🚬「……Ghost。ちょっといいかい?」
👻「シャンティどうしたの?」
🚬「実は最近よく眠れなくて、色々試したんだがもうお手上げなんだ」
シャンティの目元にはうっすらと隈が塗りこまれていた。
👻「いつの間にこんなに……僕がもっと早く気づければ……すまないシャンティ」
🚬「ふっ、そんなすぐ気づかれたら困るよ。私は秘密主義だからね」
👻「何日寝てない?」
🚬「……忘れたな」
👻「シャンティ。ちゃんと言うんだ」
🚬「1週間は、いってないと思う」
👻「僕の部屋で待ってて、ちょっと準備して行くから……ね?」
🚬「……私を子供扱いするのは君だけだな」
👻「ふふっ、僕の可愛い妹だからね」
🚬「それじゃお言葉に甘えるよ。お姉ちゃん」
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👻「シャンティ起きてる?」
🚬「ん。もちろんだ」
👻「はい、これ」
🚬「ココアか、最近はあまり飲んでなかったな」
👻「寝れない時はこれに限るからね」
🚬「あまり甘いの得意じゃないんだけどな……」
👻「うん。だから甘さ控えめ」
ふわりと笑うGhostの笑みにシャンティの緊張した神経も少しだけほぐれていく。
👻「シャンティが来たばっかりの頃もこんな事してたね」
🚬「あぁ、懐かしいな。君が執拗いくらい私の部屋に押しかけては、こうしてココアを持ってきていたね」
👻「ふふっ、そうそう。初めの頃は扉の前で門前払いだったのに、最終的には部屋に入れてくれたよね」
🚬「美化しすぎだよGhost。私は君の諦めの悪さに折れるしかなかったんだ」
👻「ははっ!そうだったかな」
儚さがあるGhostの笑顔にシャンティの身体はじんわりと熱を持つ。
🚬「君は変な所で楽観的だな」
👻「かもね」
Ghostは半分程減ったマグカップをサイドテーブルに置き、足元から毛布を引っ張りあげた。
👻「そろそろ横になろうかシャンティ」
🚬「分かった」
👻「大丈夫。シャンティ、君が眠れるまでずっと傍にいるから」
シャンティの心に巣食う不安をGhostはいとも簡単に見透かし、溶かしていく。
🚬「迷惑をかけるね。お姉ちゃん」
👻「こうして可愛い妹と寝れるなら、毎回かけて欲しい迷惑だね」
🚬「ふっ、酷いお姉ちゃんだ。人の不眠症を娯楽として扱うなんて」
Ghostは困ったように笑いゆっくりとシャンティを抱き寄せる。
👻「可愛い僕の妹。僕の宝物。ゆっくりでいいからね。僕は君となら幾度の朝も跨ぐよ」
🚬「ふふっ、随分と熱烈な恋文だね」
Ghostの温もりに安心したシャンティの瞼は徐々に重くなっていく。
あれだけ眠るのが恐ろしく、脳が拒絶していたのに、傍に居てくれるだけこんなに安心するなんて、本当に。
🚬「凄いな、お姉ちゃんは……」
👻「……愛してるよ、シャンティ。……ゆっくりおやすみ」