「最近はあまり成功しようと思わない」のに史上49人目の250盗塁 ソフトバンク周東佑京が8年間で磨き上げた並外れた嗅覚
◆日本ハム7―6ソフトバンク(15日、エスコンフィールド北海道) ソフトバンクの周東佑京外野手(30)が通算250盗塁を達成した。3回2死一塁、近藤健介への2球目で二塁へスタートを切った。「大事に行く場面でもなかったから思い切っていった」。きっちりと二盗を成功させ、史上49人目の大台に乗せた。 ■【動画】左腕でも余裕でセーフ!周東佑京が通算250盗塁達成! 初盗塁は2019年。この8年間で積み重ねてきた経験値が感性を研ぎ澄ませた。初回にもチャンスはあった。1死で先発加藤貴之から左前打を放って出塁したが、このときはスタートを切らなかった。二盗を決めたのは2打席目の後の3回。左前打で出塁した周東は「1回目と(加藤貴の)立ち姿が違ったので、いけるかなと思って」。言葉通りモーションを盗んで二塁を陥れた。 これまでで盗塁失敗はわずか47個。盗塁成功率は8割4分2厘で、250盗塁以上した選手の中でトップだ。この成功率の高さについて、現役時代に歴代22位タイの342盗塁を残している本多雄一内野守備走塁兼作戦コーチ(41)は「感覚もあると思う。投手の呼吸やリズムが分かるとか、塁上で『あ、これはもう(けん制は)ない』ってひらめくものがあるとか。野生の勘みたいなもの」と説明した。 周東は盗塁の秘けつについて「足の速さですかね」と笑いつつ「最近はあまり成功しようと思わない。普通にスタートを切って普通にいくみたいな。別に良いスタートを切ろうと思ってもないし、悪ければ止まればいいし。ある程度のスタートを切ろうという余裕を持っていけてるのがいいかな」と明かした。経験で得た並外れた嗅覚が周東たらしめている。(大橋昂平) 【#OTTOホークス情報】 ▼「次回もいきます」ソフトバンク小久保監督、3回途中4失点でKOのスチュワートについて説明 18日から球宴前最後の9連戦▼
西日本新聞社