今井達也、6回1失点8Kで6勝目「山あり谷ありのジェットコースター」が、この日は「山」と出る、米解説者もべた褒め
◇21日(日本時間22日) アストロズ5―3マーリンズ(ヒューストン) アストロズの今井達也投手(27)は、地元のマーリンズ戦に先発登板。2週間ぶりとなったシーズン後半戦の初マウンドは、今季最長に並ぶ6イニングを4安打1失点に抑え、3試合ぶりで6勝目(4敗)を挙げた。8奪三振、3四球。防御率は試合前の6・06から5・59となった。 ◆今井達也、8回でも155キロ、三振奪い雄叫び!【動画】 6回2死一塁。今井がマーシーに投じたこの日最後の96球目は、外寄りの155キロ直球。左飛に打ち取ると、右腕はゆっくりマウンドを降り、満足げな表情で女房役バスケスとハイタッチ。勝利確定の直後、地元中継局スペースシティーHNのジェフ・ブラム解説者は「きょうは『いいバージョン』の方の今井が姿を現し、試合の基調をつくってくれた」と、満足そうに語った。 ジュリアン・モラレス・リポーターは試合前、今井のシーズン前半戦を「山あり谷あり、まさにジェットコースターでした」と評した。「素晴らしい内容の試合もあれば、そうはいかなかったときもありました。体の使い方という点でいくつかのアジャストをしてきました。中でも、特に継投ノーヒットノーランを達成したレンジャーズ戦はハイライトの一つでしたが、最近は明るい面が陰に取って代わられています。直近4試合だと、最初の2試合は2桁奪三振と素晴らしい出来でしたが、ここ2試合は短い登板(計5イニング)に終わってしまいました」。 前回登板は今月7日のナショナルズ戦。同リポーターは「きょうは2週間という長い間隔でマウンドに上がります。エスパーダ監督は、これが彼にとってプラスに働くと思っています。この間に監督は投手コーチ陣を交えて今井本人とミーティングし、後半戦にどういう方針でいくかを話し合ったそうです」と紹介した。 エスパーダ監督は試合前、「今井の投球フォームに関しては、シーズンを通してかなり安定していると思う。あとはどの球を使えばストライクを稼げるか、どの球ならば空振りを奪えるかということだ。彼がそれぞれの球種をどのように使っているかについては、いまではかなり多くのデータがそろっている。それを踏まえ、シーズン後半戦でどんな投球を見せることになりそうか、こちらとしても準備しておきたい」と語った。 同局のジェフ・ブラム解説者も試合前、「2週間という長い休みを過ごしたことが、いろんなことを修正する期間になっていればいいね。そういう意味でも、ワクワクさせてくれる登板だ」と語っていたが、願い通りに奏功した形となった。 同解説者は「いい登板が続いたかと思えば、直近はそうでない登板が続いている。『おお、何かを見つけたのか』と思えば、急にストライクゾーンを見失うということが続いているのがネックだ」。相方のトッド・キャラス実況も「6月19、25日の2試合は計12イニングで21奪三振、1四球でした。それが直近の2試合は計5イニングで5奪三振、8四球と対照的な数字です」。同解説者が「そうなんだ。だから、どうしてなのかを説明するのは本当に難しいんだが、球自体を見ても、実力があるのは間違いないんだ。力があることは今井本人も分かっているから、フラストレーションがたまるだろうな」と、心中をおもんぱかった。
中日スポーツ