唯一のピンチで2者連続奪三振「ゲームを支配する姿見た」 飛躍中のソフトバンク前田悠伍 「大谷以来」の快挙に数字の裏付けも
◆ロッテ0―3ソフトバンク(19日、ZOZOマリン) 20歳の左腕は酷暑の千葉でも頼もしかった。5戦連続で7回を投げて無失点。ソフトバンクの前田悠伍は「連勝を意識したわけではないが、自分の投球ができているのが結果に結びついている」と笑った。高卒3年目以内での開幕7連勝は、2015年の大谷翔平(日本ハム)以来だ。 ■【動画】冷静沈着!前田悠、7回を無四死球無失点に抑える好投!! 今季最長の9連戦で2度投げるため、2戦目の先発を託された。「100%でいくことしか考えていない」。初回に先頭の藤原恭大に右前打を浴びたが、その後は12人連続アウト。先頭のソトに内野安打を許した5回も後続を3人で仕留めた。 圧巻は初めて得点圏の走者を背負った7回だった。2安打と暴投で1死二、三塁としたが、井上広大と代打の佐藤都志也を2者連続の空振り三振。小久保裕紀監督は「ピンチで狙って三振を取りにいった。頼もしく見えてきましたね。ゲームを支配する姿が見えてきた」とたたえた。 目を見張るばかりの安定感だ。5月は今季初登板から4戦2勝、月間防御率3・50。ここから6月に3戦3勝、同0・95と調子を上げ、7月は3戦2勝、同0・43と驚異的な成績だ。この日は98球を投げて4安打、自己最多タイの8奪三振で無四球のおまけを付けた。 今や大津亮介と並ぶ左右の両輪だ。「登板日以外の取り組みも3年目とは思えない。トッププレーヤーに上り詰めるサイクルに入っている気がする」。小久保監督も成長に目を細める。次回は24日からの西武3連戦で先発する見込み。まだまだ連勝は途切れそうにない。(鬼塚淳乃介) 【#OTTOホークス情報】 ▼「トッププレイヤーに上り詰めるサイクルに入っている気がします」小久保監督、開幕7連勝の前田悠伍に〝一流選手〟の兆し見る▼
西日本新聞社