評論家・タレントの山田五郎さんが7月、67歳で死去した。原発不明がんで闘病中だった。美術家で映画監督の村上隆さんら著名人から追悼の声が寄せられている。
山田五郎さん(本名・武田正彦)は1958年12月5日生まれ。講談社で編集者を務めた後、フリーランスに転身し、評論家・タレントとして活躍。美術、時計、歴史など幅広い分野の教養をわかりやすく解説するスタイルで人気を博した。
特にYouTubeチャンネル「山田五郎 オトナの教養講座」では、美術や文化に関する深い知識を楽しく発信し、登録者数十万人を誇った。2025年10月には「第17回伊丹十三賞」を受賞。「賞罰と無縁の66年。身にあまる賞」と喜びのコメントを残していた。
山田さんは2024年10月、原発不明がん(ステージ4)と診断され、抗がん剤治療を続けながら活動を継続していた。腰痛をきっかけに発覚し、骨への転移も明かしていた。闘病中も「やり残したことはない。毎日が続いてほしい」と前向きに語っていた。
美術家で映画監督の村上隆さんら著名人がXなどで追悼の意を表している。山田さんの幅広い教養と親しみやすい解説スタイルは、多くのクリエイターに影響を与えた。
講談社社友会でも本名・武田正彦として訃報が掲載され、関係者に衝撃が広がっている。
山田五郎さんの死去により、教養エンターテインメントの分野に大きな穴が開いた。
山田さんのご冥福を衷心よりお祈りいたします。
(文/The Audience編集部)