【開催中】『ガリヴァー旅行記』300年
ガリヴァーと奇想天外!ワンダーランド
-18世紀イギリスのはじける好奇心キュリオシティ

300年にわたって世界中の読者の心をざざめかせてきた『ガリヴァー旅行記』。ユーモラスかつ強烈にシニカルなガリヴァーの、変幻自在な視点、あらゆるものを多義的に、あらゆる角度から見てみようとする好奇心、そこから出ずる想像と創造の大きな広がり—『ガリヴァー旅行記』の旅の面白さはこうした点にあります。鎖国中の日本にも来てしまう主人公の奇想天外な冒険と、そこに秘められた作者スウィフトのメッセージを、近代を歩み始めたばかりの人間社会の相貌とともにご覧ください。

 

【更新情報】

NEW! 7月15日(水)開催のギャラリートーク申し込み受付を終了しました。(6月19日)
NEW!
 7月10日(金)開催のシンポジウム申し込み受付を開始しました。(6月10日)詳細はこちら  

  • 日付

    2026年6月1日(月)-7月30日(木)

    11:00–18:00 土日祝休館
    特別開館|6月13日(土)、7月11日(土)
    臨時休館|6月15日(月)、7月13日(月)

  • 場所

    慶應義塾ミュージアム・コモンズ(三田キャンパス東別館)

  • 対象

    どなたでもご覧いただけます(予約不要)

  • 費用

    無料

  • お問い合わせ

関連プログラム

講演会「徹底解説!『ガリヴァー旅行記 300年』――作品創造の好奇心に迫る」  

日 時|7月10日(金)18:30 ~20:30
場 所|慶應義塾大学 三田キャンパス 北館ホール
登壇者|原田範行(慶應義塾大学 文学部 教授/展覧会共同企画者)、本間友(慶應義塾ミュージアム・コモンズ 准教授)

 

どなたでもご参加いただけます(事前申し込み制)。6月10日(水)正午からPeatix  にてお申し込み受付を開始します。

 

ギャラリートーク

展覧会共同企画者によるギャラリートークを行います。以下の日時でウェブサイトにてお申込み受付を開始します。
(各回20名程度、先着順、事前お申込みの方優先)

日 時|①6月17日(水)15:00~16:00(予約受付5月18日(月)正午から)満員のため受付終了
・・・・②7月15日(水)15:00~16:00(予約受付6月16日(火)正午から)満員のため受付終了
話 者|原田範行(文学部 教授)

 

※その他、展覧会に関連したプログラムの開催を予定しています。詳細は、展覧会ウェブサイトおよびSNS等で順次情報を公開いたします。

 

展示構成

ガリヴァー、登場!

『ガリヴァー旅行記』は、アイルランド出身の作家ジョナサン・スウィフトが1726年にロンドンで出版しました。刊行当初から好評を博し、各国語版に翻訳され、「大人から子どもまで」多くの読者に熱心に読まれていたと記録されています。でも、『ガリヴァー旅行記』は、決して絵本や子ども向けの本ではありませんでした。かなり重厚な当時の版本を見つつ、でもそういう重厚な本のあちこちに埋め込まれた「笑い」を感じてみてください。

 

諷刺と物語と  ガリヴァー旅行記の着想源

『ガリヴァー旅行記』は、よく諷刺作品だと言われます。でも、諷刺って何でしょうか?単なる批判や皮肉とは違います。そういう批判や皮肉を偉そうに言っている自分自身こそが愚かに見えてしまう―これが、ガリヴァーの諷刺です。そのような眼差しで、人間社会を、政治を、海外の国々を、科学の世界を、そして人間の身体をじっと見つめ、よいところも目をそむけたくなるところもぜんぶまとめて冒険譚の形に仕上げた『ガリヴァー旅行記』なのです。

 

視点を変える、遊んでみる

例えば縮尺を変えてみる―私たちがスマートフォンで地図や写真を見るお馴染みの動作ですが、もし、同じことが現実に起きたとしたら?驚天動地どころではありませんね。ガリヴァーは、そのような視点の変換を、あまり深刻になることなく平然とやってのけます。これがなんと言っても彼の好奇心の源泉ですし、近代初期のイギリスには、そうした好奇心が満ち満ちていました。

 

『ガリヴァー旅行記』と日本

ガリヴァーが日本へやって来るという話は、いわば「本場」であるはずの日本であまり知られていません。ところがこの日本渡航記の背後には、ウィリアム・アダムズやエンゲルベルト・ケンペルなどをはじめとする日英交流史上の重要人物たちがもたらした事実がありました。さらには、『ガリヴァー旅行記』成立の重要な鍵を握っている可能性も。慶應義塾の有する日本の貴重な古典籍を助け手に『ガリヴァー旅行記』に秘められた東西交流の実相を探ってみましょう。

 

 

主な出品作品(部分図)

1.Gulliver’s Travels, Jonathan Swift, 1726
2.Gulliver’s Travels, foreword by George Saintsbury, Jonathan Swift, 1886
3.Leviathan, Thomas Hobbes, 1651
4.Micrographia, Robert Hooke, 1665
5.Gulliver and King of Brobdingnag, James Gillray, 1803
6.Gulliver’s Travels, illustrated by Arthur Rackham, Jonathan Swift, 1914
7.Map of Japan, Hermann Moll, 1727
8.Historical and Geographical Description of Formosa, an Island subject to the Emperor of Japan, George Psalmanazar, 1705
9.『蓬莱山』, 江戸時代 (Nara-ehon Horaisan, Edo period) 

* 1, 2, 5-7, 9:個人蔵 3, 4, 8:慶應義塾図書館所蔵

 

出品リストはこちら  

 

関連情報

カフェ八角塔×KeMCo 展覧会コラボメニュー

ガリバア美食旅行記ー5つの島を巡るティータイム

提供価格|単品1,000円/ドリンクセット1,400円

 

展覧会「ガリヴァーと奇想天外!ワンダーランド」に関連して、『ガリヴァー旅行記』の世界観を存分に再現したコラボスイーツが登場!

イギリス菓子を用いた初夏にふさわしい爽やかなシトロン風味のティープレートをご用意しました。

展覧会をご鑑賞いただき、展示室Room2ラウンジに設置された【ミニカード】をご持参の方から1日【16食限定】で特別メニューをご提供いたします。

 

提供期間|6月8日(月)-7月30日(木)

 

カフェ八角塔

慶應義塾大学三田キャンパス旧図書館内

10:00–18:00(L.O.17:30)

ランチタイム|11時-14時/ティータイム|15時-18時 日祝休

 

展覧会カタログ

A5/90P/フルカラー 1500円

KeMCo 4Fにて販売中!講演会のおともに是非お求めください。

※お取り扱いは現金のみ

 

 

プレスリリ-スはこちら  

展覧会チラシはこちら  

 

主催:慶應義塾ミュージアム・コモンズ
共同企画:原田範行(慶應義塾文学部 教授)
協力:慶應義塾大学三田メディアセンター、慶應義塾大学日吉メディアセンター、平松麻、松菱多津男コレクション(青木和)、明星大学、東京大学経済学図書館、丸善雄松堂株式会社

 

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