来季の去就はどうなる? 攻守にムラがあるが身体能力の高い「巨人の助っ人」は
レジェンドOBがキーマンに指名
主砲の岡本和真が昨オフにポスティングシステムでブルージェイズに移籍したことで、パワーヒッターのキャベッジにかかる期待は大きい。巨人OBの堀内恒夫氏は週刊ベースボールのコラムで、今年のキーマンに挙げていた。 「外国人とはチームの足りない部分を埋めるために連れてくる選手である。大黒柱になる人材は生え抜きの日本人を抜てきしなくてはならない。エースと主力打者は日本人であることが最も望ましい。だが、主砲だった岡本和真が今季からブルージェイズに移籍したことで、チーム編成上のバランスが大きく崩れてしまった。攻撃力に関してはドラフトでの補強、FAでの大物獲得が実現しなかった今季は、キャベッジ、ダルベックの2人に100%依存するしか選択肢は残されていない。この2人と心中するくらいの覚悟を持つことが、首脳陣には求められている。特に来日2年目のキャベッジは日本の野球に慣れてきて、今季は相当な成績を残すことが予想されている」
選手間投票で球宴出場
スケールの大きな打撃はロマンを感じさせる。5月22日の阪神戦(東京ドーム)では、5点差を追いかける7回二死一塁で難攻不落の左腕・高橋遥人の148キロ直球を振り抜き、逆方向の左中間スタンドに運ぶ8号2ラン。開幕から絶好調の高橋は今季打者196人目で初被弾を浴びた。試合には敗れたが、大きなインパクトを残した。 ただ、シーズントータルでは86試合出場で打率.243、13本塁打、29打点。上位だった打順は今月中旬以降に七番を打つ機会が増えているが、他球団の評価は高い。選手間投票により来日2年目で初の球宴選出が決まり、「他球団でリスペクトしている選手がたくさんいますし、そういう方々から評価してもらったことは自分としてもうれしい。ジャイアンツの誇りを胸に、全力でプレーすることをお約束します」と誓った。 V奪回のためには、キャベッジの打棒爆発が不可欠だ。来年の契約延長を勝ち取るためにも攻守でアピールできるか。 写真=BBM
週刊ベースボール