特殊詐欺で270万円失いました
私は日本一時帰国中、特殊詐欺で270万円を失いました。
学生の頃からずっと夢だった世界一周のために、何年間も汗水垂らして働き生活費を節約して一生懸命貯めたお金。
アフリカを5ヶ月間も旅して何の被害にもあってなかったのに…。旅の疲れを癒すために帰ってきた日本で大金を騙し取られるなんて未だに信じられない。悪夢でも見てたんじゃないかと思いたい。
いま振り返ると怪しい点がいっぱいあった。けど、日本語で話してるからか詐欺師を信用してしまいまんまと騙された。取り返しのつかない状況で詐欺だと気づいたとき、あまりの自分のアホさに"恥ずかしい"とまで思ったし、墓場まで持っていくか悩みました。
でも、どんなに泣き叫んでも後悔してもあの時には戻れないしお金も返ってこない。だからせめて今後同じような被害に遭う方が出ないよう手口を公開することにします。
この記事を読んで”頭悪すぎ"と笑われることは承知のうえですし、もはや笑ってくれて構いません。ですが、どうか悲しくなるような言葉だけは言わないで頂けるとありがたいです。
まずはじめに、私は商社で何年間もがむしゃらに働いて貯金をし、仕事を辞めて2024年11月から夢の世界一周をしているアラサーです。アフリカ旅中に前歯が欠けてしまったため、治療をするために日本一時帰国をしていました。
世界一周中は小さなトラブルはありつつも多額のお金を騙し取られたことはなく、どちらかというと注意深い性格だと自負しています。ニュースで見るような詐欺に騙されるなんて微塵も思ってませんでした。
そんな私が、、、
まんまと特殊詐欺に引っかかり総額270万円を振り込んでしまいました…………….。
大事な世界一周の資金だったのに。見たい絶景や行きたい国がたくさんあったのに。なんでこんなことに...。無念すぎる。
私が総額270万円を失った経緯を時系列をおってお話しします。個人的な意見ですが、かなり巧妙に作り込まれていたと思います。
少し長くなりますがお付き合いください。
総額270万円を失った経緯
2025年7月7日 17時30分
インスタのDMでA●ker Japanと名乗る(偽アカウント)からモバイルバッテリーPR投稿案件の依頼あり、詳細のやり取りのためLINEアカウントへ誘導。報酬の価格交渉を行い、合意したのち「報酬はプラットフォームを通じて、ご指定の銀行口座へお支払いさせていただきます。製品につきましては、電子契約締結後に発送いたします」とのこと。
実際に価格交渉も私から提案した内容に対しカウンター提案を頂いたり、提示された価格も不自然な点はありませんでした。
その後、いろいろとやり取りを行っているなか「お客様のYouTubeアカウントはフォロワー数が多いため、効果的な形でご対応いただければと思います」とのお言葉も頂き、「あの有名なA●kerからプロモーション案件を頂けるなんて…!」と本当に嬉しい気持ちになっていました。
私自身、A●kerのモバイルバッテリーは何年間も愛用していたことや、YouTubeチャンネルでも世界一周の持ち物パッキング動画で紹介したこともあるため、完全に信じ切ってしまっていました。
だからまさかこれが詐欺なんて、、、微塵も疑ってなかった。
2025年7月7日 18時20分
最終的に「今回の協力計画を宣伝部門に提出して審査を進めさせていただきます。審査が通りましたら、改めてご連絡いたします」とのメッセージ。
A●kerの大手企業となると審査に時間がかかるんだろうな〜くらいに思ってました。今思えば、ここで1日置いたのも演技が上手い。
2025年7月8日 13時35分
そして翌日「お待たせしてしまい、誠に申し訳ございません。広報部門の審査は無事に通過いたしました」
やったーーー!嬉しい!初めてのA●ker案件!って舞い上がった私。嬉しい気持ちを返してくれ。
「契約期間は12ヶ月、報酬総額は税込○○円となります。問題がなければ、後ほど契約書の草案をお送りいたしますので、ご確認のうえご承認いただけますと幸いです」
契約期間が12ヶ月なのは初めてだったので少し違和感を感じましたが、大手だとそういうこともあるのか〜!程度に思っていました。
さらに私の場合は、ずっと日本にいるわけではなく世界一周中なので途中でプロモーションの製品が変わった場合はどうなるのか?と質問したところ「今後、商品の変更等が生じた場合にも柔軟に対応させていただきますので、ご安心ください」と丁寧な返答。A●kerは世界的に有名なブランドなので日本にいなくても出来るのか!と安易に考えてしまいました。
さらに「契約締結後にサンプルを発送させていただくため、お手数ですが、お受け取りのご住所・お名前・お電話番号をご送付いただけますでしょうか」との連絡あり、実際に製品の受け取りをイメージできてしまっていたのです。完全に洗脳されてますよね…。
2025年7月8日 14時07分
「電子契約書の作成が完了しましたら、ご不明な点がございましたらいつでもご相談ください」と同時に、偽の副業求人プラットフォームのURLが送られてきました。
このプラットフォームが巧妙に作り込まれているんですよね…。これが地獄の始まりです。
大手はプラットフォームを使用するのか〜!と何も疑わず、すんなり個人情報を入力しアカウント作成、そして電子契約書を締結完了。
2025年7月8日 14時30分
「お疲れ様でございます。弊社システムに情報はすでに届いております。会社の経理部門による審査が完了次第、改めてご連絡いたします」
上手い演技ですよね〜こういうやり取りのなかでA●ker Japanの担当者のことを完全に信じ切ってしまっていた私。
振り込み1回目
2025年7月8日 14時46分
「報酬はすでにお支払い済みですので、ご確認ください。問題がなければ出金申請をお願いいたします。出金は約1時間ほどでお客様の銀行口座に反映されます。出金が完了しましたらご連絡ください。倉庫にて商品発送の準備を進めさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします」
ここで初めて違和感を感じました。通常であれば、プロモーション用の動画をアップした後に報酬が振り込まれるはず。なのに12ヶ月分の報酬がプラットフォーム経由で前払いで支払われました。
ですが、契約書を締結しているから信用のもとなのかと程度に思ってしまいました。本当に私の脳が洗脳されている……………(泣)
とにかく出金をしないと製品の発送が進まないので、プラットフォーム上で出金手続きを完了しました。
すると、、、
2025年7月8日 15時07分
プラットフォームに登録したメール宛に以下のような連絡がありました。
平素より、当店をご利用いただきありがとうございます。ご利用のアカウントにおいて、以下のような資金の凍結が確認されました:
凍結内容
・凍結金額:336,000円
・凍結の理由:【銀行情報が間違っています。オンラインカスタマーサポートにご連絡くださ。】
よく見たらこれ、日本語おかしい!"ご連絡くださ。"になってる!気づけよ私!
出金先の口座番号は正確に入力したはずなのに、銀行情報が誤っているため資金が凍結されているとのこと。すぐにA●ker担当者へ相談しました。すると「プラットフォームのカスタマーサポートへ連絡してほしい」と言われたので相談したところ以下のような返信がありました。
【凍結解除および口座情報修正に関するご案内】
ご登録いただいた銀行口座情報に誤りがあったため、現在お客様のご資金はセキュリティシステムにより一時的に凍結されております。
口座情報の確認および自動修正を行うため、以下の手順に従ってご対応をお願いいたします。
📌【確認金額について】
お客様ご本人名義の銀行口座より、システム指定の確認専用口座へ336,000円(総資産の100%)をご送金ください。
※この金額はあくまでシステム確認のための一時的な送金であり、確認完了後は全額返金されますのでご安心ください。
⏱【凍結解除にかかる時間】
ご入金が確認され次第、システムにより30分以内に口座の凍結解除および情報修正が自動的に行われ、同時に336,000円も即時に返金されます。
💴【出金について】
凍結解除後、672,000円の出金申請が可能となります。
申請受付後、システムが20分以内にご指定の銀行口座へ振込を行います。
📩【操作のご案内】
上記の凍結解除手続きをご希望の場合は、本チャットウィンドウにて「確認手続きを行う」とご送信ください。
確認後、具体的な操作手順をご案内いたします。
ご理解とご協力のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
「え。私が33万も振り込むの?どういうこと?これ、詐欺じゃない?怪しい!」とすぐに思いました。しかも手続きのために本人確認書類の写真も要求されて、怖くなりました。
私はその時にプラットフォーム上の問題なのだと思い込んで、A●ker担当者のことは完全に信用し切ってしまっていたので、A●ker担当者へ私から「33万6千円の振込を依頼されているのですが、この会社は信憑性ありますでしょうか?正直、振り込み詐欺ではないかと怖いです」と相談したところ長文で丁寧に以下のような文章が返ってきました。
ご不安なお気持ちは十分に理解しております。
初めてこのような手続きを経験されると、不安に感じられるのも当然かと思います。
しかしながら、どうかご安心ください。
当該プラットフォームは、厳格な管理のもと運営されており、資金の安全性も非常に高い信頼できる正規のサービスです。
ご本人名義の口座を使用しての操作が求められているのは、第三者によるなりすましを防止し、資金の帰属を明確にするためであり、お客様の口座および資産を保護するための重要な措置です。
これまでにご提出いただいた身分証明書や口座情報も、本人確認のための必要なステップとなっております。
弊社もこのプラットフォームと何度も取引を行っており、責任をもって申し上げますが、プラットフォーム上の資金は確実に安全です。
また、凍結解除の手続きが完了次第、審査金は全額お客様の口座に返金されますのでご安心ください。ご不明な点があれば、改めて詳しくご説明いたしますので、どうぞご遠慮なくお申し付けください。
お客様が今回のご協力を安心して進められるよう、私たちも全力でサポートいたします。
こんなん信じてまうやろ〜〜〜〜〜〜〜!そもそもグルになって騙そうとされていることを疑え自分!
この時点で、完全にA●ker担当者を仲間だと思い込み、そして私のミス(口座番号の入力間違い)のせいで彼女を困らせてしまっていると思ってしまった私は「一刻も早く凍結を解除し出金を行い、製品の出荷を進めなければ!」という思考に変わってしまったのです。
2025年7月8日 15時41分
プラットフォームのカスタマーサポートとやり取りを行い、振り込みすることに。すると、個人名義の口座が送られてきたのです!しかも、不思議なことに楽●銀行やPa●P●y銀行からの送金は控えるようにとのこと。そのことについて質問してみたところ
審査の有効時間は30分となっており、楽●銀行からの振込は着金に時間がかかるため、確認が間に合わず失敗する可能性がございます。
また、審査用口座はシステムにより自動生成された指定口座であり、手動での対応はできかねます。
うーん…。そう言われましても、私の不安は拭いきれず。
「個人名義の口座に膨大な金額を振り込みするのはあまりに怖すぎます。そもそもなぜ336,000円も振り込み必要なのでしょうか?確認のためだけでしたら、1000円とかでもいいですよね?」という原点に立ち返った質問をしました。
そしてプラットフォームのカスタマーサポートからの返信は
ご不安なお気持ち、誠に理解しております。
しかしながら、確認金額はシステムによって自動的に生成されており、金額の変更や手動での調整は一切できかねます。
これは口座情報の正確性を保証し、誤送金や第三者による不正を防止するためのセキュリティ対策となっております。
なお、確認後には30分以内に口座の凍結解除および情報修正が完了し、確認金額も全額返金されますので、ご安心ください。
ご理解とご協力のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
丁寧に見えますよね〜きっと、テンプレートをコピペしてるんやろうなぁ。
もうこんなに不安がっているのに…どうして振り込みをやめなかったのか。A●ker担当者もグルだと気づけば、1円も被害を受けずに済んだのに。普通ならば会社の口座名義のはず…でもA●kerではなくプラットフォームのシステム上、個人名義にする必要があるのかな?と思い込んでしまった私。
そして結局、全額返金されることを信じて336,000円を振り込みました。
2025年7月8日 18時22分
「お待たせしてしまい、誠に申し訳ございません。現在、システムによる確認が無事に完了し、お客様の情報は正常に修正され、口座の凍結も解除されております。内容にお間違いがないことをご確認のうえ、あらためて出金申請をお願いいたします。引き続きのご理解とご協力、心より感謝申し上げます」
振り込み2回目
はぁ〜!ようやく解放される!仕事進められる!と思ったのも束の間。
2025年7月8日 18時40分
出金手続きを行なって暫くすると、またまた不穏なメールが届きました。
平素より、当店をご利用いただきありがとうございます。
ご利用のアカウントにおいて、以下のような資金の凍結が確認されました:
凍結内容
・凍結金額:672,082円
・凍結の理由:【信用スコアが95点未満ですので、オンラインサポートにご連絡ください。】(例:マネーロンダリング、マルチ商法、銀行口座番号の誤り、安全疑念)
信用スコアってなに?また凍結!?このプラットフォーム謎すぎる!!!
ちなみにこちらはプラットフォーム画面の一部です。実際にお金のやり取りがプラットフォーム上で行われているように見えますよねぇ。(巧妙に作り込まれている…)
すぐにプラットフォームのカスタマーサポートへお問い合わせしました。
信用スコアが95点未満のため、出金に失敗している状況と判断されます。
お手数をおかけして誠に申し訳ございませんが、信用スコアを95点以上に引き上げていただく必要がございます。スコアが95点に達しましたら、全額出金が可能となります。
なお、私の担当範囲では信用スコアの引き上げに関する対応ができかねます。本件につきましては、既に「信用担当部署」へ引き継いでおりますので、スムーズに信用スコアを95点まで回復させるためにも、下記リンクより信用担当者までお問い合わせいただきますようお願いいたします。
なんか嫌な予感…。これまた振り込み要求されるやつでは?と思いながらも信用担当者へお問い合わせしたところ、
ご不便をおかけし、誠に申し訳ございません。
現在、システムの表示によると信用スコアは93点となっており、出金基準には達しておりません。信用スコアの回復について、現在、プラットフォームでは以下の2つの方法を提供していますので、ご確認ください。
【1】通常回復方法
プラットフォームの公式ルールに基づき、「タスクの完了」「積極的な参加」「良い評価を得る」などの行動を通じて、徐々に信用スコアが回復します。スコアが95点以上になると、システムが自動的に引き出し権限を回復します。この方法は一定の時間を要します(初めてサービスをご利用の場合は、方法1は選択できません)。
【2】迅速回復(審査)方法
もし、より早く信用スコアを回復したい場合は、「信用システム審査」プロセスに進むことができます。この方法では、総資産の100%に相当する672,082円の審査金を支払う必要があります。
(信用スコアが95点に達した場合)1,344,164円の全額引き出しが20分以内に完了します。
ただし、以下の点にご注意ください:
審査料金の支払いは誤解や混乱を招く可能性があり、「不当な料金」と見なされ、論争や苦情を引き起こす恐れがあります。
* 最終的に法的手続きに進む場合、処理が複雑になり、時間を要する可能性があります。それにより不必要な負担や心配を引き起こすことがありますので、十分に理解し、同意した上で慎重に決定してください。
これが信用スコアを迅速に回復する唯一の申請方法です。いつでもプラットフォームのサポートにご連絡いただければ、全額引き出し手続きをサポートいたします。ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。今後とも当サービスをご利用いただけますよう、よろしくお願いいたします。
必要であれば、具体的な審査申請手順をお知らせすることも可能ですので、いつでもお申し付けください。
嫌な予感が的中した…。今度は672,082円の審査金を振り込めと…。
すぐにA●ker担当者へ相談しました。
2025年7月8日 19時37分
「33万6千円振り込みましたが、また凍結になっています」
「どうしてまた凍結されてしまったのでしょうか?お手数ですが、詳しくご説明いただけますか?」
「出金するための信用スコアが足りていないようです」
「あなたの信用スコアは95点未満になってしまったのでしょうか?新規ユーザーの初期信用スコアは、すべて100点からスタートする仕組みになっております。少々お待ちいただけますでしょうか。部長に解決状況を確認いたします」
まさかの部長登場。演技うますぎん?
親身になって一緒に悩んでくれているように感じてしまうよねぇ…。
そして暫くしてから長文の返信が来ました。
部長の回答によりますと、
過去にも他の協力パートナーが同様の事例を経験しており、アカウントが凍結された場合、信用スコアが減点される可能性がございます。
無作業型プラットフォームにおける信用スコア制度は、企業とインフルエンサー双方の協力における透明性と資金の安全性を確保するために定められたルールであり、現在は日本の最高裁判所による審査および承認を受けている最中です。
今回のご協力を円滑に進めるためにも、大変恐縮ではございますが、信用スコアの回復をお願いいたします。信用スコアが回復されれば、全額の出金が可能となります。
また、仮に全額出金ができなかった場合には、弊社が責任をもって法的手段を通じてプラットフォームに対し責任を追及し、お客様には全額補償させていただくことを保証いたします。
資金の安全性については弊社が責任をもって保証いたしますので、どうかご安心ください。
異例の状況が起きてるんだなぁ〜しかもA●kerさんが補償してくれるって言ってくれているし…と信用しきってしまった私。
「ご丁寧にご返信いただきありがとうございます。改めてご連絡させていただきます」
「承知いたしました。弊社は貴殿とのご協力を大変楽しみにしております!
お手数ですが、プラットフォーム側へのご対応をお願いいたします。弊社としては、貴殿の資金に関してすでに保証の措置を取っておりますので、ご安心ください」
完全に相手の思う通りよなぁ。こんなにも凍結を繰り返して、おかしいって気づけ私。言葉巧みにまんまと騙され、結局そのまま追加672,082円を振り込み完了。
たった1日で合計100万円以上の金額を振り込んでしまったのです…。
2025年7月8日 22時03分
「お待たせいたしました。確認の結果、システムの確認が完了し、信用スコアが95点に引き上げられました。【マイページ】からご確認ください。内容に問題がないことをご確認の上、再度出金申請を行ってください。引き続きご利用いただき、誠にありがとうございます」
プラットフォーム上で確かに確認できたので、出金依頼を行いました。というかこれ実際にはお金の流れなんて全くなく、システム的に反映されているただの数字。洗脳されるとこんなことにすらも気づけない…はぁ…。
結局、この日に着金することはありませんでした。そして翌朝。
振り込み3回目
2025年7月9日 10時18分
「おはようございます。まだ着金が確認できていません」
「ご相談いただきありがとうございます。ただいま確認しておりますので、少々お待ちください」
2025年7月9日 11時35分
「お待たせしてしまい誠に申し訳ございません。ただいま出金担当部門にて順次対応を進めておりますので、もうしばらくお待ちいただけますようお願いいたします。ご理解とご協力、誠にありがとうございます」
と連絡あり、そのあと暫くするとまた不穏なメールが届きました。
平素より、当店をご利用いただきありがとうございます。
ご利用のアカウントにおいて、以下のような資金の凍結が確認されました:
凍結内容
・凍結金額:1,344,164円
・凍結の理由:【大額の出金については、信用スコアを100点に引き上げてから再度出金申請を行ってください。】(例:マネーロンダリング、マルチ商法、銀行口座番号の誤り、安全疑念)
またか…。もうこれ以上は無理。
すぐにプラットフォームへお問い合わせしました。
「出金ができず、また凍結されたようです」
「一度に全額の出金申請をされたのでしょうか?大額の資金であるため、公式サイトに記載されている信用ルールをご確認いただけなかったのでしょうか?そのため、再度凍結されたことについて非常に困惑しております」
何それ!?そんなの聞いてないわ!私の方が困惑しているわ!やり取りを見返しても全額出金できますって言われてるし!私の責任にされても…。
「特に注意事項は伝えられてなかったと思いますが?」
「プラットフォーム側では、システムの記録および関連規定に基づき、お客様に対してできる限りの支援を行っております。今回の凍結の原因は、プラットフォーム上のルールをご確認いただかず、大額の出金を実行されたことによるものです。まずは企業様とご相談いただき、必要であれば当方でも引き続きサポートさせていただきます。ご理解とご協力のほど、何卒よろしくお願い申し上げます」
このプラットフォームめちゃくちゃすぎん?A●kerさん大丈夫?とまで心配し始めた私。しかもプラットフォームのルールが中国語版の送られてきたんですよね。これも怪しさ全開ですよね…。すぐにA●ker担当者へ相談しました。
2025年7月9日 11時36分
「再度134万円の出金を行いましたが、資金が凍結されました。もう流石にこれ以上私からの送金がきついのですが。どうしたらいいのでしょうか」
「どうしてちゃんと確認してくれないんですか?今回の凍結は、一度に出金したのが原因なんですか?お手数ですが、詳しい事情を教えていただけますか?確認したいです」
〜事情説明〜
「この問題はプラットフォーム側が事前にこの件を通知しなかったことが原因だと思いますので、サポートに問い合わせてよく確認してください。今回の件については私も深くお詫び申し上げます。この件で私は上司から叱責を受けることになると思います」
上司から叱責って…可哀想やけど顧客に社内事情を言う営業大丈夫?ってさらにA●kerさんに対し不信感。ビジネス会話にしては日本語も少し変やし…。と思いつつも、プラットフォームへも相談しA●kerとの間で協議して頂くこととなりました。
2025年7月9日 15時45分
プラットフォームから以下のような連絡が来ました。(A●kerからはなんの連絡もなし)
長らくお待たせしてしまい、誠に申し訳ございません。
関係各所との調整の結果、以下の対応方法をご案内できる運びとなりました。現在、プラットフォームでは下記の方法がご利用可能ですので、ご確認ください:
【迅速回復(審査)方式】
信用スコアをより早く回復させたい場合は、「信用システム審査」プロセスへ進むことが可能です。この方法では、総資産が200万円に達していることが条件となりますが、現在の総資産は1,344,164円であるため、あと655,836円のご入金が必要となります。
信用スコアが100点に回復した時点で、システムは20分以内に出金制限を解除し、スムーズに出金が完了いたします。
ご理解とご協力のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
凍結を繰り返して3回目の振り込み。もはや頭がバグっていました。「早くこのやり取りから解放されたい」の一心で「この金額を入金すれば200万円を一度に引き出し可能ですよね?」とだけ確認し、振り込み完了。
振り込み4回目
2025年7月9日 16時17分
「お待たせいたしました。確認の結果、システムによる審査が完了し、お客様の信用スコアは100点に引き上げられました。【マイページ】よりご確認ください。内容にお間違いがなければ、改めて出金申請をお願いいたします。
今後とも弊社サービスをご利用いただき、誠にありがとうございます」
すぐに出金手続きを行いました。三度目の正直にしてくれと願いながら…。
でも、そんな願いは叶うわけもなく。
2025年7月9日 17時22分
これで4度目…またまた不穏なメールが届きました。
平素より、当店をご利用いただきありがとうございます。
ご利用のアカウントにおいて、以下のような資金の凍結が確認されました:
凍結内容
・凍結金額:2,000,000円
・凍結の理由:【出金失敗しました。VIP2にアップグレード後、全額出金できます。LINEでサポートにご相談ください。】(例:マネーロンダリング、マルチ商法、銀行口座番号の誤り、安全疑念)
もういい加減にしてくれぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!
VIP2って何やねん!複雑すぎやろこのプラットフォーム!
とイライラしながらプラットフォームへ連絡。
2025年7月9日 17時40分
「ご指示通りに動いた結果、また凍結されました」
「確認の結果、一度に200万円の出金はシステムの承認を得られなかったため、プラットフォームの規定に従いVIP2にアップグレード後、今日中に全額出金が完了します。VIP2のアップグレードについては、LINEのカスタマーサポートにてご相談ください。ご不便をおかけして誠に申し訳ございません」
また違う人に相談するの?と思いきや、一番最初にやり取りしていたカスタマーサポートに誘導されました。
「また凍結されました。これで4度目です」
「確認の結果、お客様の現在のVIPランクはVIP1です。大額の一括出金を行うためには、VIP2にアップグレードする必要があります。アップグレードが完了後、個人センターでリアルタイムに更新され、本日中に全額出金が完了します。VIPアップグレードの規則については、公式ウェブサイトのVIP規則をご確認ください。ご理解とご協力を賜り、ありがとうございます」
「具体的には何をしたらいいんでしょうか?」
「お客様の現在の資産は200万円で、VIPアップグレード後、資産は300万円に達する必要があります。VIP2へのアップグレード手順は以下の通りです:1. LINEカスタマーサポートに専用口座の申請
2. 専用口座に100万円を送金
3. システムが確認を完了し、自動的にVIP2にアップグレード
4. 再度、全額300万円の出金を申請」
100万円!?そんな資金ないわ…というかこれ振り込んだらまじで貯金なくなる。無理無理!でもこれまで振り込んだお金が出金できず返ってこないのもやばくない?どうしよう…と思い藁にもすがる思いでA●ker担当者へ相談しました。
2025年7月9日 17時45分
「議論頂きありがとうございました。ご指示通りにした結果、また凍結となりました」
「少々お待ちください!ただいま上司に本件を報告し、プラットフォーム本部に原因を確認するよう依頼いたします」
「ありがとうございます。何度も繰り返されていて、これで4回目になります。もうこのプラットフォームを使用しない方向でご検討頂きたいです。よろしくお願いします…。」
2025年7月9日 18時11分
絶妙に時間をあけて、返信が来ました。(社内協議したように見せかけるためにテクってるな…)
お待たせいたしました。
先ほどプラットフォーム本部のカスタマーサポートと連絡を取ったところ、今回の出金金額が大きいため、VIPレベルを上げる必要があることが判明しました。このルールはプラットフォーム上にも明記されており、これまでにも何度か議論されましたが、全ユーザーが「無作業プラットフォーム規則」に従う必要があるとのことでした😥
もし可能であれば、プラットフォームの指示に従ってVIPレベルを上げ、その後に再度出金を試みていただけないでしょうか?
本件について、当社も何度もプラットフォームと協議を重ねており、プラットフォーム側からは本件に関して明確な説明と資金保障がありました。当社としてもやむを得ず妥協する形となりましたが、ご安心ください。プラットフォームからは「VIPレベルを上げれば、すべて一括で完了し、今後問題は一切発生しない」との保証を受けております。
また、当社としても全面的にサポートいたします。万が一、プラットフォームが今回の約束を守れない場合は、明日中に当社が全額補償いたします。そのうえで、当該プラットフォームとの提携を解除し、法的責任も追及する予定です。お手数をおかけして大変恐縮ですが、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
待て待て、100万円を当たり前のように振り込めっておかしくない?もうすでに約170万円振り込んでるんですが!?これ以上振り込んだら本当に貯金なくなる…(泣)ということで、無理を承知でA●kerさんにヘルプをお願いしてみました。
「あと100万円の入金が必要とのことですが…これを貴社よりサポート頂くことは可能なのでしょうか…?」
「そうですか、私もできるだけお手伝いしたいのですが、私自身もそんなに多くは持っていません。どれくらい必要か教えていただけますか?できるかどうか検討してみます。実はこの件で私も上司から叱責を受けており、できるだけ早くこの問題を解決してスムーズに協力を進めたいと考えています」
「ありがとうございます。ご検討お願いします」
「お客様のご状況はよく理解しております。何とか方法を考えていただけますようお願いいたします。もしお手伝いが必要であれば、私も全力でサポートいたします」
「すでに170万の送金を行っており、追加で100万円も送金できる資金の確保が難しい状況です…。」
「しかし、私はそんなに多くの資金を用意できません。先月、体調不良で病院にかかり、出費がかさんでしまいました。誠に申し訳ありませんが、私の力も非常に限られています」
え?個人的な話されている?全く話が噛み合っていない!!!日本語も明らかにおかしい。ここでA●kerに対する不信感がさらに浮上。せめてここで詐欺を疑い、ネットで調べるか誰かに相談すれば追加100万円を失うことなかったのに…。
「個人的にな私費の話ではなく、会社の資金を意味しています」
「会社の資金については、上司に申請してみます。少々お待ちいただけますか、申請をしてみます」
「恐れ入りますが、何卒よろしくお願いします。貴社からの送金でアップグレード問題ないかプラットフォームとも会話いただけますと幸いです」
「この件については、私たちが何度もプラットフォームに説明し、プラットフォームも今回は必ず大丈夫だと保証しました。また、資金の安全性についても保証しています。弊社もお客様に対して、今回の送金後にもし引き出しができなかった場合は、翌日中に全額を補償し、プラットフォームとの契約を解除し、法的責任も追及することをお約束いたします」
「はい、それは伺いましたが…そもそも追加で振り込みが必要な100万円の準備ができない状況です」
「できるだけ申請してみますが、もし難しい場合は、私個人で30万円までお手伝いします。これが私の限度です」
個人的なお手伝い…??????それ、逆に大丈夫?と疑問ばかり。そして暫くしても返事が返ってこないので私から状況を確認したところ
2025年7月9日 20時30分
「お手伝いの申請をしたことで上司から叱責を受けてしまい、とても困っています。どうかご理解いただけますようお願いいたします」
今回のやり取りで何度「上司から叱責を受けた」という言葉を繰り返されたか…。色んな点でおかしいことに気づけたはずなのに、A●ker担当者の「万が一、プラットフォームが今回の約束を守れない場合は、明日中に当社が全額補償いたします」という言葉を信じて、これで本当に最後だ!という気持ちでなけなしの金をはたいて翌朝に振り込むことにしました。
そして迎えた、人生で最も鳥肌がたった日。
2025年7月10日 9時16分
「おはようございます。資金の準備ができましたので、口座をご準備いただけますでしょうか?」
「承知いたしました。ただいま申請を進めておりますので、少々お待ちください」
私の馬鹿、バカ!!一晩おいてなんで冷静になれへんかったん!?
そのまま追加100万円の振り込みは完了し、凍結は解除されました。
2025年7月10日 9時56分
「大変お待たせいたしました。現在、システムによる確認が無事に完了し、お客様の情報はVIP2にアップグレードされ、口座の凍結も解除されております。内容にお間違いがないことをご確認のうえ、あらためて出金申請をお願いいたします。引き続きご理解とご協力を賜り、心より感謝申し上げます」
はぁ〜もう頼むよ〜本当にこれで最後にしてくれよな!という思いで、出金手続きを行いました。ですが、しばらく経っても着金は確認できなかったのでプラットフォームへお問い合わせしました。
2025年7月10日 10時37分
「まだ着金が確認できてません…。」
「少々お待ちください。会計士が順次出金手続きを進めております」
違う担当にお問い合わせしたときは出金担当部門って言ってたけど今回は会計士なんや。と思いながら待っていると…
振り込み5回目
2025年7月10日 10時52分
5回目の、不穏なメールが届きました。
平素より、当店をご利用いただきありがとうございます。
ご利用のアカウントにおいて、以下のような資金の凍結が確認されました:
凍結内容
・凍結金額:3,000,082円
・凍結の理由:【税務署からの通知により、所得税の納付後、出金が順調に完了します。】(例:マネーロンダリング、マルチ商法、銀行口座番号の誤り、安全疑念)
資金の安全のため、現在調査を行っております。凍結された資金は、調査が完了次第、復元されます。なお、資金凍結に関してご不明点がございましたら、当店サポートセンターまでご連絡いただけますようお願いいたします。
お手数をおかけいたしますが、引き続きのご理解とご協力をお願い申し上げます。
これが本当に最後だって言ってたのに!どういうこと!?もう本当に振り込む資金ないよ…。すぐにプラットフォームへ連絡しました。
「また凍結されたようです…」
「少々お待ちください。すぐに確認いたします。お時間を無駄にしないよう、全力で対応させていただきます。大変申し訳ございません」
ほんま頼むで…と思いながら返事を待っていると長文のメッセージが来ました。
お客様へ、
ご理解とご協力に心より感謝申し上げます。
○税務に関するご案内
日本の税務署の規定に基づき、ネットワークワークPR宣伝収入は「新型の企業との提携収入」として扱われ、インターネットプラットフォームやフリーランスを通じて得た収入に該当します。これにより、ネットワークワーク収入は法的に所得税を納める必要があります。
○所得税の税率について
税率はお客様の年間総収入に基づいて調整されます。一般的には、所得税の税率は5%〜45%の範囲で、具体的な税率はお客様の総収入に応じて決まります。ご自身の状況に合わせてご確認ください。
○税金納付の手続き
お客様の総額が3,000,082円であるため、税金納付の詳細については税務専用LINE窓口でのご相談をお勧めします。
○出金手続きについて
税金納付が完了した後、資金の確認が行われ、スムーズに出金手続きが進められます。
ん!?今度は所得税!?全く理解できない。
もうこれ以上支払う資金もない。
そもそも本当に今回が最後だと思い、A●ker担当者の「万が一、プラットフォームが今回の約束を守れない場合は、明日中に当社が全額補償いたします」という言葉を信じて、振り込みを行なった。なので今回はA●kerさんに委ねようと思いました。
「指示通りに対応しましたが、結局また凍結されました」
「プラットフォーム側は何と言っていますか?」
「税金納付の手続きを案内されています。仰って頂いた通り、全額補償して頂けませんか?何卒宜しくお願いします」
「現在、会社にてお客様への全額補償の申請を進めております。今回の件に対する誠意として、弊社が税金分も補償させていただく予定ですが、納税手続きはお客様ご本人の名義で行う必要があります。そのため、税金を一度お支払いいただいた後、弊社より全額を補償いたします。私も上司と今後の対応について協議を進めております。このたびはご不便をおかけしてしまい、何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします」
「全額の補償をどう進めるのか具体的にご説明いただけますか?プラットフォーム経由ではなく、直接私の口座に振り込みお願いできますか?」
「お客様のお気持ちはよく理解しております!申請手続きが完了次第、弊社から直接お客様の口座へお振り込みさせていただきます」
「ありがとうございます。宜しくお願いします」
「はい、先ほどご説明いたしましたが、補償は現在申請中ですが、税金は先にお客様ご自身でお支払いいただく必要があります。税金はお客様の名義で納付する必要があるため、私が申請している補償金には税金分も含まれております」
「承知しました。税務の手続き行います」
ここまできても、まだ騙されるか私…!!!!!
しっかり全額補償の申請を進めてくれているだな〜と安心してしまった。言葉が巧みすぎる…。
2025年7月10日 11時47分
指示に従い、税務専用LINE窓口(e-Taxという名の偽アカウント)へ連絡しました。
「申請手続きをご教示お願いします」
「お客様の状況に関しまして、本人確認のため、身分証明書のご提示をお願いいたします。ご相談いただき、誠にありがとうございます」
「少々お待ちください。現在確認を行っております」
10分ほど経ったあと、長文の連絡が来ました。
「カ●ラ●ーク」プラットフォームを通じてパートタイムワークに応募いただき、誠にありがとうございます。プラットフォーム及び税務に関する規定に基づき、貴方の今年度のネットワークパートタイム収入は3,000,082円となり、所得税法に基づき、所定の税率に従って税金を納めていただく必要があります。
税金納付に関するご案内:
日本の所得税法に基づき、貴方のネットワーク収入は3,000,082円であり、所得税率は**30%**です。納付すべき税金の金額は次の通りです:
3,000,082円 × 30% = 900,024円
通知を受け取った後、期限内に税金を納付しない場合、出金手続きを進めることができません。さらに、脱税の疑いにより、名義で保有している全ての銀行口座が凍結される可能性があります。専用口座での納付手続きを、このメッセージを通じて行うことができます。納付が完了次第、20分以内にカ●ラ●ークに通知し、迅速に出金手続きを進めます。
ご注意:
• 税金納付後、税務局ネット部門から納付証明書が発行されます。
• 必ず所定の期限内に税金を納付してください。期限を過ぎると出金操作に影響が出る可能性があります。
納付が完了次第、20分以内にカ●ラ●ークが全額出金の手続きを速やかに進めます(出金処理が完了し、貴方の口座に反映されるまで監視します)。
ご理解とご協力をお願い申し上げます。ご不明点がございましたら、いつでもご連絡ください。全力でサポートさせていただきます。
もし所得税を納付しなかった場合(つまり脱税を行った場合)、非常に深刻な結果を招く可能性があります。主な影響は以下の通りです:
1.延滞金と加算税の発生
規定の期限までに税金を納付しなかった場合、延滞金や加算税が課されます。これらの費用は未納額に基づいて計算され、支払いが遅れるほど負担が増加します。
2.強制徴収(差押え)
何度も催促しても税金が納付されない場合、税務署は法的手段に基づき、銀行口座、給与収入、不動産、車両などの財産を差し押さえ、強制的に回収することができます。
3.刑事責任(税務犯罪)
故意に収入を隠したり、虚偽の申告を行った場合、重大な脱税行為と見なされ、起訴される可能性があります。具体的には:
• 脱税額の最大2倍に相当する高額な罰金
• 最長5年以下の懲役刑
4.信用情報への悪影響
脱税の記録は個人の信用情報に重大な悪影響を与え、今後のローン申請、口座開設、ビザ取得などに支障をきたす恐れがあります。
5.社会的信用と名誉の失墜
重大なケースでは、脱税者の氏名や違反内容が公表され、社会的な信用や個人の名誉が著しく損なわれることになります。
6.現在の勤務先に脱税の理由が通知される場合があります。
えっ怖!!!!!しかも所得税90万円って高すぎん!?
そんな資金もうないわwwwww
2025年7月10日 12時09分
すぐにA●ker担当者へ相談しました。
「90万円の支払いを依頼されているのですが、資金がないため先に貴社から補償金を振り込んで頂けないでしょうか?」
「少々お待ちください。確認いたします」
「ご検討のほど、宜しくお願いします」
「上司からの指示ですが、もともと弊社にはこの税金を補償する義務はございません。しかしながら、今回のご協力に対する誠意として、弊社は補償に応じる意思があります。ただし、先にお振込みを行った後でお客様が税金を納付されなかった場合、弊社としては再度90万円もの損失を被ることになります。そのため、誠に恐縮ですが、まずはお客様ご自身で税金の手続きを完了していただき、その後に弊社からの補償金をお振込みさせていただきます。ご不便をおかけしてしまい、深くお詫び申し上げます」
いやいや、異議あり!私の意図が全く伝わっていない!
私はすでに約270万円の損失を被っているし。ここは引き下がらないぞ!
「税金は必ず納付します。ですが、その資金がないんです。そもそも、私もこの税金の納付義務はありません。なぜならすでに税金を支払った上で稼いだお金を振り込んだだけだからです。それでも払えと脅しのように言われている状況のなか、支払わないということはないです。ただ、資金がないのです…」
「お気持ちは十分理解しております!先ほど上司にも状況を説明しましたが、返答は以上の通りでした。これは当社の規定であり、税金の補償を協力の誠意として選んでおりますので、もう一度ご検討いただけますでしょうか。誠に申し訳ございません」
「振り込む資金がないのにどうしろと言うのでしょうか…。藁にも縋る思いで相談しています」
「この件については私も無力さを感じております。力不足で申し訳ありませんが、もしできることがあればぜひお手伝いしたいと思っています」
「前回振り込みをする際に、全額補償すると仰って頂きました。その言葉を信じて、私は100万円を振り込みました。なので、誠意として貴社からの振り込みを先にお願いします。上司の方と会話お願いします」
「少々お待ちください。上司と再度協議いたします」
ようやく分かってくれたか…。本当にお願いしますよ…。
と願う一方で、やっぱり振り込んだだけなのに所得税を支払う必要があるのおかしくないか?と思い、プラットフォームにお問い合わせすることにしました。
2025年7月10日 12時33分
「恐れ入りますが、私自身から振り込まれたお金ということは確認できると思います。それなのになぜ税金が発生するのでしょうか?私自身のお金は、すでに税金を支払ったうえで得た収入です」
「少々お待ちください、現在確認中です」
しばらくして、返事が来ました。
非常に残念なお知らせですが、税務専員からの回答により、ネットワークワークプラットフォームのウォレットにある資金は再度出金手続きを行い、収入として課税対象となることが確認されました。これは納税に関する規定です。確認したところ、確かに大部分の転送は貴方からの転送であり、少額は契約報酬金額から来ていることがわかりました。
そのため、貴方の協力企業とご相談いただき、最適な解決策を見つけ、税務問題を円滑に処理できるようにすることをお勧めします。税金の納付が完了した後、本プラットフォームは法的に速やかに全額出金手続きを行います。
さらにご質問がございましたら、どうぞご遠慮無くご連絡ください。
全力でサポートいたします。ご理解とご協力、誠にありがとうございます。
ん〜… 全く納得できない。
一方で「税金の納付が完了した後、本プラットフォームは法的に速やかに全額出金手続きを行います」という言葉が気になったので一応確認しておきました。
「全額というのは3,000,082円ということでしょうか?」
「はい、全額は3,000,082円です。ご不明点がございましたら、いつでもご相談ください」
「私から出金手続きを行うことなく貴殿が全額出金手続きを行なっていただけるということでしょうか?」
「お客様が出金手続きを完了する前提として、まず出金申請が必要です。今回の税金納付が完了次第、当社はすぐに出金手続きを実行いたします。税務局の監視と監督があるため、金額が大きいため、優先的に対応させていただきます。その他のご質問がございましたら、いつでもご相談ください」
優先的に対応してくれるんや。さすがにここまで来たら申し訳ないと思ってくれているのかな、と楽観的な私。
だがしかし!!90万円も振り込めない!
もしA●kerさんから補償してもらえないなら支払わないと言い切ろう。という思いでA●kerさんからの返信を待っていると
2025年7月10日 13時12分
「大変申し訳ございません。先ほど申し上げた通り、納税義務者はお客様ご本人となりますので、やはりお客様ご自身でご対応いただく必要がございます。弊社が代わりに税金をお支払いすることは、法律に抵触する可能性があり、私自身も今後業務を継続できなくなるおそれがございます。先ほど、上司にその点を指摘された際に、私の発言が反抗的と受け取られてしまい、厳しく叱責されました」
またか…。社内事情を言われましても…。パワハラ上司さん…。
「大変申し訳ございませんが、この件につきましてはお客様ご自身でご対応いただく必要がございます。私にはどうすることもできず、本当に申し訳ありません」
うーん。全額補償するってあんなにキッパリ伝えてくれていたのに、さすがに信用できない。
え、待てよ?これ、、、、、、もしかして、もしかして、、、、、
一生、出金できないやつ!?詐欺!?!?!?!?
・・・・・頭が真っ白になって血の気が引きました。
そしてGoogleで「A●ker 詐欺」と検索すると以下記事を発見。
弊社代表および従業員を名乗る偽アカウントに関する注意喚起
平素よりアンカー・ジャパンをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
現在、弊社代表および従業員を名乗る偽のSNSアカウントが開設され、個人やクリエイターのお客様へ不審なダイレクトメッセージが送信されている事例が多数確認されております。これらの偽アカウントは、弊社の名称やロゴの使用や社員を名乗り、オフィシャルアカウントであるかのように装っているため、十分にご注意ください。
現在確認されている主な手口は以下の通りです (一部例) 。
・個人情報の詐取や金銭の要求 : 偽アカウントのDMからLINEアカウントへ誘導し、偽の副業求人プラットフォームへの誘導や個人情報の入力、金銭の要求を目的としたメッセージの送信。
・契約書の電子締結 : 偽アカウントのDMからPR投稿を依頼され、手続きの一環として報酬額と同額の送金を要求するための契約書の電子締結へ誘導。
う、、、、嘘でしょ、、、、、、、、、、、、、、、、。
わぁぁぁぁぁぁぁぁぁ、、、頑張って稼いだお金ぇ、、、、、、、、、(泣)
振り返ると気づくタイミングはいくらでもあったのに、どうして4回も振り込んでしまったんだ私のバカぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!
洗脳が解けて背筋が凍りつき、脳内が混乱。
もう、どうしたらいいか分からない。
色んな感情が爆発して涙が溢れ出た。
「一生懸命働いて貯めた私のおかねぇ…」
「まだまだ行きたい国や見たい景色があったのに…」
世界一周中断も脳裏に浮かび、絶望でしかない状況。
しばらく呆然としてました、、、
2025年7月10日 15時19分
現実から目を背けたい思いを断ち切り、力を振り絞ってひとまず警察署へ向かうことに。
警察署に到着し、事情を説明すると
「これは100%詐欺ですね。口座凍結手続きと被害届の作成を進めます」
ですよね、、、信じたくなかった。
心の中では泣き喚いていたけど、意外と警察の前では冷静に応対できた。
「口座は凍結済みですが実際にお金が返ってくる可能性は低く、返ってきたとしても少額の場合が多いのであまり期待はしないで下さい」
ですよね、、、一生懸命貯めた旅の資金はもう返ってこない。まさか日本一時帰国中にこんな目に遭うなんて想像もしていなかった。
2025年7月10日 17時20分
警察署での手続きが全て終わり、帰宅。
毎日のように詐欺被害があるようで、かなり手際良く手続きを進めてくれたました。誰しも「まさか自分が詐欺に遭うわけない」と思っているはず。でも、あまりに巧妙な特殊詐欺にまんまと騙されました。
アフリカを5ヶ月間旅して大きなトラブルはなかったのに、日本が一番治安悪かった。世界一周7ヶ月間の費用はおおよそ140万円だったんですよね。なので、その約2倍の資金が一瞬で詐欺師に奪われたことになります。
こんなことなら、一時帰国するんじゃなかった…。
まだまだ世界一周でやりたいことがたくさんあったのに…。
しばらく前向きな気持ちにはなれず、悪夢にうなされ寝れれない日々が続き、本当に全てが嫌になりました。詐欺に気づけなかった自分を何度責めたか。
そんなとき、たまたま1000万円以上使って世界一周した方の記事を見つけ、なんとなく読んでみようと思ったんです。その文中にあった「お金なんてただの紙」という言葉が心に響きました。
状況が変わるわけではないし、ただの紙に悩んでいる時間がもったいない!
命が無事で、旅を再開できる健康な身体があること。そして、それを心から喜んでくれる家族や友人がいることに感謝。
お金なんて、また稼げばいい。
お金自体になんの価値もないことを痛感したからこそ、
お金では買えない唯一無二の経験に重きをおき、
一度きりの人生でやりたいことに全力で使えばいい。
そう思って、ようやく前向きになることができました。
270万円を失ったけど、いまの私は未来に希望しかないです。
詐欺を疑うべき3つのポイント
いま振り返ると、考えると怪しい点がいっぱいありました。
でも実際に起こってる時には、初めてのことなので「そういうもんなんだ〜」くらいに思いこんでしまっていました。
皆んな「自分が騙されることは絶対ない」と思い込んで、詐欺被害に遭います。私は今回PR案件詐欺でしたが「PR案件なんて受けないから関係ない」と思っていませんか?
相手はプロの詐欺集団。どんな手口を使ってつけ込んでくるか分かりません。ですが、共通している点がいくつかあります。
今後、詐欺被害に遭って同じ悲しい思いをする方が少しでも減るように、詐欺に気づくポイントを下記します。
1. すぐLINEに誘導される
私の場合、インスタのDMで連絡ありすぐにLINEへ誘導されました。最初に来たメッセージは以下です。
こんにちは、突然のご連絡失礼いたします。
私はアンカー・ジャパン株式会社のブランド担当者です🔋。
この度は、弊社の最新製品「Anker Power Bank(25000mAh・内蔵&巻取り式USB-Cケーブル付き)」のプロモーションにご協力いただきたく、ご連絡させていただきました。ぜひご協力のほどよろしくお願いいたします。
本製品は、大容量25000mAh を備えたパワフルなモバイルバッテリーで、スマートフォンやタブレットを複数回フル充電可能です。また、内蔵&巻取り式のUSB-Cケーブルが付属しており、ケーブル忘れの心配もなく、持ち運びにも便利です。外出先や旅行、通勤・通学など、あらゆるシーンで活躍します。
📩 ご興味をお持ちいただけましたら、以下のLINEリンクより担当者までご連絡ください:
https://works.do/○○○○○
ご協力いただく方には報酬をご用意しております。実際に製品をお試しいただき、SNSなどでリアルな感想をシェアしていただけますと幸いです✨
最後までお読みいただきありがとうございます。「Anker Power Bank」の便利さと魅力を一緒に広めていけることを楽しみにしております。どうぞよろしくお願いいたします🔋
過去SNS経由で案件を受けたことがあったのですが、その際は「DMでのやり取りで完結する」or 「少なくとも最初はDMでやり取りを行なってからLINEに切り替え」でした。
なので、最初からLINEへ誘導するメッセージはかなり注意した方がいいと思います。これは確かではないですが、恐らくインスタやXのDMでは送信上限数があり、それを超えると制限がかかる場合があるためLINEでのやり取りに切り替えているんだと思っています。
加えて、そのアカウントが本当に公式なのかも確認しましょう。
【SNSアカウントの確認ポイント】
・公式アカウントか?
・アカウント名が個人名でないか?
・非公開アカウントではないか?
・フォロワーがサクラではないか?
上記が一つでも当てはまるのであれば、怪しいです。私は上記全てが当てはまっていたんですよね。なのに、まんまと騙された…。
過去、異なる企業(恐らく詐欺アカウント)から「興味あればLINEからご連絡ください」と同様なメッセージでPR案件の依頼がきていました。が、その際は紹介する商品が魅力的ではなかった点、聞いたことない企業であった点、さらにフォロワーが少なすぎた点で返信せずに放置していました。
いま振り返ると、あれも詐欺だったんでしょうね…。
A●kerから案件きた嬉しさで、アカウントの確認を疎かにしてしまった私。自業自得です。次から案件受けるのも怖いので当分したくないですが、今回の反省を活かしてアカウントは注意深く確認するようにします。うぅ…。
2. 振込先の銀行口座が個人名義
個人名義に振り込みに誘導されたら、99%詐欺です!!
もう一度言います。
個人名義の口座への振り込みは、真っ先に詐欺を疑い、振り込む前にご家族または消費生活センター(消費者ホットライン 188)に相談しましょう!
私も個人名義の口座を提示されたとき、最初は疑いました。しかし、言葉巧みにつかれた嘘をまんまと信じてしまい散々な末路。あそこで気づいていればこんなことにならなかったのに…。泣
私は合計4回振り込みを行ってしまいましたが、毎度異なる個人名義の口座を提示されました。さらに、特徴的なのが口座申請をお願いしたあと、振り込み口座を準備するため3〜10分ほど待たされました。これは、詐欺用に使用する銀行口座を買っているためだそうです。
誰かが詐欺に気づくと、使用した口座は凍結されます。凍結されるとその口座はもう使用できません。なので、リアルタイムで使用できる銀行口座を探して購入し、それを振り込み口座として提示している。ということらしいです。
ちなみに、詐欺口座は会社名義(に見せている)の場合もあるようです。その場合は気づくのが厄介ですよね…。でも、もし口座準備に少し待たされた場合は詐欺を疑った方がいいと思います。
3. 日本語が不自然
詐欺師が日本人の場合もあるので、全ての詐欺に共通しているわけではないと思いますが、会話に違和感を感じた場合は相手がAIや翻訳機能を使用している可能性が高いです。(警察の方も言ってました)
今回は、最初が不自然ではなかったため信じ切ってしまいましたが、途中で顧客に対して使用しない言い回しを使用されたりと違和感を感じる瞬間はありました。
その時点で、振り込みをやめるべきだったのに…(アホすぎる)
ちなみに、私が被害にあったウェブサイト(偽の副業求人プラットフォーム)は、現在サイト名だけを変更して今も残っています。警察でもこのサイトは通報できないのか…。
私と同じような被害がこれ以上出て欲しくない。そんな思いでこのnoteを書いています。
今後の世界一周について
今回の詐欺により270万円を失い、世界一周での旅の資金がほとんど無くなってしまいました。
でも、こんなことで夢の世界一周を打ち切りにしたくない。20代のうちにやりたいことがいっぱいある。見たい絶景が世界にはまだまだ広がっている。
ということで、私の旅はまだまだ続きます。
お金ないのにどうやって?という質問が出てくると思いますが、正直ちゃんとした答えはなく「まぁ、人生なんとかなる!」資金が完全に尽きたときに考えます。(笑)
アフリカ5ヶ月間旅して前歯欠けて、その治療のため一時帰国した日本で特殊詐欺に遭い270万円を失った人、なかなかいないですよね?いつかネタとして笑い話にします。(笑)
今後はより一層の節約旅になるだろうけど、それも含めていい思い出になるでしょう!
かなり長くなってしまいましたが、ここまで読んで頂きありがとうございました。
もしも、この記事が参考になった!世界一周を応援したい!という方がいらっしゃれば、チップ頂けると泣いて喜びます。今後の旅の資金にさせて頂きます。
この世から、悪質な詐欺師がいなくなりますように。
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この記事が参考になったという方、世界一周を応援したいという方、チップ頂けると泣いて喜びます。旅の資金にさせて頂きます。

コメント
10はじめまして。
私も似たような詐欺に遭いました。怪しいと思っていたのに・・・
返金も犯人逮捕も難しいみたいです。
世知辛い世の中です。
ユウ様
本当に世の中世知辛いです。一生懸命働いている人からお金を騙し取るなんて...お辛いと思いますが共有いただきありがとうございます。前向きに生きましょう。
私もかなり前に、ニューヨークで詐欺に遭ったことがあります。SNS経由ではありませんでしたが、「お金を受け取るために、不正ではない証明として現金を見せる必要がある」という似たような手口でした。
今思えばおかしな話ですが、相手がきちんとした人に見えて、話すうちに安心してしまいました。詐欺師は本当に計画的です。いい人に見える人を疑うのはつらいですが、お金の話が出たらすぐ距離を取ることが大事ですね。
MIMI様
読んでいただき、コメントもありがとうございます。あとで考えるとおかしい話なんですが、その瞬間は気づけないですよね。直接会話されてたのなら、尚更だと思います。おっしゃる通り、お金の話が出たら人を信用しすぎず距離を置くのは本当大事と感じました、、、