英新首相とたこ焼きパーティーで親交、大阪市の横山市長が感じた熱意とキャプテンシップ

大阪市の横山英幸市長(左)と英国の新首相に就任したバーナム氏(中央)(横山氏の公式Xから)

英国の新首相と大阪市に意外な縁-。大阪市は昨年9月、英首相に就任したバーナム氏(56)が当時市長を務めていたグレーター・マンチェスター合同行政機構(GMCA)と姉妹都市提携を締結している。横山英幸市長(45)=日本維新の会副代表=は21日、一緒にたこ焼きを作るなど親交を重ねたバーナム氏について「課題を一つ一つ解決し力強い判断をしてくれる、新しい時代を示す首相になることを確信している」と期待を寄せた。

横山氏によると、バーナム氏の人柄は「(先頭に立って組織を牽引(けんいん)する)リーダーシップというより、キャプテンシップ(統率力)。みんなと同じ目線で方向性を示し、みんなで進もうとする人」。柔和だが、「こうだ、というときは絶対にそちらに進んでいく」と評した。

その好例が、大阪市にとっては36年ぶりとなる姉妹都市提携だったといい、横山氏は「バーナム氏のキャプテンシップがなければできなかった。それほど熱意を持って大阪、日本との縁を考えてくれた」と振り返った。

日本における東京と同じように、英国も経済や文化の面でロンドン一極集中が進んでいる。

中部マンチェスター市などで構成されるGMCAは、交通や経済といった広域政策を推進する行政体で、英国第2の経済圏。バーナム氏はマンチェスター市長として地域経済の底上げなどに尽力した経歴の持ち主で、「副首都」構想の実現を目指す横山氏とは、改革の理念で重なる部分もある。

横山氏は「地方に拠点を置いていた政治家が一極集中の国家で、どういった国をつくってくれるのか、大いに期待している」と話した。(前原彩希)

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