「これぐらいやらんといけないです」全3打点のソフトバンク栗原陵矢 ミス翌日の汚名返上へ試合前から大事にしたこと
◆ソフトバンク3―0楽天(12日、みずほペイペイドーム) 選手会長が汚名返上の一振りだ。ソフトバンクの栗原陵矢内野手が、25号2ランを含む、この日の全3得点を稼ぐ活躍で勝利に貢献した。 ■【動画】これこそ汚名返上! 栗原の超強烈25号! まずは初回に先制の左前適時打。さらに3回1死一塁、楽天先発の古謝樹のツーシームを強振し、打った瞬間スタンドインを確信。打球は右中間スタンド前列へ飛び込んだ。「人生一集中した。最高です」と笑顔を見せた。 悔しさをバネに奮起した。11日の同戦での守備ではアウトカウントを間違えるミスを犯し、打席でも3試合連続無安打。精彩を欠いた一戦に小久保監督も「隙だらけ」と苦言を呈していた。痛恨のプレーに加え、指揮官の言葉に触れ、夜もすぐには寝付けなかったと振り返る。「情けない。これだけ野球をやってきてああいうミスが起こるのは、自分の責任以外の何物でもない」 翌12日。栗原が試合前から大事にしたことがある。「あまり表情や態度に出さないように、っていうのは気をつけていました」。小久保監督も前夜、「打てなくても中心選手はファンもチームメートも見ている。変わらぬ姿でやるしかない」と説いていたことを実践。決して落ち込んだ顔は見せず、バットでしっかり取り返した。 試合後、報道陣の前に現れた栗原は開口一番、「疲れた」。普段以上にプレッシャーの掛かる一戦だった。それでも続けて、「これぐらいやらんといけないです」。中心選手としての自覚が、すぐさま取り返す一打を生んだ。(鬼塚淳乃介) 【#OTTOホークス情報】 ▼「むかついとったでしょうね」ソフトバンク小久保監督、汚名返上3打点の栗原陵矢に笑顔 前日は「隙でしかない」と厳しく指摘▼
西日本新聞社