【平成の虎から令和の虎へ】ノムさんキッパリ!優勝より大事なG倒(3/6ページ)

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 優勝を確信したのはいつ? 誰の活躍が大きかった? 仮定の世界の問いかけに、当時の指揮官が汗をかきかき答える。「バックスクリーン6連発が大きかったですわ」。精一杯のジョーク。外国人記者は大爆笑。ただ、その場にいた虎番記者は笑えなかった。シャレと分かっていても、バカにされているのは間違いなかったから。阪神以外の他の11球団に、こんなムチャぶり会見、頼むはずもない。絶対、勝てないでしょ、だから今のうちにやりましょう-。世界中がそう思っているからこその会見だった。

 そんな世間の目を180度転換するには最高の人材だった。ヤクルトで優勝4度、日本一3度。名将の到来にマスコミは沸いた。日本中のマスコミが阪神に注目し、全国区のテレビ特番が組まれた。それ以上に阪神ファンは狂喜乱舞した。いわゆる「ノムさんフィーバー」。野村なら阪神を勝たせてくれる…。少なくとも関西は信じた。100万円の純金ノムさん像が作られたのもこの時だった。

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