【阪神よもやま話 元虎番の独り言】不吉な予言で思い出したのは…鉄人・金本の大記録を予言していたのは、あの人だった?!

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2010年のファン感謝デーで1492試合連続フルイニング出場のプレートを抱える金本知憲氏

まもなくXデー?!

「7月5日に日本で大地震が起きる」

SNSで噂が広まっているのは、知人から教えられて知っていたが、最近では新聞、雑誌でも取り上げられている。始まりは、漫画家・たつき諒さんの作品「私が見た未来 完全版」だとか。「2025年7月に本当の大災難が来る」と表現された一文が、いつの間にか「7月5日」と、日にちまで特定されてしまったという。マジで信じる人も増えていて、香港からの来日客が激減したというから、何とも困った話だ。

ついには気象庁が「そうした予知情報はデマ」と完全否定。地震の専門家も「地震の予知は不可能」と理由を挙げていた。専門家が「不可能」と言ってしまう点は寂しい限りだが。ただ、最近はあちこちで地震が発生している。気持ちがいいものではない。という筆者も「大災害が来るかも」という無責任な記事を書いたことがある。今から26年前。

「1999年の7の月、空から降ってくる恐怖の大王によって、世界は滅亡する」

そう、ノストラダムスの大予言。フランス人のノストラダムスという方の著書に、人類が滅びることを予告した一節があり、なぜか、この本がベストセラーとなった。オカルトブームが重なって、あちこちで話題になったが、当時はネタとして使われた面も多かった。もちろん、予言は外れた。今もこうして、人類は滅んでいないし、大王も降りてこなかった。

当時の阪神は野村監督が就任1年目。空前のノムさんフィーバーが沸き起こった。6月9日には中日と同率ながら首位に。1992年以来2209日ぶりの大事件だった。暗黒時代を脱出できるかもしれない? 優勝できるかもしれない? ファンは大いに盛り上がった。そんな時期のこと。

--監督、せっかく首位になりましたが、来月、地球が滅びたら、阪神の優勝はなくなりますよ

今思えば、メチャクチャな質問をした。自分でも恥ずかしい。

「アホか。ノストラダムスと野村と、どっちを信じるんや。偉大な歴史が始まるかもしれん」

遊び心たっぷりに答えてくれた名将には、感謝しかない。原稿にも書いた。

そして…。地球は滅びなかったが、阪神も優勝しなかった。優勝どころか最下位だ。野村監督は3年間指揮をとって、連続最下位。偉大な歴史は全く始まらなかった。7月は、加速度的に負け始める月でもあった。当時のスコアブックを見返すと、一面に文字がギッシリ。野村監督の言葉で埋め尽くされている。今のようにレコーダーで音声を記録することなどできない時代。ボヤキ。不満。嘆き。必死に書き留めた。

ただ、野村監督の言葉は、当たっていなくもなかった。1999年7月21日、甲子園での阪神ー広島戦。野村監督の目の前で、とんでもない記録がスタートしていた。当時カープの主砲だった金本知憲の「連続試合フル出場」が、誰に気付かれることもなく(当たり前だが)始まったのだ。前日は左腕・遠山のワンポイント登板に、代打が送られていた。21日に「4番・左翼」でスタートした記録は、2010年4月17日まで、1492試合継続される世界記録であり、まさに偉大な歴史だ。達成時は阪神のユニホーム。大王ではなく、鉄人が舞い降りていたということになる。ということで、7月5日に大地震が起きないことを願いつつ、今月、どこかで、新たな偉大な記録がスタートしていないか、探してみてはいかが?

■上田 雅昭(うえだ・まさあき) 1962(昭和37)年8月24日生まれ、京都市生まれ。86年入社。近鉄、オリックス、阪神を担当。30年近くプロ野球を見てきたが、担当球団が一度も優勝していないのが自慢(?)

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公示 7月22日

予告先発7月22日甲子園

阪神

髙橋 遥人(11勝0敗 防御率1.62)

DeNA

藤浪 晋太郎(0勝0敗 防御率9.00)

阪神

投手成績

防御率-
勝率-
勝利-
セーブ-
HP-
奪三振-

打者成績

打率-
安打-
本塁打-
打点-
出塁率-
盗塁-

セ・リーグ

投手成績

防御率髙橋 遥人(阪神)1.62
勝率髙橋 遥人(阪神).917
勝利髙橋 遥人(阪神)11
セーブR・マルティネス(巨人)29
HP田中 瑛斗(巨人)27
奪三振才木 浩人(阪神)120

打者成績

打率佐藤 輝明(阪神).329
安打佐藤 輝明(阪神)105
本塁打森下 翔太(阪神)24
打点佐藤 輝明(阪神)64
出塁率佐藤 輝明(阪神).410
盗塁岩田 幸宏(ヤクルト)25

番記者

プロフィール

2002(平成14)年生まれ。山形県山形市出身。2025年に入社し、コンテンツ編集部所属。高校まで約10年間サッカーをプレーし、ポジションはセンターバック。ビルドアップは苦手。心のクラブはアーセナル。最近の趣味はMリーグ観戦。

プロフィール

2000年生まれ。奈良県出身。24年に入社し、運動部所属。父の仕事の転勤で小学4〜6年時を上海で過ごしたが、中国語は全く話せない。大学時代は近大スポーツ編集部に所属。当時4年の阪神・佐藤輝明を取材。23年に阪神のリーグ優勝、日本一を現地で観戦した。

プロフィール

1994(平成6)年生まれ、広島県出身。2017年入社。入社後、アマ野球などを経て、18年からゴルフ担当。20年から阪神担当。佐藤輝や近本ら、主に野手をメインに取材。趣味はゴルフと麻雀。スコア100切りと九蓮宝燈をあがることが人生の目標。

プロフィール

1964(昭和39)年8月25日生まれ、徳島県出身。1988年入社。サンスポから夕刊フジ(阪神、相撲、事件報道担当)産経新聞(阪神担当)などを経て、10年サンスポへ。デスク、評論家、中日担当を経て20年阪神復帰。趣味は温泉巡り、将棋。

プロフィール

2000(平成12)年生まれ。高知県四万十市出身。2023年に入社し、阪神担当。大学まで野球部に所属し、高知中3年時にUー15(15歳以下)日本代表に選出され、高知高3年時には投手として第90回選抜大会にも出場。人生の構成要素はサザンオールスターズとジブリ映画。

プロフィール

1988年生まれ。静岡県出身。2012年入社。同年の高校野球を担当したが、大谷翔平を取材したことがない。その後、プロ野球・阪神などを経て文化報道部。25年から阪神担当に復帰。趣味はサッカー。PKを蹴る方向は大体左。ボールに水は掛けない派。