ソフトバンク・周東佑京 執念V犠飛&9試合連続安打 今季最多貯金22のチームけん引
◇パ・リーグ ソフトバンク5―4ロッテ(2026年7月20日 ZOZOマリン) 首位・ソフトバンクは20日、ロッテに5―4で競り勝ち、連勝を4に伸ばした。2点を追う4回に海野隆司捕手(29)の2点二塁打で同点とする。両軍1点ずつ加え4―4で迎えた9回に周東佑京外野手(30)の犠飛で勝ち越した。昨年の「海の日」も2安打1打点と活躍していた周東は5回に9試合連続安打となる中前打で出塁し、リーグトップ21個目の盗塁も決めた。チームは今季7度目の同一カード3連戦3連勝で貯金を今季最多の22とした。 【写真あり】250盗塁達成 鷹のスピードスターに金字“盗” 250盗塁以上では最高成功率 しっかりと捉えた打球が右中間に打ち上がる。中堅手にスライディングキャッチで好捕されたが、犠牲フライには十分すぎる当たりだった。周東が9回1死二、三塁で決勝の犠飛を放った。 「(俊足の)庄子が三塁ランナーでしたけど、内野が前だし、ゴロだけ打たないようにという意識でした。どんな形であろうと点が入って良かったです」 足を絡めてワンチャンスを生かす攻撃となった。先頭の代打・柳町が死球で出塁し、小久保監督は代走・庄子を送る。その庄子が1死から二盗を決め、正木の四球の際に捕手がボールを後逸すると三塁へ。値千金の一打につながった。 球界屈指のスピードスターはリーグ2位の14盗塁を決めている庄子に“盗塁講座”も行っている。「ピッチャーの姿とかを言っているだけですけどね。スタートの仕方とかは彼の形があるので。ピッチャーの癖とか、どういうふうに見えているかとか。1人走れるより、2人走れる方がチーム的にも大きいと思うので」と話す。 接戦などで光る足を生かす攻撃は、首位を走るチームの大きな武器となっている。自身も3―3の5回に9試合連続安打となる中前打を放つと、リーグ断トツの21個目の盗塁を決め、栗原の右前適時打で生還した。 勝利打点は3月31日の日本ハム戦以来と久しぶりだった。5月後半から主に2番を任され「後ろに2人がいることによって点になる。どうにか塁に出たいと思いながら。(1番の)正木も長打とかあるのでつないだりできれば」と言う。70打点の3番・近藤、68打点の4番・栗原の前でチャンスメーカーとして真価を発揮している。 少しイタズラっぽい笑みを浮かべ「僕らのおかげで打点王争いをしているので感謝した方がいいですよ」と口にした。「もうちょっと野手が点を取ってピッチャー陣に楽をさせてあげたい」。チームは4連勝で貯金は今季最多の22となった。 (木下 大一)