今井達也「途中からよく使えた」6勝目つながった“第3の球種”の効果実感 地区優勝「狙える位置にいる」
◇インターリーグ アストロズ5―3マーリンズ(2026年7月21日 ヒューストン) アストロズの今井達也投手(28)が21日(日本時間22日)、本拠でのマーリンズ戦に先発。6回4安打1失点、8奪三振の好投で、6月25日(同26日)のタイガース戦以来となる6勝目を挙げた。今季の成績は6勝4敗、防御率5.59となった。 今月7日(同8日)ナショナルズ戦以来、中13日となった後半戦初めてのマウンド。初回を11球で無失点で終えると、味方が先制した直後の2回は圧巻の投球を披露した。先頭のスミスをスライダーで空振り三振、続くコーナインもスライダーで一ゴロに打ち取ると、マーシーもスライダーで空振り三振。この回、投じた12球のうち11球でスライダーを選択し、力で相手をねじ伏せた。 打順2巡目以降は直球の割合を増やし、“第3の球種”のチェンジアップも積極的に織り交ぜた。3、4、5回とも2死から走者を出し、2―0の5回には1点を失ったが、粘りの投球を徹底。6回も2三振を奪うなど安定して回を重ね、今季14試合目の登板で3試合ぶり5度目のクオリティースタート(6投球回以上、自責3以内)を記録。勝負の後半戦に向けて好スタートを切った。 全米野球記者協会所属でアストロズ番記者のハビエル・ゴンザレス記者は自身のXで試合後に今井が取材を受ける様子を投稿。今井は「久々の試合にはなりましたけど、最少失点で抑えられたのが一番よかったかなと思います」と振り返った。 「球場の表示では『スプリット』って出ていたんですけど、ほぼほぼチェンジアップ」と明かした上で「登板前の時にコーチとミーティングして“まっすぐとスライダーだけじゃなくて、先発で長いイニングを投げるので、もう1球種くらいあったらいいよね”っていう話ももらったので、それもいいアドバイスになって、今日は途中からチェンジアップもよく使えたかなと思います」と第3の球種の効果を認めた。 前半戦では結果を出すことを最優先し、積極的には使用してこなかった新たな球種を取り入れることで、確実に投球の幅は広がった。「前半戦は自分としては満足いく結果ではなかった。チームに貢献できた数も少なかったですし、後半戦の最初の登板、すごく自分にとっても大事だと思っていた」と巻き返しを期し「優勝争いの中で全然まだまだ狙える位置にいるので、ここからしっかりチーム全員で戦っていければなと思う」と表情を引き締めた。