柿の悪口~~ぬめりけ編~~
注意点
この記事内には柿とか言うしょうもなフルーツの写真が多数掲載されています
柿の断面、ぐじゅぐじゅ感、あのなんとも言えない食感が苦手な方は閲覧をお控えください
また、前回の記事で分かるように筆者は柿のアンチです
柿の渋み、エグみ、キショさを主観的に語ることもご了解の上、読み進めください
記事内で柿の一日の許容摂取量(柿に含まれるタンニンという成分が胃酸と反応して「柿胃石」という結石ができるため、柿を日に2個以上食べることは推奨されていない)を越える表現がありますが、この記事は決して柿を食べることを推奨するものではないことにご留意ください
柿が腐っていく様子と向き合う
前回の記事の締めとして柿を買いました
柿を買ってからしばらく追熟(柿がぐじゅぐじゅヌメヌメに腐敗していくことを現地でそう呼ぶ)していたんですが、
時間が経つにつれて食べたくなさが増えていきました
だってわざわざ腐らせていくんですよ?正気?
まだヌメヌメの柿なら苦行で済んだのに、グジュグジュの柿を食べるなんてそんなの自傷行為じゃないですか
柿に向かい合う踏ん切りがつかないまま1週間が経った頃に、
帰省した先のスーパーでついに干し柿を発見しました(柿はメジャーフルーツほどには売り場がないので、柿の実がおいてあるか、あってもあんぽ柿だけなので干し柿があるスーパーは結構珍しい)(さすがに年越したら食えないなと思って柿を持っての帰省 私は柿を持って実家に帰るタイプの親不孝者)
干し柿1パック 754円
税込み754円ですって
はあ?
どこの政治家に文句言えばいいの?
そもそも柿の実一個が200円ってところでもうブチギレてて、
だって、ハーゲンダッツ1つと同じだけの価値ですよ~って我が物顔で主張しているわけで、
そんなわけなくて、
柿が?
柿6個に手を加えて丹精込めて作りましたよ~
だからネットフリックスひと月分と同じ価値のエンタメ性がありますよ~ってか?
柿が?
農家さんに農作業大変だったよねってことで754円渡すわけじゃなくて、この干し柿に対して754円という評価をしろってこと?
柿に?
754円の柿を買った日のこと、柿と向き合うということ
買いました
買っちゃったからには食います
「柿 切り方」で調べて出てきたとおりに切断
今回は4つに切って盛り付けてみたいと思います
(以下、柿の皮の内側の写真は小さめのサイズの画像でお送りいたします キショいから)(スマホからだとサイズが変わらないみたいなので、顔から画面を離してご覧ください)
あ~ ここまでやったけど柿食うの嫌~~~
臭いがもう嫌
食えなくはないけど決して美味しくはないよ~って囁いている
まずはノーマルな柿(奈良県産 富有柿 178円)を、
ついに、食う
意外と甘いな
この甘い、は砂糖のような甘味を指しているわけではなく、スイカの外側みたいな甘みなんですけど、
意外と食える、多分無人島で見つけたら食う判断をするくらいには食える
ただ食感がキショくてスイカの皮ギリギリな味ってだけで、、、
うわ、後味が最悪
なにこれ、渋いっていうか、スイカの欠点を一箇所に集めてみました、みたいな
そう、この独特の後味が嫌で柿嫌いなんだよな
うーん
本当に言及することがない味
本当はフルーツではないことを悟らせないために誤魔化して結局変な感じになったのかな
記憶よりかはみずみずしさもあってさっぱりとした感じもあって、
頑張ればスイカの下位互換になれるんじゃないかな
2切れ目をたべるか
2つ目にして柿に飽きる
あっ!!!!
さっきは久しぶりの柿に緊張してて気づかなかったけど、
口に入れた瞬間にもエグみがある!!!
すご
最初にエグみがあって、最後は雑味で終わる隙のない構成だったんだ
子供の頃はただ不味いとしか感じなかったのに大人になってまずみに味のレイヤーを感じる
大人になって分かる柿の嫌さもあるんだ
エグみ→甘み→雑味の移ろいの中で美味しさを感じる遊びだと思って食うといけるか?
あーだめだ味に集中しちゃうと柿の悪意とも言える味を感じてしまう
一種類ずつ柿食ってこうと思ってたけど二切れでギブだなこれ
次行こ
富士柿っていう、でっかい柿
次は富士柿を食べます
本当はノーマルな柿だけを食べるつもりが、大きさにウケて買っちゃった柿です
こっちの柿のほうが腐敗(現地の言葉で熟成のこと)が進んでいたが、果たして・・・
熟成した柿は、待ち時間みたいな味がした
マズいとしか言うことがねえ~~~
熟成してるからか、この柿の風味なのか、
口に入れたときからうす〜い甘みが感じられて、噛んでいくたびに「ここから一気に甘みが来ますよ!!!」って主張した後、音信不通になる
出だしのエグみと終わりのエグみもしっかりとあって、安定して25点を出してくる、そんな味
ヨッシーが食べたら悩んだ後にダメージ受けそう
噛んでくとメロンみたいな味わいがある?あるか?エグみを引けばメロンの下位互換カか?
いきなりですが、いったん記事を〆ます
ということで柿の悪口、どうだったでしょうか
柿の実を2種類食べましたがどちらも柿の嫌さが出ていて、やっぱり自分は柿が嫌いなのだな、と実感できました
こんな柿へのヘイトばかりのnoteでしたが、読んでくださりありがとうございました
少しでも記事を楽しみ、柿に対して色々と考えていただけたら嬉しいです
ありがとうございました
ここから1つも幸せなことは起こりません
最終警告
いまからこの記事ではあんぽ柿を食べます
私は本当に後悔しています
あんぽ柿は、福島県伊達市の五十沢(いさざわ)地区を発祥とする柿の加工品として知られています。ドライフルーツの一種ですが、水分量は50%と多くゼリーのようなジューシーな食感が特徴です。
あたかも美味しい食べ物のように書いてありますが、嘘です
しっとりとした濃厚な甘さが特徴で、皮も中身も柔らかく、その食感はゼリーや羊羹と例えられることが多いです。ドライフルーツというより和菓子のような感覚で食べられるので、お茶請けにもピッタリです。
嘘をつかないでください
mixi2 品田遊の書き込み
あんぽ柿の画像あり 自己責任でお願いします
甘いのだと思っていた
美味しいのだと思っていた
私はあんぽ柿を知らなかった
検索をしたらゼリーのようで美味しいと称賛されていた
クリームチーズに例える記事もあった
私は期待をしていた
干し柿なのに「新鮮フルーツ」と書かれているポップを見つけてニヤけた
ちょっとしたネタにできるなと思った
食えるけど“値段の割には”美味しくない
そういう結論で記事を〆ることになると思っていた
変だな、と思ったのはフォークを持ち上げたときだった
腐ってるんじゃないか?なんて思っても許されるようなぬめりけ、しかし持ち上がるくらいには感じる植物の繊維感、重力に負けてちぎれるドロドロ
浮かれていたんだと思う
この柿の悪口 という記事はアドベントカレンダーに寄稿するために書き始めた記事なんだけど
思うままに書いた長文に反応がつく、という体験は久しぶりで楽しかったから
せっかくだから1つの記事として盛り上がりが欲しい
そう思って何種類も柿を買って、食べ始めたら思いの外食えて、でもちょうど悪口を言えるくらいの味で、だからあんぽ柿もちょうど文句を言える味で、それに対してツッコミを
まずい
柿のまずさあるじゃないですか。渋さだったりエグみだったり。たぶんあれタンニンだと思うんですよ。タンニン。柿の成分の。最初の注意書きにも書いたんですけど、柿を食べすぎると胃酸と反応して胃石になる、タンニン。タンニンで石ができた時の対処法が「コーラを飲むと石が溶けることもある」っていうバカみたいなやつ。他にどんな食べ物に入ってるのかなって調べたら紅茶や緑茶の茶葉、コーヒー、栗の皮、って出てきてどれもそのまま食べないやつやんけそりゃ茶葉なりコーヒー豆なり齧ったらエグみがあるわな、柿ってそのタンニンを生で食わせるの?終わりの果物すぎるだろって思ったやつなんですけど。おれがここまで言ってた柿のまずさってこのタンニンが悪さしてるんじゃないかなって思ってたんです。で、その仮定でここから話させてもらいますけど、このあんぽ柿、そのタンニンをギュ……って濃縮してます。甘さとかも濃縮してるからそれで褒めてる人もいるみたいなんですけど、おれがさんざんいやだいやだいってきた柿のまずみを口の中で爆発させられたわけなんです。死じゃん。そんなの。死。最初口の中に入ったときなんて思ったと思います?「味噌?」って。あまりのエグ味に味蕾が混乱しすぎたのかスパイシーだねって最初感じて、でも甘みがあって、味噌パンとかに使われてる味噌の味だな~って思って、でも時間が経つにつれ舌の周りに死の気配が集まってきて、
いや、別に吐き出すとかではなかったんですよ。いい大人だし、食べました。なんだろう、辛いとか臭いとかそんなまずさじゃなくて、間違って飲み薬を噛んでしまって舌の上に苦さが広がってしまったときみたいな、尾を引くまずさが、時間が経っても、水を飲んでも、味の濃いものを食べても、消えないんですよ。不意に払わなくてはいけなくなった公共料金みたいな、動かす場所にできた傷口みたいな、遠くでやっているようで意外と近くでやっている戦争みたいな、ぼんやりとした将来への不安みたいな、ただただ嫌なそういう不幸が口の中に集まって、ずっと、ずっとそこにあるんです
最後に干し柿を食べました
この順番で食うと干し柿でも気持ちよさがあるな(おいしくはないが褒めたいときの形容としての“気持ちよさ”)
ドライフルーツ感があって気持ちがいい
こう書くと語弊があるか
ドライフルーツの真似をしてるんだろうな~ってのは伝わる
でも中身の水気あるところは柿の片鱗を残しており不快
一応2周目も食べた
もうテンション落ちてて写真も取ってないがメモはしていた
味が薄くて気持ちがいい
味が薄くていい
こんなみずみずしかったっけ
後味は相変わらず最悪だけど、ファーストインプレッションはいい
あーーー後味最悪
食べきれなかった柿は、柿を食える親族に任せたので粗末にはしていません
お山にきませんか。かきもあります。←行くかよバカ
終わりです
日曜に食べてすぐ書いて提出しようと思っていましたが、実家に帰ったこともありこんな柿食うような人生のこととか考えてしまって今になってしまいました
とにかく自分が柿が苦手だということを再確認できただけでも有意義だった、と考えることにします。柿はまあボロクソ書きましたが、柿そのものというよりは柿のタンニンが嫌いだったんですね。言語化してみるものだ。子供のときとか嫌いな食べ物の欄に「とくにない」とか書いてたんですけど、あんぽ柿だったんですね。大人になり実家に帰省してわかる自分のこともあるものだなあ
今日はクリスマスですね
みなさんは年末に向けてどう過ごされていますか?
私はなにも決めておらず柿食ってアドベントカレンダーに投稿するだけの生活でしたが、
今からでも有意義な時間を過ごせるよう努力したいと思っています
だって人生は、柿を食う時間があるほど長くはないんですから
𝑴𝒆𝒓𝒓𝒚 𝑪𝒉𝒓𝒊𝒔𝒕𝒎𝒂𝒔


コメント
1Schadenfreude最高。他人の不幸は干し柿の味。