乱調続きだったスチュワートが好投できた理由 素早い返球、毎イニング間の会話…ソフトバンク山本祐大が見せた〝リード〟
◆ソフトバンク―オリックス(22日、みずほペイペイドーム) ソフトバンクのカーター・スチュワート投手(26)が7回2失点の好投で6勝目を挙げた。バッテリーを組んだのは左手有鉤(ゆうこう)骨骨折から復帰したばかりの山本祐大捕手(27)だった。 ■【動画】驚愕の先発全員!?山本祐も復帰後初安打! この試合、山本祐はスチュワートからの投球を受けると、間髪入れずに返球した。「相手に考える時間を与えないのもそうですし、スチュワートが考えて過ぎて難しくなるのは避けたかった」。序盤から味方打線が爆発し、大量リードとなった展開。投手としては逆に投げにくくなることも多いが、山本祐はスチュワートが自身の投球を続けられるように早いリズムを作った。 また、ベンチでは毎イニング間にスチュワートのもとに行き、入念にコミュニケーションを交わした。そこでは前の回の簡単な振り返りと、次の攻め方について話し合った。その場での山本祐は「どうしたい?」といったアバウトな質問はなく、「これとこれならどっちがいい?」「次はこうしていこう」といった明確な話をする。 この登板の前まで5勝を挙げながらも、5試合連続でイニング途中での降板が続いていたスチュワートにとって、山本祐のこうした〝リード〟は大きな安心材料となった。テンポ良くストライクゾーンで勝負することで、試合前までチームワーストの「27」だった四球も一つのみ。最後まで崩れることなく今季最長7回を投げ切った。 スチュワートは「本当に呼吸が合っていたと思う。(山本祐は)復帰戦だったと思うけどいいリードをしてくれた」と感謝の言葉を述べ、山本祐は「7イニングまで投げられたというのは、バッテリーにとってすごく大きなことだった」と満足そうに振り返った。息の合ったバッテリーで挙げた貴重な1勝だ。(大橋昂平) 【#OTTOホークス情報】 ▼「ちょっと事情があって」 ソフトバンク小久保監督、3安打3打点の柳田悠岐を3回限りで交代の理由を説明▼
西日本新聞社