人の首の後ろで点滅する機器を見つけたことから発覚した。警察は、韓国国内のブローカーと中国側の元締が犯行によって、それぞれ約2億ウォンと約5億ウォンを稼いだとみており、ブローカーの収益のうち1億5000万ウォンを追徴した。警察は、中国側の元締と、海外へ逃亡した20代の機器運搬役2人の行方を追っている。国会教育委員会に所属する金文洙(キム・ムンス)議員の事務所が国立国際教育院から提出を受けた資料によると、韓国内外でTOPIKの不正行為により摘発された人数は、昨年の30人から今年6月末時点で49人へと63.3%増加した。


イ・ダギョム記者 キム・ミンジ記者 gyeom@donga.com