加藤智大
加藤は2008年6月9日に秋葉原の歩行者天国にトラックで突っ込み更にダガーナイフで通行人を次々と刺し7人死亡、10人重軽傷をおわせた平和な日本の安全神話を破壊した凶悪犯
加藤は教育アドバイザーである母親から壮絶な教育を受けていた
「受験」「医学部」「一流会社」いき過ぎた資本主義の結果、子供は親の所有物化し、親のストレスのはけ口をなる教育虐待が増えている
生い立ち
父は青森北高校。母は父より3歳歳上で青森高校卒業。二人は卒業後地元の銀行に就職して職場結婚した。母親は結婚後、退社して専業主婦になった
1982年9月28日 夫婦に長男 智大が生まれ3年後には弟が生まれた
1982年生まれ。それは神戸児童連続殺人事件の酒鬼薔薇と同じ歳である
母親は名門青森高校だが大学受験で県内の国立を地味だからという理由で有名国立を受験するも失敗して高卒で就職した。母親は息子たちをエリートにして人生にリベンジをはかったのか超スパルタ教育を施した
1. 狭い暗室に閉じ込めよう
狭い暗室に閉じ込めるというのは、かつて刑務所で看守にすら攻撃的な凶悪犯を従順にするために狭い暗室にしばらく閉じ込めるという。そうするとだいたいの凶悪犯は大人しく従順になるという
加藤は3歳の時、窓のないトイレに閉じ込められて電気を消された
2. 親の言う事を聞かなければ家から追い出そう
加藤母親は子供が自分の意のままにうごかなければ「…だったら出ていけ!」と突き放す。加藤少年は泣きながら弟を連れて自宅から4キロ離れた祖母宅に避難した。祖母が泣いている理由を聞くと母親に怒られて「出ていけ」と言われたという。祖母が車で兩人を自宅に送っていくと、今度は父親が「お祖母ちゃんのところに行ったからといって許されると思うなよ」と恫喝された
3.逃げ場を封鎖しよう
親戚も加藤夫婦の躾が厳しすぎると口を挟むと「教育にはいっさい口をださないでくれ」と釘を刺されたという
抵抗したりすると怒られてしまうと思いました。母親のいに沿わないことをするとさらに怒られます(加藤)
真冬の雪が降り積もる日に家から締め出されているのを近所の人たちが目撃している。みかねた近所の人が「もういいんじゃない」と話すと「あの子にも悪いところがあるから…」と取り合わなかったという
4.いきなりキレよう
母も含めて私の家族全員に言えるのは、叱ったり、怒ったりするときに、その理由を説明しないことです。だから私は幼いときから、怒られた理由を自分で考えなければなりませんでした。犯人(加藤)が過度に独善的な判断、行動をとるのは、こうしたことが影響しているかもしれません(加藤弟)
5.キレる理由は教えない
これは「私が怒らせたお前が悪い」「私が怒った理由を察しろ」ということだ。そうすれば子供は親の顔色を伺うようになりコントロールできる
6.肉体的、精神的に苦しめよう
小学二年の時には、風呂で掛け算の九九を暗唱させられた。間違えると頭を押さえつけられて風呂に沈められた
弁護人「どんな気持でしたか」
加藤「おとなしく沈められていました」
弁護人「沈められているときにどんな言葉をかけられていましたか」
加藤「笑われていました」
弁護人「もう一緒にお風呂に入りたくないとお母さんに言わなかったのですか」
加藤「(そういう発想は)ありませんでした。結局はやらされるからです」
過酷な折檻に加藤はよく泣いた。すると母はスタンプカードを作り、泣くたびにスタンプを10個たまるとさらなる罰を与えた。サウナのように暑い屋根裏に閉じ込められた。泣き止まないときは、口にタオルを詰められその上からガムテープを貼られた
7.泣き叫べは罰を加算しよう
そうすれば子供は泣かなくなる。感情を失いロボットのように操作しやすくなる
加藤母の作る食事の量は多く食べるのに時間がかかった
例えば、私が母親より食べるのが遅い時、母親は私の食器に残っているものを広告のチラシにあけて食器洗いをし、それを終えてもまだ私が食べていると、今度はチラシの上のものを私の口に無理矢理押し込めました。「早く食べなさい」とは言いません。それでも私は、それが私が食べるのが遅いのが悪いのだということを理解して、どうにか頑張って早く食べようとしていました
時には廊下に撒かれたこともあった。加藤は食事の量を減らしてほしいと訴えたかったが、食事を抜かれたりなど罰を加算されると思い、言えなかったという
弁護人にチラシにまかれた食事を食べさせられた気持ちを聞かれて
屈辱的でした
8.屈伏させよう
子供に屈辱的な恥を植えつける自尊心を徹底的に破壊する。自尊心を破壊された子供は傀儡のように意のままに操作できる
9.(親の言いなりにならなければ)全人格、存在価値すら否定しよう
テストは100点とって当たり前で、95点を取ったら怒られた
些細なことでも子供が失敗すれば全人格を否定する
10.子供の夢は否定しよう
小学生の時、加藤は「大工さんになりたい」と母親に話すと「何でそんなものになりたいの」と𠮟られた
11.マイルールを沢山つくろう
作文や図工の制作に手を加える。作文を書くと冒頭からすぐに「ダメ」と原稿用紙を捨て、繰り返し書き直しを命じられた。作文の中で一字でも間違えたり、汚い字があると、書き直しを命じた。しかもその場所を消して書き直すのではなく冒頭から書き直す。そのため一つの作文を書き終えるのに一週間かかった。兄弟はこの行為を密かに検閲と呼んでいた
夏休にはわたしが最初にやるのですが、母親が手を入れていき、私の物ではなくなっていくと云うことはよくありました
12.10秒ルール
作文を書いている横で母が「この熟語を使った意図は?」と質問をしたあと「10、9..8.7…」とカウントする間に答えられないとビンタがとんだ
私たちはまるで機械のようにそれに従って文章を書き、絵を描くのです。こうして母の狙いどうり、先生たちはその文章や絵を褒めてくれました
13.全てに対し選択肢を与えない
服は母が選んで、タンスの上に置いた。加藤は何度か自分で洋服を選び、タンスの上に置いたことがあるが、母は無言でそれを投げつけた。加藤は服の組み合わせか悪いのだと推測し、何度か別の組み合わせにしたが同じだった。加藤は自分で服を選ぶなと言われていると感じた
また、私が翌日着ようと用意した服を母親が床に投げ落とすのは、私が自分で着たい服を選んではいけないのだと理解し、服への興味を消しました
加藤は小学校の部活に「野球部に入りたい」と母に言った。母は理由も言わずダメの一点張りだった
小さい頃から野球をやっている子供に混じっても、レギュラーになるのは難しいとおもっいるのだろう
加藤は母の勧める陸上部に入部した
14.テレビはドラえもんとまんが日本昔ばなしのみ
そのため加藤弟は同級生たちの話題についていけず不登校になる
15.自宅の二階から突き落とそう
母が夕食の準備をしている時、キャベツの千切りを3つのお皿に分けて盛り付けたものを加藤がそれを一つの皿にまとめてしまうと、母は激怒し、加藤を二階に連れていき、首の後ろを押さえつけ窓から落とそうとした
抵抗しなければ落ちていたと思います
この事件について母親は落とすふりをしただけだと語っている
ストレスからか加藤は高学年までおねしょをしていた。母親はおねしょをするたび劇しく叱責するが、治らないので高学年の息子に赤ちゃん用おむつを履かせた。母親はそのオムツを外の物干しざおに干して「さらしものにした」
16.交友関係をコントロールしよう
友達が帰ると、母親がこれみよがしに部屋の掃除を始めるので「家に人を入れるな」ということだと思い、友達を連れて行かなくなりました
弟は「お菓子あげるのがめんどくさい」「ゲームやられるのが嫌い」という理由で友人を家に呼ぶことを禁止したという
両親から壮絶な教育虐待を受けた甲斐があり加藤は成績優秀、運動神経もよく陸上で入賞した加藤は人気があった。中学二年生の時に同じクラスの女子と交際をはじめた。一緒に学校からかえったりしたが自然消滅した。次は中学3年生のとき同じ学級委員を勤めていた女子と交際をした。この交際は母に知られた「成績にプラスにならない。あのことは別れなさい」と迫られた。加藤の机から彼女のラブレターを見つけ出し冷蔵庫に見せしめのように貼り付けた「別れないなら転校させる」と脅され加藤は好きな子と別れた
17.片親疎外しよう
例えば、父親がトイレを使った後に母親が便器に洗剤をかけるのは、父親がトイレを使うのがいけないのだと理解でき、食べていないものの料金を支払って母親がお店を出たのは、注文したものを持ってくるのが遅いお店が悪いのだと理解できました
片親疎外は機能不全家族の基本である。これによって家族はバラバラになる
18.八つ当たりをしよう
引っ越してからは、夫が毎日のように酒を飲んで帰るのが遅く、暴れたり、帰宅しないこともあり、私はイライラし、子供たちに八つ当たりすることが度々ありました
児童虐待の原因は親の八つ当たりである。問題は子供ではなく親にあるのです
19.兄弟間差別をしよう
私だけが母親の目の敵にされているような気がしました
毒親は無意識に兄弟差別をする。兄ばかり虐待されていたことを弟も認識している
毒親が兄弟間差別をする理由
長子は教育虐待されやすい。最初の子供を失敗すれば次の子供も失敗しやすい。そのため最初の子を下の子供の目の前で見せしめに徹底的に「教育虐待」をする。上の兄弟の教育虐待をみた下の子は「こういう行動をしてはならない」と学習させるため一石二鳥ということだ
20.極端な価値感を植えつけさせよう
加藤は自分と母親との関係をそのまま他者との関係に当てはめており、母親のやり方、価値観に疑問を持たなかった。母の叱責に説明を求めたり、言い返せば更に罰が加算されるため加藤は耐えるなかった
幼い頃からストレスにさらし続けられると脳は傷つき歪なに成長していく。歪なに発達した脳は正常に戻らない。それは思春期以降に爆発するの。キレる親に育てられた加藤は両親と同じようにキレる人間に成長してしまった
キレキャラ
加藤は小学1年になると、学校でクラスメートに突発的に引っ掻いた
弁護人「どうして引っ掻いたのですか」
加藤「集会か何かで列からはみ出したクラスメートがいて、『ちゃんと並べよ』という意味でひっかきました」
弁護人「カッとなったのですか?」
加藤「暴力をふるいたかったわけではなく、『ちゃんと並べよ』ということを伝えたくてそういう行動を取りました」
弁護人「言葉で伝えようとしなかったのですか」
加藤「そういう発想はありませんでした」
工作の時、文具の片付けを巡って争っている二人を殴り、自分で片付けたこともあった
加藤は相手に何かして欲しい時に言葉で伝えるのではなく暴力を振るうことにより伝える人間になってしまった
あいつは中学の時からキレキャラで、周りが見えない性格だった。授業中、突然、目を吊り上げ、同級生の胸ぐらをつかむ掴んで喚き出したんです、後でケンカを売られた相手に「どうしたの?」と聞くと「さっぱり理由がわからないんだ」とキョトンとしてましたよ
素手で学校のガラス窓を割り血まみれになって帰って来た時のあると弟は語る
加藤は静かにキレるタイプでした。とにかく地雷のスイッチがどこにあるかわからない(友人)
加藤がキレても、周りはキレた理由がわからなかった。なぜ殴ったのか、なぜ怒っているのか。その理由を加藤は決して言葉にしようとしなかった
口で言うことができずに、殴ることで伝えたかった
加藤は相手に対して自らの不満を言葉で伝えることができず、不満があると突然説明もなく斬れることを繰り返した
反抗期
中学2年生の時、食事中母親から成績のことで叱られた。加藤は黙っていると「何か言いなさい」と怒鳴った。それでも加藤がだまり続けていると、母は頬をつねったり、髪を掴んで揺さぶった。加藤が席をたち、洗面所に移動しようとしたところ、母がついてきて加藤を箒で叩き出した。加藤はキレて母の左頬を殴リ母の眼鏡が割れた。加藤は「目は大丈夫か?」と尋ねた。すると母は口汚く罵った。母に暴力を振るったのはその一回だけだった。加藤は自分の部屋の壁を殴りつけたため、壁は穴だらけになった
あの子とふたりきりになるのがとても苦痛。息子が“酒鬼薔薇聖斗”と同じ年と思うと怖い(母親)
加藤は母と同じ名門「青森高校」に入学した。母親からの刷り込みである。本当は違う高校に行きたかったという。入学後には加藤は燃え尽き勉強意欲をなくした深海魚となった。母親は加藤の弟に期待するようになった
母親は北海道大学に進学することを望んだが加藤は約束を反故する母親に「約束を守って欲しい」ことを伝えるために4年生大学にいかないで岐阜にある中日本自動車短期大学進学を選択した
ワタシはあなたの人形じゃない
加藤は車好きで中学生の時はカーレーサーになりたいと母に伝えたが反対された
高校3年生の時には家出をした
2001年 加藤は中日本自動車短期大学の自動車工学科に入学した。加藤は当初「トヨタで自動車を設計したい」と意欲に燃えていたが自動車整備士の資格をとる意欲を失っていく
彼は奨学金を受けていた。奨学金は父の口座に振り込まれていたが、その奨学金を父が加藤に渡さなかったという
加藤はいつもの行動パターンで不満を伝えた。奨学金を渡してくれないなら勉強しない。整備士の資格も取らないとアピールしたのだ
父になぜだろうと考えさせたかった。思い当たるふしがあって、関連づければ気づくだろうと思いました
学生寮でいびきのうるさい同級生がいた。加藤は直接言葉で伝えないで、壁を叩いて「アピール」した。次第に同級生たちから避けられるようなり様々かトラブルをおこし寮を追い出された。加藤は結局整備士の資格を取らずに短大を卒業した
2003年 加藤はその後警備会社で働いた
彼(加藤)は新人だから「じゃ、そこに立って誘導してください」って説明したら「逆にこっちよりこっちに立った方が、どっちに対しても声かけやすいから良くないですか?」と提案してくるんです。普通、新人はそんなこと言ってこないですよ。みんな「はいはい」って聞き流してやっているだけだから(同僚)
警備会社は経営難であり、時給が安かった。面接で確認することは、たった3つ、直近の犯罪がないか、自己破産をしてないか、日本人であるか、そのため現場を任せたのに森の中で寝ていたとか当日ドタキャンするとか不真面目な人もいたという。そのような職場のため真面目な加藤は準社員になった
準社員といっても1ヶ月150時間残業しても手当は一律5000円だった
加藤は「配置係」という中間管理職につき、一人で150人から200人の人間を束ねた
僕の知っている加藤くんは、どちらかというと中間管理職で弱いものイジメをしていたイメージの方が大きいです。完全に見下している人に対して、そういう傾向があった(同僚)
時給が安いせいで難あり人材ばかりで加藤は常にイライラしていた
ある警備員は夜勤開始の30分前に「今、パチンコで15万円勝ったからしばらく休ませろ」
加藤「ふざけるな!じゃあ今から誰をあてがえばいいんだよ」
警備員「いやあ。俺は行かないよ。だって15万円勝ったから働く必要ないじゃん」
加藤はしたがなく自分が現場に行き、その警備員のシフトを外した。すると次の日その警備員から電話がきて
「パチンコで20万円負けたから、悪いけどまた明日から仕事、入れてく、るませんか」
そうしたことが頻繁におきるので加藤は癇癪を起こし、物を投げたり、電話の受話器を叩きつけ壊したり「お前を干してやる」と怒鳴り散らしたこともあった
干してやりたくなる気持ちもわからなくないし…電話を叩きつけてブチ切れたくなる気持ちもわからなくないけど、そこはやはり理性が働いて、壊すまでいかないじゃないですか。でも、それをやっちゃうんですよ(同僚)
ある日、加藤と同僚と耳の遠い70代の警備員と国道のライン引きを警備する仕事に配置された。高齢の警備員は足元がおぼつかなくなり、ラインを踏んでしまう。更に彼は塗料のついた脚で地面を歩き廻った。咄嗟に同僚は「動くな!」と叫んだが、耳の遠い警備員は「えっ?えっ?」と更に歩き回る。これを3、4回繰り返したら加藤は高齢警備員の胸ぐらをつかむと、柔道の足払いの要領で全体重をかけ、彼を頭からアスファルトに叩きつけて同僚に満面の笑みで「〇〇さん。ちゃんと注意してやりましたから」と言った
本当に映画で見る猟奇殺人犯のような笑みというか、不気味な笑顔…みんなができないことを俺がやってやったという感じで(同僚)
幸いシルバー警備員は合気道4段で受け身をとり、ヘルメットをかぶっていたこともあり怪我はなかった
加藤はキレキャラだが、そんな自分に不甲斐なさを感じ倉庫で一人シクシク泣いている姿を同僚はみていた
同僚によると加藤よりもヤバい人が何人もいたために加藤に異常性を感じなかった
同じ警備会社で働いていた人も「仙台アーケードトラック事件」を起こしていたのだ
ある日、寮で警備員のおじいさんが突然亡くなった。彼の携帯電話とお財布がなくなっていたのだが警察は事件性はないと判断した。その日の現場で寮生活をしていたのはAさんしかいなかった。Aさんに「悪いけど朝イチで来てくれる?」と言ったらAさんは行方をくらましてしまった。その話を遺族に説明したら、「世間体もあるからほっといてくれ」と言われた。そんな事件が日常にあるという警備会社だった
加藤も職場に不満ががあれば何も言わずに帰宅したり無断欠勤もした。上司とそりがあわず加藤は突然退社した
自分がいなくなったら会社が少し困った状況になり、そうなったら(所長)がどうして私が辞めたか考えると思いました。私が何が言いたかったか伝わると思いました
加藤は期間工、派遣など職を転々とした。3年ぶりに実家に帰ってきた息子を母は抱きしめた
弟は高校入学後、3ヶ月で退学して引き籠もりになる。弟が20歳で上京する際、母は、「お前たちがこうなってしまったのは自分のせいだ」とつぶやき行き過ぎた教育を謝罪した。母と邂逅した
加藤の両親は離婚したが加藤は理由を聞こうとしなかった
加藤はSNSの掲示板に書き込みをしており掲示板に自分の居場所を見出した。SNSは加藤の成り済ましに荒らされ加藤は居場所を失った。そんな折派遣会社に出勤するとツナギがないことに加藤は憤慨してハンガーにかけてあったツナギを全部引き剥がし、床に投げつけた
作業場行ったらツナギかなかった。やめろってか。わかったよ
床に散乱したツナギを同僚たちが片付けていたら加藤の名前が書かれたツナギが見つかった。担当者が、ツナギがあることを伝えるために、加藤に電話をかけたが加藤は出なかった
考えてみれば納得だよな。親が書いた作文で賞を取り、親が書いた絵で賞を取り、親に無理矢理勉強やらされてたから勉強は完璧。小学生なら顔以外の要素でモテたんだよね。俺の力じゃないけど。親が周りに自分の息子を自慢したいから、完璧に仕上げたわけだ。俺が書いた作文とかは全部親の検閲がはいってたっけ。中学生になった頃には親の力が足りなくなって、捨てられた。より優秀な弟に全力を注いでた
事件4日前
操り人形な毎日
加藤は大量殺人事件を起こして会社への不満、SNS荒らしされたことの不満をアピールすることに決めた
母親による過剰な介入を受けた子どもは、母親を否定することができないことから、攻撃性を内にため込み、暴発的に殺人を繰り返す(凶悪犯プロファイル)
毎日新聞
これが親の人形にされ選択を奪われた続けた人間がはじめての自分で決めた選択だった
時間です
12時10分
一回目は躊躇し突入できなかった
本能的にものすごい抵抗感があり、石戸関係なく、体が拒否した感じでした
2回目、三回目も同様に失敗した。このまま秋葉原を離れて、引き返そうと思った
そうしたところで、この先、自分の居場所がどこにもない。結局やるしかない
12時33分 加藤は歩行者天国にめがけてアクセルを踏み込んだ。5人の通行人を跳ねた後 交通事故と思いはねられた人を介助しようとした人を次々とダガーナイフで切りつけた。死者7人。重傷者10人
加藤は死刑判決を受けた
死刑囚は作業がなく独房にいてヒマである。かつては優等生だった加藤は絵を描いた。ここでは加藤の描いた絵を検閲し書き治させる母親はいない。加藤は刑務所で自分の作品をはじめて完成することができた
A4の紙を何枚も使用したこの作品は 遠くから見るとアニメ美少女だが拡大すると「鬱」の文字で描かれた絵である
私は異常なモンスターではありません。私は異常な環境に適応した人間です
加藤智大
凶悪犯は家庭から生まれる
加藤の母親はおそらく自己愛性人格障害でしょう。自己愛性人格障害の親は子供を自分のアクセサリーとしてしかみなさず支配したがります。子供が自分の意のままに動かないのは許しません
ただし加藤母は自分の教育の結果をみて内省して子供たちに謝ることのできる人でした。彼女にとっては愛情表現だったのです。加藤の母親も感情表現が不得手な人だったのです。加藤母も両親から教育虐待をされたのでしょう
養育者の虐待は子供の脳を破壊し歪ませます。加藤の両親はいきなりキレる人で子供たちを虐待しました。子供は親の背中を見て成長する。加藤はいきなりキレる人間になります
加藤は性格は真面目なため、職場では評価されましたが些細なことでキレてしまい居場所をなくし職場を転々とします。そんな折加藤が自分の居場所を見出したのがSNSの巨大掲示板でした
加藤智大の心理
愛情飢餓状態のアダルトチルドレンです。愛情飢餓ですからアダルトチルドレンは承認欲求が非常に強いのです
昔からの友人からの頼み事のメールが来ると、私は必要以上にはりきってしまいました。例えば、東京でのイベントで入手できるゲームを頼まれた時には始発で出かけて何時間も並び、少しでも早く青森に送ってあげようとしたり、秋葉原で入手できるCDを頼まれた時には、その他にもサービスで関連グッズを詰め込んで青森に送ったりしていました…昔からの友人相手でも、掲示版上の友人相手でも、私はネタのためには金を惜しみませんでした(解)
同僚によると「相手に何がメリットを与えないと、友達にはなれないと思っていフシがあった」
毒親は我が子に愛を与えません。子供は親に愛されたい存在ですから、子供が親に愛されるように努力するのです。子供が親にメリットを与えて親から好かれようと尽くすのです。アダルトチルドレンは友達にも自分を犠牲にして尽くします。そのため利用されたり騙されたりするとが多いのです
アダルトチルドレンは依存症でもあります。加藤はSNS依存症でした
SNS巨大掲示板は加藤にとって承認欲求の場所であり世界の全てでした
掲示板での成りすましにより加藤はやっと見出した自分の居場所を失います。SNS依存症の加藤にとっては自分の世界が壊された。まさに世界の終わりでした。自分の世界が終わったから多くの人を道連れにする拡大自殺です
SNSに大量殺人予告を書き込んだ後、実行したため、これは劇場型犯罪です。劇場型犯罪は承認欲求から来ますから、この事件は加藤の承認欲求を満たすものでした
加藤は教育虐待を受けながら育てられました。教育虐待の成果で成績優秀、学級委員まで勤ましたが、進学校に入学すると深海魚になります。そうすると加藤の母親は弟に期待するようになります
教育虐待する親は「優秀な子供」でなければ愛しません
加藤は母親から見捨てられたと感じたのかもしれません
毒親の愛は条件付きです。親から存在を完全否定された子供は「俺なんて生まれてこない方が良かった」「生きていても仕方ない」と思うからこそ、他人の命を奪うことに躊躇しなくなる。それが秋葉原事件なのだ
凶悪犯罪は家庭から生まれる。凶悪犯は親から虐待をされていて、親もその親から虐待され…凶悪犯罪とは代々続く負の連鎖です。終には多くの人を巻き添えにする凶悪犯罪か自殺でその家系は絶えるのです
加藤家の末路
長男 2022年死刑執行
父親 退職に追い込まれ引き籠もる
母親 精神病院に入院
弟 退職に追い込まれ、職場、住居を転々としたあと交際相手に去られた
あんたの家族はみんなおかしいんだよ(恋人)
絶望した弟は餓死自殺を試みたが未遂に終わる
2014年自殺に成功(死因は不明)
両親には育てた責任がありますが、その兄弟には責任はありません。犯罪者の兄弟も被害者です
秋葉原の被害者の方々と加藤弟のご冥福を御祈りします